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汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの唄 夢の華

2010年12月16日 | 歌詞
引き裂かれた絆 
時間のかさぶただけが 生きがいだった
濡れた頬に張り付く 唇の桃色が やけに震える

冬は当たり前のように過ぎ行く
感情を抑制できず 泣いた夜は数知れず 

囁く口元が やけに蒼を帯びた空に映える
何度も口づけをし合った記憶の中 絶え行く花は
擦れた想い出の中に 小さな波紋を呼ぶ


壊れたものを想う
偽りを重ねた記憶 すれ違いを直せず
苦渋を舐めた数だけ 空に輝く星 涙を流す

冬は温かな何かを奪い去る
それは遥かを夢見た 小鳥が犯した感傷

囁く口元が やけに蒼を帯びた空に映える
何度も口づけをし合った記憶の中 絶え行く花は
擦れた想い出の中に 小さな波紋を呼ぶ

青草の薫りが懐かしい
幾つもの峠を越えた 真実が見た絶望
歓びが掛け替えのない夢に変わるとき
人は再び愛に目覚める
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みやすけの唄 蜜の味

2010年12月07日 | 歌詞
世界が消えてしまうとき
懐かしさに囚われて 流した涙
男とも女ともとれない
それは孤独な奇跡

不摂生な生き死に
その身を横たえることに 意味を連ねて行く
命は壁を超える 無知に還りつく

形が生き残りを失くす
届かない想いを壊す お前が愛しい

世界が乾涸びてしまう
静寂と共に朽ちる 今宵の希望
踊ることも他の何もかも
嘘と歓びの宴

呆れ果てた人形は 世相にものを云う
それが忠実に再現された 架空とは知らずに
玩具はその眼で 何を見つめている

形が生き残りを浚う
黎明を過ぎた頃に 途を見つめる


浚う→さらう
黎明→れいめい
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みやすけの唄 終焉

2010年11月30日 | 歌詞
月に身体を隠されて 凍えた感情
冷たい季節の流れが 果てに見た零落を想う

折り重なって行くもの
全てに浸透していく水の 柔らかな唄でさえ
廃れていく記憶を 止める事は出来ない

それは一瞬の幻

口では云えないことを もう云う事はない
これ以上泣いた所で もう出口は見つからないから

無くなって行くもの
歓びも哀しみも満たしていた あの時の繋がりも
星に消えた願いを 護る事は出来ない

それは古の言伝

思いがけない亀裂に 心は折れている
慰めを求めて流れ 疲れた身体をベッドに沈める
今宵の盲目
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みやすけの唄 想いと欠片

2010年11月24日 | 歌詞
傍にいた時の温もり なくせない記憶
かけ離れた理想だけが 現実だった

宿命といえば それで赦されるだろうか
流れ行く時間に身を浸して 壊れ行く記憶

どうしてだろう
強張る両手から滲む夢が 僕の首を締め付ける
山茶花が揺れる景色の中に 記憶の影が戯れている
それは消えない傷跡

傍に落ちている言葉と 拭えない涙
零れ落ちる空しさだけが 安らぎだった

この運命は 二人にとっての始まり
盲目に陥った少女が見る 未来の物語り

どうしてだろう
星は輝きを失ったのに はやる鼓動が痛い
人を想う時に感じてしまう 虚しさがここにはあるから
それは絶えない哀しみ

夜空がこんなに綺麗だとは知らなかった
あなたといたという事実だけが 新たな宇宙に繋がる
心を縛る理性なんていらない
必要なのは これからを見つめる純真な 互いの感情
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みやすけの唄 雪解け

2010年11月08日 | 歌詞
殴り書きされた詩篇
気持ちが揺らぎ 意地悪をした
想い出と現実に挟まれ 夜はこんなにも冷たい

優しさが一瞬の淋しさに変わる
互いの環境が生み出した気持ち

愛情が言葉を紡ぐ時
零れ落ちた涙は これからを見つめている
欲張りすぎた事を後悔しても
過ぎ去ったことは変わらないから

過剰に溢れた想い
すれ違いは もう戻せない
想い出が後悔に溺れ 夜はこんなにも哀しい

新雪が季節の風に運ばれて
この窓に映る景色が変わって行く

互いにキスを交わしたとき
かすむ瞳の中には もう僕はいないから

指に触れ溶け行く雪を見つめながら
移ろい行く感情に 戸惑う毎日
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みやすけの唄 木枯らし

