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中学生 受験対応[英語・数学]学習講座

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高校入試数学[短期]マスター講座 第14回

2015年11月19日 09時27分00秒 | 数学の受験対策






関数関連の問題は、数学の入試問題では、定番中の定番です。


          問題: 図において、曲線①は関数 y = x2 のグラフであり、曲線②は y = ax2 のグラフである。(ただし、a > 0)
                3A, B, C はすべて曲線①上にあり、点Ax 座標は 4、点B x 座標は 3 であり、線分ACx軸に
                平行である。また、曲線②上に点Dがあり、線分ADy軸に平行である。このとき、点Eは線分ADx
                                          の交点であり、AE : ED = 4 : 3 である。さらに、 y 軸上に点Fがあり、線分DFx軸に平行である。


            


        問 1  a の値を求めなさい。



        問 2  直線EF の式を求めなさい。



        問 3  x軸上に、△ABCの面積と△ABGの面積が同じくなるような点Gx軸上にとるとき、
                点Gの座標を求めなさい。ただし、このとき、点Gx座標は負の値とする。
 




  この問題の解答と解説は次回
 


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高校入試数学[短期]マスター講座 第13回の答えです!

2015年11月06日 10時47分19秒 | 数学の受験対策







1: 円錐の高さを x として直角三角形CAO について考えます。
    この円錐の母線は 12cm ですから △CAB 二等辺三角形になり、

               「円錐の高さ=△CAB の垂直二等分線」

    の関係が成り立ちます。よって、 △CAO において 
    AO = 4cm,  CO = xcm,  CA = 12cm となり三平方定理により、
    

         

         



2
  4のように、母線CBの中点Dを通りABと平行な線分D'Dをとると

     △CD'D △CABにおいて
     中点連結定理より △CD'D = 1/2△CAB から DH = 1/2CO = 4√2cm ―― ①
     D'D = 1/2AB = 4cm であるから AH = 6cm ―― ②

     ①②より、直角三角形DAH 3辺の関係三平方定理より


         

         



3  AからBCを通り点Aまで1回巻きつけた中で、最も短い長さになるのは、5のような
     円錐の側面の展開図であるおうぎ形において、AA' 間を直線で結んだ場合
になります。

        

     直線の長さは、二等辺三角形CAA'頂角二等分線CPによってできる2つの直角三角形
     ACPA'CP のそれぞれの1AP,  A'P の長さを三平方定理を使って求めることで得られます。


     まず、おうぎ形の中心角を求めましょう。 

     


     よって、 △ACP △A'CP は内角が 30°,  60°,  90°直角三角形ですから各辺の長さの比は      

          CP:ACA'C):APA'P)= 1:2:√3 

     になります。したがって、 AP = A' P = 6√3  AA' = 12√3 

          ∴ ひもの長さ  12√3 (cm)



この問題は「三平方定理」についての応用問題ですが、特に3円錐の底面の1点からひもを巻き付けるときのひもの長さを求める問題

にはほかにもいろいろな類題があるので、問題集などでしっかりチェックしておきましょう。



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高校入試数学[短期]マスター講座 第13回

2015年11月05日 09時26分51秒 | 数学の受験対策


 


 今年の入試問題から、代表的な図形問題です


          問題: 図 1は、線分ABを直径とする円Oを底面とし、線分ACを母線とする円錐である。
                線分BCの中点に点Dを定め、AB = 8cm,  AC = 12cm であるとき、次の
                問いに答えなさい。



                


        問 1 円錐の体積を求めなさい。ただし、円周率は π とする。





        問 2 線分BCの中点Dと点Aとの間の距離を求めなさい。





        問 3 図2のように、円錐の表面上に点Aから線分BCを通り点Aまでひもを巻きつける。
           このうち、長さが最も短くなるように巻きつけたひもの長さを求めなさい。



           





  この問題の解答と解説は次回




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高校入試数学[短期]マスター講座 第12回の解答と解説です!

2015年10月23日 11時08分36秒 | 数学の受験対策





1.の答え (142-a)°


     

     △ABC AB = AC の二等辺三角形ですから

     ∠ABC = ∠ACB = 71° であり、
     ∠BAC = 180 - (2 × 71) = 180 - 142 = 38° ―― ①
     ∠ABP = a のとき
     ∠BQC = ∠ABP + ∠BAQ = a + 38 ―― ②△ABQの外角
     よって、∠PQC = 180 - ∠BQC
                = 180 - (a + 38) = 180 - 38 - a = 142 - a

2.ア の答え: 〈証 明〉

     

     △ABQ △ACR において


     仮定より、AB = AC ―― ① (二等辺三角形の2

            BP = CR ―― ②
     ∠ACR は弧APの円周角ACP と一致するので
     ∠ACR = ∠ABP ―― ③ (円周角の定理

     ①~③より、

     2辺とその間の角がそれぞれ等しい2つの三角形は合同であるから
     △ABQ ≡ △ACR である  ・・・ 証明終わり


イ の答え 28/3 cm

ここでは、アの図4から下の図5頭を切りかえられるかが問題を解くカギとなります。

     

      AB = BP から AB = AC = BP = CR


      ∠APB = ∠ACB ABの円周角

         これにより △ABP ≡ △ABC となる
          △ABP ≡ △ACR ≡ △ABC

      合同な2つの三角形ABCACR が重なり合う四角形ABCR
         2組の向かい合う辺
が等しい平行四辺形になります

      △ACR △APR は、
2角が等しい相似な関係にあり
        CR : AR = AR : PR = 12 : 8 = 3 : 2
        よって、 AR : PR = 3 : 2  より
              8 : PR = 3 : 2     3PR = 8     PR = 8/3
        CR = CP + PR 
      CP = CR – PR
        = 12 – 8/3 =28/3



この問題は、2学年の「平行と合同」「平行四辺形の性質」、3学年の「相似」と「円周角の定理」の各項目

合わせた融合問題になります。1つでも分からない項目があると、
問題は解けませんから、

分からないときはもう1度これらの項目へ戻って要点を整理してください。



     ☆ 受験[数学]講座:平行と合同を見る 〉〉

     ☆ 受験[数学]講座:三角形と四角形を見る 〉〉




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高校入試数学[短期]マスター講座 第12回

2015年10月22日 09時43分08秒 | 数学の受験対策





今回の問題は、2015年今年の入試問題のうちの図形問題です。解き方をしっかり覚えましょう。

          1.1において、△ABC AB = AC,  ∠BAC が鋭角の二等辺三角形である。点Oは、△ABCの頂点A, B, C
           通る円の中心であり、点
Pは、頂点B
を含まない弧AC上にある点で、頂点A, C のどちらとも一致しない。また、頂点B
           点Pを結び、辺AC との交点をQとする。∠ABC = 71°、∠ABP = a° とするとき、∠PQC の大きさを a を用いた
           式で表しなさい。


           



      2.2は、図1において、頂点Aと点P、頂点Cと点Pをそれぞれ結び、線分CPPの方向にのばした直線上にあり  
          
BP = CR となるような点Rをとり、頂点Aと点Rを結んだ場合を表すものである。

          

          ア △ABP ≡ △ACR であることを証明しなさい。



          イ AB = BP = 12cm、BC = 8cm であるとき、線分CPの長さを答えなさい。 




  この問題の解答と解説は次回




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