吹き荒れる 魂は旋律に舞う
永遠の愛に溺れる あなたは未知なる存在
待ち焦がれる 滅び行く宇宙に
冷たい鎮魂歌が 鳴り響く
雪は宙に舞い その花弁は枯れる
雫に映る 月明かり
霧消する雪は 血の幻想に染まる
鮮やかな季節に 遠い哀切を感じた
愛おしいあなたに 接吻を施し その刹那を知った 初夜
その眠れる夜に 月明かりは 朧に滲む
妖艶に染まる 身体の白い線
そのシルエットは壊れ
バラバラになった あなたを抱き締めた
吹き荒れる 魂は旋律に舞う
永遠の愛に溺れる あなたは未知なる存在
待ち焦がれる 滅び行く宇宙に
冷たい鎮魂歌が 鳴り響く
雪は宙に舞い その花弁は枯れる
雫に映る 月明かり
霧消する雪は 血の幻想に染まる
鮮やかな季節に 遠い哀切を感じた
愛おしいあなたに 接吻を施し その刹那を知った 初夜
その眠れる夜に 月明かりは 朧に滲む
妖艶に染まる 身体の白い線
そのシルエットは壊れ
バラバラになった あなたを抱き締めた
焼け付く身体 星が廻り 生命が芽吹く
その身体は 鮮やかな血しぶきを上げ
透明な空に消える
腕の中で 壊れ行く玩具のように
泣いている瞳は 薔薇の花びらに塗れ
その意識の流れだけが 屍の孤独を映し出す
波は薄れ 月明かりは 雲間に隠れる
鮮やかに散らばる 鮮血を隠すために
闇に閉ざされた 感情
そこには もはや血は一滴も残ってはいない
腐食していく花は その美しさに怯える
可憐な夢は 火葬の猛火に 揺られ
温かな感情の中で 朽ち果てる
冷たい手に 滴る 血の雫
その零れ落ちた地面に 咲いた花は
あなたを誘う 甘い誘惑の掌
交わす唇 灯火の揺れる 川の瀬
前髪の隙間から 流れる涙
光る星が 命を終えて 宇宙に還るとき
静寂に包まれた世界は より美しく見える
虚ろな瞳の 小さな孤独
静かに横たわるあなたの身体に 熱く接吻しながら
涙が溢れ 月が霞む記憶は 蘇る
まだ熱い目頭には 愛を想う故の 寂しさが募る
落ちかけの果実 割れた夜空には 星が囁き
小さく呼吸している まるで赤ん坊のように
寒空に走る星 祈りの言葉は いつでも零落する
短い命が 遥か先を目指すように
想いは交差し この生命は 果てしない宇宙に消えていく
空は果てしない 夢
弾け飛ぶ水 紅の唇 嘲りの表情
幸福の途へと 脚を運び
その虚ろな街の中で 愛を紡ぐ
身体の内へと繋がる 一つの道
身体はよがり この熱い胎内に宿る情熱で
あなたの唇が渇く程に 愛し合いたい
淋しさの中で 雨は降り続き
最後の灯火は消えた
隣り合う身体には 一つの愛が見える
凍えるように 静止した時間
あなたの唇には 交わす悦びの味
空には切り離された 雨雲の陰が
今にも降り出しそうな涙を 抱えている
発汗する 身体の線に合わせて
吐息は漏れる 水の流れのように 静かに
夢はアラベスクのように 輝き 瞬く
心臓の音は孤独 愛を交わす唇
冷たい情愛は 温かな血潮に溶けていく
薄暗い場所で 水の流れる音
交わされる命 孤独の中に 溢れる花びら
生命が蠢く まるで蟲のように
濡れた唇 愛を滲ませた 瞳は宙を見つめたまま
ひしめく愛の中で 窒息している