2010年11月02日 | 歌詞
その表情に映える 笑顔が少し寂しい
なぜだろう この重たい心をどうか察して
何も言えない臆病な 僕に降りしきる雪の切なさ

大切だから分かち合おうとするんだよ
手を握り合った過去は 今でも夕暮れにまどろむから

風が君の心をくすぐるとき
僕はあの場所で 君を待っているから
寂れ行く季節に ほんの僅かな言葉を添えて

傍に居ても詰まる気持ちは収まらない
近づき合った温もりも 未来に届く事はなかった

君の感情に応える 勇気が少し足りない
どうしよう この頼りない僕をもっと叱って
何もかもが鮮明に 目の前に起こったことだから…
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みやすけの唄 本当のことば

2010年10月29日 | 歌詞
会えない時に ふとした事が億劫になる
大切だからこそ 分かち合う事を望む
たった一つの願い

それが叶う日まで また一夜は過ぎていく
流れる時間は 僕をまた一つ小さくさせるから

会えない時は 僕の言葉を想い出して
色んな気持ちが あなたの小さな胸に
孤独を持たせるから

色んな事して 色んな表情を見つめて
水は色んな心に浸透して 今を変えていく
未来の一端に 幽かな風を吹かせるから

それが叶う日まで まだあなたは泣いている
割れかけたガラスは 決して元には戻らないから

ただ一つの願い
ただ一つの歓び
そして淋しさ

どれを取っても あなたのと飛跡は変わらない
この気持ちこそ 本当の真実だから
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みやすけの唄 涙

2010年10月28日 | 歌詞
どれだけの愛があれば 君は笑顔になってくれるの?
わだかまる気持ちと 君の困惑の表情に映る空しい時の刹那

温かな日差しが恋しい
緑がその輝かしさに包まれる力
揺るぎない胸の奥に根差した追憶 そして絆

どれだけの嘘が重なって 君はそんなに泣いているの?
壊れかけた心に 君が流した涙の跡が僕を惑わせてしまうから

何のための憤り?
癒しを求めて旅立った鳥が 星を見つめている
さよならを言った雨の日 潰された過去

清らかな言葉などいらない
今あるのは失って途方に暮れる影
消しゴムで消された未来を夢見る マリオネット

愛してるという気持ちが 共に分かち合う日々の中で
新たな奇跡を 待ち望んでいるから
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みやすけの唄 途筋

2010年09月25日 | 歌詞
未来の前に見えた
朧な眼差しをした少女の憂鬱
真赤な太陽が零した愛の雫を数え
溜息を吐いた夕暮れの渚

現実から隠れては
眼を背けて来た あなたの哀しみの表情に
幾つにも分かつ 奇跡の欠片を探した

粗暴な計らいに昏倒する 人間の慈しみ
妖艶さが滲み出る樹木に 集まる
虫達の壮大な命を賭けた戦い


未来を前に消えた
不遜な戯言に映える少年の悲壮
艶美な三日月が凍える愛の低落を見据え
溜息を溢した朝焼けの帳

現実から逃避した
安楽の中に 木霊する夢の景色でさえ
幾つにも滲む 蠱惑の花弁を見つける

孤独な途筋に傾聴する 人間の欺瞞さに
振り廻される命の価値は 強張る
動物の誇大な誇りを賭けた哀しみ
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みやすけの唄 郷愁

2010年09月10日 | 歌詞
あなたと想い出語る 表情がなぜか切なくて
溜息に混じる言葉の端々に 虚ろに姿を見せる幸せの世界

孤独の帳を潜り抜けて 流した涙に あなたは笑って見せる
この瞬間の幽かな愛情は 形の無い空を彷徨っている

あなたを傷つけたのが怖くて 伏し目がちな未来を見る事が出来ない
どんな些細な諍いの中で 培われた繋がりでさえ
この夜に吹き荒れる淋しさを 拭い去る事は出来ないから


傍にずっといたい気持ち 断る勇気も出せなくて
繋いだ手の温もりに流れる時が 到着点を探して心落ち着かず

そうした出来事を重ねて 共に成長する 見つめるあなたの動揺
この友愛に求め続ける愛が 決して交わらない線を見つめる

あなたを見つめるのが恐くて 手を取り合った過去を想い返している
幻は言葉の中に宿る 素直になるのがただ恐くて
この今に流れ行く哀しみを 受け止める事が出来ないから
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