日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 6月25日】

2006-09-13 05:29:27 | Weblog
《下見&整理》快晴暑い

 今朝は雨が強くなって、弱ったなと思っていたら、止み、今度は薄日が射(さ)すと言った変な天気。まずは、上野さんにお聞きしていた、上陸場所の公園を目指して、出発。その前に、方向が近いので  「柿田川湧水公園」へ行ってみよう。それに今夜の寝場所も確認しておこう。
柿田川遊水池
 所がどこでどう間違えたか、中々行き着かない。若いお母さんにお聞きして、ようやくつかめた。何と国道一号線沿いにあるのだそうだ。何とか1号線へ出て、ようやく湧水公園へたどり着く。まだ、朝が早いので、観光客もいないし、静かなのが良い。一通り見て歩いたが、一番きれいだったのは、水面に梅花藻の緑が浮かび、丁度、クロード・モネの「睡蓮」の絵のような美しさ、または、オードリー・ヘップバーンの「緑の館」を彷彿と感じさせる美しさだ。でも、古い話しだなぁ!

 で、売店で「テント張れる場所は」とお聞きしたら、『この近辺にはそれはないですよ。』とのこと。残念!でも、おかしいなぁ?

 それではと、川辺公園を探しにあちこち行く。これも中々見つからない。なにさま、土手を走れないのだから、自分がどこを走っているいるのかさっぱり分からない。地図を片手に兎に角尋ねながら走る。
 やっと公園が見つかり、今度はカヌーを上げれる所を探す。これがまた困ったことに中々みつからない。仕方なく流れ込みの溝に少し入り、そこから階段を上げることにし、通路の鉄柵へ自転車をくくりつけ、今度はスタート地点へ向かう。

 伊豆長岡駅近くの「千歳橋」を目標に走る。所がこれがまた、とんでもない分かりにくさ、6km程の距離を車で、一時間もかかってしまった。やはりカーナビが要りそうだ。なお、この橋の下への入り口は4時には閉鎖されるとのこと、それまでに帰り付かねばならぬ。
 昼食を簡単に済ませ、川面までの長い距離を運び、何とかカヌーを降ろし、スタートしたら、結構強い向かい風が吹き、押し戻される。これは困ったぞ!4時に帰れなかったら、明日の8時まで車が動かせない、橋の下は草も生えているのでテントには楽だけど…。
 またも、強い風が吹き、押し戻される。これは今日は止めろという合図だと勝手に解釈し、中止することにした。車にカヌーを積むのも大変だから、川原の小高い所で、人があまり行かない草深い場所にアンカー打って、置いておくことにした。多分、盗られる事も無いだろう。その間、少しでも、整理し片付けておこうと伊豆長岡町役場へ、向かう。

 ここでも、気楽に空いている部屋を貸してくださり、ありがたいことだ。2時間近く、お世話になって、4時過ぎ帰ることにした。帰るとき総務のお嬢さん、車を見てて、興味津々で話しかけて下さった。HPへ狩野川ができたら何とかしてお知らせしたいものだ。
 夕べと同じ、日守大橋の下へ行き、足元が少し荒れていたので、石を拾い、比較的平らにし、テントを張ろうとしたら、風が強くなり、飛ばされそうになる。一度倒して、飛ばされないように重いものを置いておいて、車を風上に回し、ようやく、張ることが出来た。でも、まだ風は強いので、中に食料など重いものをしっかり入れ、OKとなる。

 まだ、少し食事時間には早いので、ゆっくりしていたら、川原でゴルフの練習する人が来て話しかけて行かれた。「日本一周」と言うことは多くの人が感心を持っておられることが良く分かる。『物事をプラスに考えて、やる気さえあれば、誰でも必ずできますから、ぜひ挑戦してください。すごく、楽しいですよ~!』と、お話した。
《日守大橋泊》

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