goo blog サービス終了のお知らせ 

さそり猫の無流ブログ。

日常のつれづれを不定期で綴っています。

結びの庭 @本多劇場

2015-03-20 08:30:31 | 舞台
  美人だけど、エキセントリックな一面を持つ、瞳子。


  どうしてそんな性格なのか、物語を見続けるうちに、


  悪女になりきれなかった彼女なりの苦悩の表れなのだと

 
  感じるようになりました。


  そんな瞳子に心底惚れてしまう夫で弁護士の慎一郎。


  彼もまた、彼女を思うがゆえにとんでもないことをやらかしてしまう。


  その彼に仕えていたがために、自らも、思いもよらないことに

  手を染め、不眠の日々を過ごしてしまうことになる、近藤。


  そんな若い彼を観る度に、良心の呵責に怯える、実は気の弱い


  瞳子でもありました。


  唯一、この中でそのバランスを保ち、ある意味包容力もある、家政婦の


  丸尾さん。一見、とぼけたり、おびえたりしながらも、すべてキャッチしている


  では、ありませんか?!。そして、クライマックスの衝撃ともいえる告白。


  彼女は全てを知っていて、あのような言動と行動をみせたのでしょうか?


  タイトルの意味深さを感じる、軽快なセリフと重い展開が交錯する、


  見応えのある作品でした。


    
  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TOKYO HEAD @東京グローブ座

2015-03-19 08:45:55 | 舞台
 ゲームに全くうといけれども、十分に楽しめました。


  ポップな会話やスピード感のある展開、キャラのたった登場人物たち。


 舞台としてはとてもよく仕上がっている作品でした。


  観賞中はとても面白く笑いっぱなしでした。申し分なく。


  しかし、自分の年なのか性格なのか、時間が少し経過してきたら、


 楽しそうに描かれてはいるものの、ゲームのために大枚はたいたり、


 仕事をそっちのけで夢中になったり、と度を超えた夢中っプリに



  実際、たいへんな目に遭った人もいたのだろう、と考えると


  怖くもあり、複雑な思いを抱いてしまいました。



  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ジャンヌダルク』@赤坂ACTシアター

2014-10-10 08:33:02 | 舞台
  これまでにも、その人物像はいろいろな媒体で取り上げられてきては


  いるのですが、どうにも苦手、というか、気の毒に感じてしまう。


  そんな偏見を取っ払うこともなく、舞台はそれはそれで見応えありましたが。


  好きな役者さんが出ている、という保険付きであったため選んだのですが(毒)。


  ”かわいそう”と思ってしまいがちな面を”勇ましさ”あるいは”いさぎよさ”として


  表現しているのかな?と感じました。良い悪いは別として。


  どんな理由があれど、”火あぶりで処刑”には変わりないのだから、そこは美化


  できないんじゃないかな・・・というのが、あくまでも個人の意見です。


  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒストリーボーイズ@世田谷パブリックシアター

2014-09-02 08:38:26 | 舞台
   時代と環境は異なれど、男子高校生たちのお話しですので、


   少々、びっくりな会話も行動もあり(・・;)。


   独特な授業をするベテラン先生の、ある性癖が原因で問題になったり、


   まあ、見た目はともかく、会話から察するに、あまり秀才たちには


   思えなかったんですけど(毒)、案外、そんなものなのでしょうか。


   不慮の事故で、亡くなってしまった恩師、半身不随の大けがを負った


   若い教師、その他、大学進学後に色々な人生を送ることになった


   学生たち。


   ちょっぴり、センチメンタルな気分にもなりました。



     

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【殺風景】@シアターコクーン

2014-05-14 08:34:47 | 舞台
  団結しているようでいて、気持ちはばらばらの家族。


  長男は、やがて父になろうというのに、孫を抱く幸せ


  よりも憎しみが大きかった菊池家の父と母。


  「稔には家庭がある」と父は言うが、身内が犯罪者になったら


  何にもならないではないか?


  かつては、母は幸せになることを熱望していたはず。


  父も、正直、誰の子かわからぬ子を自分の子と信じていたはず。


  ささやかでも、堅実な仕事を続けていた方が良かったのでは?


  長くてシビアなお話しでしたが、見応えがありました。


  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『続ける理由』@座・高円寺

2014-01-26 09:21:48 | 舞台
  お芝居なのか、ライブなのか?様々なシチュエーションと演奏とが、


  賑やかに、かつ、シュールにめくるめく、そんな様相でした。


  正直、キツネにつままれた感はあれど、とても楽しかった。


  充足感、みたいな、終わってみると、満たされていました。


  第6回演劇村フェスティバル、なれど、そのくくりで良いのか?


  新しい分野なのか、その掴みどころの無さが、印象的でした。


  


  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真田十勇士

2014-01-17 08:37:33 | 舞台
  ダイナミックな構成でした。


  歴史物ながら、様々な工夫がされており、飽きることなく楽しめました。


  コメディあり、アクションあり、の色とりどりの演出でした。


  登場人物が多いのですが、紹介があったり、キャラクター設定も


  個性が際立っていたので、解りやすかったです。



  休憩除いて3時間強でしたが、十分に有意義な舞台でした。


  終演後は、スタンディングオベーションがあり、華やかでした。


  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グッドバイ@シアタートラム

2013-12-27 09:20:35 | 舞台
  財産も名誉も申し分ない、好色な大学教授が、愛人を切るために


  秘書を雇う・・・なんて、勝手な、と思いきや。


  誰よりも亡き夫人を愛していた、教授は、その慈悲深い妻の


  思いを継ぐべく、8人の女性をサポートしていたのでした。


  婚約者の出世のため、身分を偽り、下手な関西弁を携え、


  秘書になったものの、真実を知り、その愛の深さに驚く彼女。


  何もかも、お見通しながら、その場を静かに見守る、屋台の店主や、


  わけありの流しの歌手、二重回しの男など、色々なキャラクターも


  印象的でした。


  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライクドロシー@本多劇場

2013-11-13 08:31:11 | 舞台
  会話のテンポの良さ、言葉の豊富さ、などなど、絶妙な作品でした。


  登場人物それぞれが、濃いキャラクターでしたが、持ち味を生かしつつ、


  チームワークのとれている様子がうかがえました。


  時代設定、衣裳などが異国情緒漂っていましたが、わかりやすくて


  楽しめました。



  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冒した者@吉祥寺シアター

2013-09-27 12:37:07 | 舞台
 舞台美術がとてもシンプルで、しかし、登場人物の心模様は


 複雑。


 とにかく長い長いモノローグと会話劇。


 見る方も演じる方も、相当の体力を要しますね。


 決して明るいお話しではなく、笑いも拾えない。


 けれども、どこか滑稽な、場面やセリフもありました。


 びっくりするような演出もあって、少々度肝を


 ぬかされる、なんて所もありました。



 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする