日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 6月26日】

2006-09-14 02:26:18 | Weblog
《狩野川》快晴

番号 河川名 全長(km) スタート地 ゴール地 難易度
備 考
45 狩野川 46(内約6) 千歳橋 日守大橋 易  緑が多く綺麗な川

 朝方には風も止み、快晴の朝を迎えた。
 朝、雉が歩いていた。今年はよく雉に出会える年だ。去年まで、見たことが無かったのに、今年はもう、これで4度目だ。食事の用意をしていたら、今まで聴いたことの無い鳴き方の鳥がいた、きっと雉なのだろう。
 ゴルフの練習だけでなく、ここでは「オカリナ」の音色を聞くことが出来た。懐かしい唱歌や昨年流行った「プロジェクトX」の「地上の星」も練習もしておられる。久しぶりに聞く、唱歌、今の子供たちはあまり歌わないのだそうだが、良い歌が多いいのにな~。大人が鼻歌でも良いから、しっかり歌って、子供も聞いていれば、良さが分かって来るのだろうけどなぁ…。でも、じいちゃん・ばあちゃんは歌えるけど、お母さん方がもう歌えないのかもしれない。

 7時半頃、上流の千歳橋へ向けて出発。8時前には到着、が鍵がしまっている。見れば、9時に開錠とある、”OH NO!”だ。
 近くのヤオハンの駐車場でゆっくり、”CANOEIST”を読むとしよう。そして、メールも返事を打ち込んでおかなければ…。

 いよいよ、9時、川原へ行き、カヌーがあることを確認し、先ずは一安心、早速、浮かべる。
 やはり、狩野川は中々きれいな川で、水草があちらこちらに生えていて、流れにゆらゆらとゆれている。所々から酸素の泡も浮かび上がっている。花は咲いていない。でも、水草がこれだけ生えていれば、たくさんの魚も育っているだろう。事実、出艇のとき、小魚がたくさん泳いでいた。稚魚がいることは川が生きている証拠だ。生きているから綺麗なのだ。
 流れも結構あり、次々と小さな瀬が現れて、快適!快適!
狩野川沿いの倒竹
 倒竹の辺りを行くのも綺麗で楽しい、また、岸辺の木や草などの側を通過するのも楽しいもの。特に、今日は、こちらからは見えなかったのだけれど、支流が流れ込んでいるところに差し掛かったら、驚いた鴨が一羽5mほどの所から飛び立った。こちらもあまりの近さなので驚いたのだが、その1秒後にもう一羽が飛び立った。普通、鴨は飛び立つ時は声を出さないけれど、夫婦2羽がほとんど全く同時に飛び立つもので、1秒もずれていたのは、滅多に無いこと。夫婦喧嘩でもしてたのかな?
 それにしても、この川はゴイサギが多いところだ。これほどゴイサギが多い川は今までお目にかかったことが無い。
 昔の木の橋の残骸らしく、杭が随所に現れ、カヌーには支障は無いが、このコースでいかだレースやっていると言うから、いかだには、一寸狭いだろうなぁ。国土交通省にお願い(?)してもっと取り除いてもらったら、良くなるだろうなぁ。

 そうこうしている内に、ゴールの印が見えてきた。昨日より、10cmくらい水量が減っているので、予定ではカヌーイングで入れる水路だったのに、今日の状態では、歩かねばならない。ようやく着岸、水路からの階段を担いで上がり、その後、また、土手の階段を登る。
 911:スタートでゴールが1044:だから、1時間と33分の狩野川だった。兎に角、緑の多い川が印象的、綺麗だった。

 狩野川に別れを告げ、神奈川県芦ノ湖キャンプ場へ向けて出発。雲が出ているけれど、雨にはなりそうに無い。1号線を走るが、割と車が少なく、東名を多くが通っているからだろう。高校の修学旅行で来た箱根、芦ノ湖、なんだか懐かしい。ホテルのサツキの刈り込みがやはり、大きく丸いのが記憶に残っており、今も同じスタイルだった。
 キャンプ場入り口の案内板を見落とし、千石原まで行ってしまい、おかしいと気づき、後戻り、なんと大きな字で書いてあった、こんなのを見落とすなんて、何か考え事していたのだろう。
 入ってみるとなんだか寂しい、やはりまだオープンしていない。しゃーないので、芦ノ湖も通過し、酒匂川へ向かうことにする。さてさて、今夜はどんな橋の下へ行けることやら、…。

 夕刻の5時過ぎ、国道一号線を通って、待望の酒匂川へ着いた。見ると川原へ車がいる。やった、良かった。と早速降りてみる。一号線の「酒匂橋」の下へ寝れる、だけど幾らなんでも、一号線の下はきっと真夜中でも車の往来は激しいだろうし、足元の条件も今一だし、もっと探せば、きっと良い所がある筈だ。ここも鮎釣りで有名なところ、川原へは幾らでも降りれるに違いない。と言う判断で、上流へ。
 次の橋の側では「おとり鮎」の販売所があり、いけそう!ともくろみ、確かに橋の下は車が行けるけど、一寸狭い。ウオーキングしておられるお方にお聞きすると、色々ご存知で、『2つ上の「足柄大橋」の下は大丈夫、そこへは、あー行って、こう行けば着ける。』と、教えられ、その通り行くとバッチシ!橋の下が結構広く、草も生えているので、クッションにもグー。
 『良い所お教え下さり、ありがとうございました。』
《報徳橋泊》

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