GDPってナンボのもんじゃい

2月16日（金）今日はコープこうべ宅配車が来る朝なので、緊張？して
８時過ぎに目覚め、３０分後に起きる。昨日に比べぐっと冷え込み、寒
の戻りのような朝だった。

GDP（国内総生産）がドイツに抜かれ世界４位になったらしい。間もな
くインドにも抜かれるとかで、街のインタビューでも日本が没落していく
と不安視する人もいた。
でも、一生懸命日本経済成長のために努力している人に叱られることを覚
悟でいうけど、こんなランキングに一喜一憂しなくてもよいではないか、
と思うのだ。
かつてはアメリカに次いで２位を誇っていた日本が、中国に次いで今度は
ドイツにも抜かれ４位でも、別にどうってことないじゃないか、と思う。
ランキングで上位（それはそれで慶事だろうが）より、国民が豊かで安心
して暮らせることの方が最優先、と思うからだ。
世界２位だったころも、４位になった現在も国民は豊かで幸せだったか、
胸に手を当て考えてみる。そわずか30年の間に阪神淡路大震災、東日本大
震災と福島原発事故、今後の能登半島地震など、相次ぐ自然災害や未曽有
の原発事故の度に、GDP世界上位のこの国の人たちは、塗炭の苦しみを味
わってきた。政府の鈍い対応、無策にに怒ってきた。
自然災害はいつやってくるかわからず、避けようがない。せめて望むこと
は被害を最小限にとどめる防災・減災対策、被害が出たら素早く対策を講
じることだ。日ごろから備えを十分にしておくことだ。
GDP世界第何位と誇ったり、順位がダウンして悔しがったりする前に、国
民は豊かで安全に暮らせるよう、全力を傾け資金と知恵を投ずるべきだ。
パーティーで集めた巨額のお金を、ネコババしてしれっと居直る情けない
政治家が我がもの顔に跋扈していて、「GDP世界〇位」もないだろう。
GDP世界ランキングなんて、ナンボのもんじゃい。

＜もうすぐ春というのに、花の後、いつまでも元気なヒガンバナの株＞