勘三郎さん

中村勘三郎さんが　５７歳の若さで亡くなりました。



昨日の朝　２階で洗濯物を干していると　ラジオからの訃報で知りました。

え？　うそ？

信じられませんでした。

この時なぜか浮かんだのは　渡辺えり子さんと笑顔で話されてる勘三郎さんでした。

もう何年も前の何かの番組で　勘九郎さん（この時は）とお友達が順番に対談される番組でした。

たのしくて　一生懸命で　少年のようで　明るくて

がこの時の印象で

あれから大好きでした。

勘三郎さんは　香川と　とっても縁のある方です。

こんぴら歌舞伎 金丸座

四国こんぴら歌舞伎大芝居

香川の春の恒例行事です。


１９８５年に始まった「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は　その前年　勘三郎さんが沢村藤十郎さん　中村吉衛門さんとテレビ番組で対談した際に持ち上がった企画だった。３人の役者と地元住民の熱意は実を結び　全国の注目を集める公演として定着した。勘三郎さんも襲名披露公演を含め　計５回登場した。

８４年の夏。江戸時代そのままの舞台が残る金丸座で行われたテレビのトーク番組収録。客には役者の息遣い　役者には客の感嘆が耳元で聞こえる舞台で　勘三郎さんは全国に発信した。
「ここで歌舞伎を演じたい」
この番組がきっかけとなって町が動き　町民が後押しして文化庁を説き伏せた。「文化財を使いながら保存する」全国初のケースを町おこしと結びつけ　こんぴら歌舞伎は来春で２９回を迎える。２０日ほどの公演は全国から訪れる人で空席を知らない。

金丸座でもう　あの姿は見られない、、、　。