事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

三月の母 12-31

2011年04月01日 23時03分36秒 | 介護   

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08:11 from ついっぷる/twipple 
さ、病院へと、、、行ってきまぁす。


我が娘へ。今日の手術もちろん成功。術後の脱臼が要注意点でした。

 


 


 

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転院三日目朝の30日ですね。28日朝に今の病院に移った直後は血圧も高かったんですが数時間で戻ってくれた母です。環境から一変するって大変。東向き明るい病室。毎日毎日アタイが腹屁って死にそうや。明日が手術。

 


 


 

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栗ボーロ、って何? 「やぶれまんじゅう」から開放されたはぬか喜びでした。日本語でさえ辿たどしくも泡吹きながらの母から店名に階層を聞き、やっと探し当てたビルの中、それらしいのを「いらっしゃいませ」の嵐に耐えて尋ね歩きましたが、、、まったくチンプンカンプン。。。ごめん。

 

 

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2011.03.28 00:09 朝は早くから病院を駆け回らないといけないので夜しかTwitter出来ません。すみません。ちょっと一週間くらいはバタバタします。。。カムイ伝、おやすみなさい、、、

 

 

今日は転院でした。

明るい東向きの部屋。

引越し直後の血圧は高めでした。

昼食に、「こっち(の病院)は味がついとぉ。あっち(今朝までの病院)は糖尿病とか色々おんしゃったけんね」 、、、 で、初めての完食。

だが儚かった。夕食の大根おろしに「醤油がない」と手をつけませんでした。

「羽根布団じゃない。風呂は週に一回だけ・・・・・」 首から上は相変わらず元気です。

 

 

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2011年03月20日、わざわざ遠い地から娘がブログを参考に「やぶれまんじゅう」とか色々持って病院に母を見舞いに来てくれました。なのに10年ぶりの母どころか20年ぶりの私も会えなかった。

孫が見舞いに来てくれたと知らされた母は車椅子をリハビリの男性職員に押してもらって必死で追いかけたのです。何も知らない職員は驚かれたでしょう。この職員の方を呼び捨てに「グズグズしているから」って悪態ついておりました。。。「申し訳ございません」

母は孫の後ろ姿を見つけて名前を叫んだそうですが、あの声です。とても遠くまでは届く声ではない。振り絞ったのでしょうが、、、

あとも大変です。孫を見た職員の方々に様子を聞き回り、「確かに孫だと、私の娘だと確信したそうです」 私に後ろ姿の見たままを事細かく教えてくれました。

娘へ。。。ありがとう。。。すごく喜んでいたよ。。。

 

 


孫娘へ、、、

 

あの時やきそばを作ってあげなくて、、、と言って泣いてました。私には何の話だか分かりませんが、「やきそばを作って」 せがまれたのに作ってあげなかったらしいのです。それを思い出して凄く後悔していた。作ってあげればよかった、、、と。

「いつか会えるよね? 会えるよね?」 わたしに同意を求めてくるのです。もちろんです。それを楽しみに手術から術後からリハビリを頑張るハリが出てきたみたい。

結婚は、してほしい。

もう10年も見てないから写真がほしい。

いつでも帰ってきなさい。待ってます。

欲しいものがあったら送ります。

 

母からの伝言は以上です。 

 

 9bankun

 

10:28 from web 
行ってきまぁすっ。目の回りは赤いが合併症は乗り越えてくれたみたいで一安心の母ですっ。手術の準備ってか、まず引越ししないといけない。取り敢えずは壊れたマウスを買いに、でイチゴ買って、と又一週間くらいは忙しいっちゃ。頑張るよっ。娘にも毎日Twitterでブログで報告しなくっちゃ。。。

 

 

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娘へ、、、ありがとう。。。

「おいしかったぁ」って目を輝かせてたよ。。。瞳の奥には孫を写す解りやすい表情で、、、

って、今日から甘い物は一日一個に制限されたってさ、、、あはは。。。

だいたい、この十年以上もは甘いもの好きも度を超えていたから当たり前どころか糖尿病にならなかったのが不思議なんだから。。。

これで“やぶれまんじゅう”を買いに走らされそうな心配しないで済みます。。。

、、、苺は別らしい。。。良かった。バナナも一日一本ね。。。

 

 

 

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kokohana4

20:58 from web  RT @olivejuicexxx: あなたに逢いたくて #kokohana

 

 

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過去に囚われて生き続ける母、、、「十一夜 家族」 概要

なんで許せようか、、、

 

 

 

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寝言でした。。。

どこまで苦しめるのか

起きていても、ぽつり、、、つぶやきが、、、独り言が突き刺さる。

 

 

 

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病室に行くと昨夕寝かしつけた時の布団が左右逆になるもキレイに掛かっている。夜中に何が起こっていたのでしょうか?

昨日今日はどうだったのでしょうか?

普通に今まで通りに日々を過ごし、、、回復に向かってくれているものと信じて止まない。

みんな思いの底は同じ家族。みんなで頑張る時です。

 

 

 

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車椅子を押す取っ手を握る位置を私は間違って持ち、押していました。

あの取っ手はしなるのです。

なぜ?

小さくてクルクル回る前輪は空気圧仕様ではない固いゴムだけで作られています。

取っ手を押し下げることによって、その前輪にかかる荷重を軽くして浮かし、5ミリでもの段差でも着地の衝撃を和らげる、ちょっとしたコツで、しなやかに上下させられるフレーム構造になっている車椅子だったのです。

スプリングも無いから動かされている場合の座り心地は悪いらしい。

曰く 「一番悪い椅子を押し付けられた」

怖がるので前輪を上げる行為は差し控えてましたが、上手くも繊細になれれば許してくれるみたい。

 

 

ですが、、、まだ病院には行けないのです。

16日から、、、会えない日が続いている。

 

 

 

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頭の中は以前みたいに、バリバリ元気を取り戻してくれた脳味噌です。

なのに身体の自由はありません。

これから合併症を乗り越える中でものリハビリ、再手術、術後の寝たきりも水分補給での“とろみ”の不味さ、“お通じ”で看護師さんの世話になる恥ずかしさ(わたしだったら心から許してくれた介助)、痛み、リハビリ、床ずれ、リハビリ、、、リハビリ、、、と続くのです。

来年のお正月を楽しみに今年は我慢してくれたのに、過ぎたばかりで、、、来年も、と心配から諦めの事実が押し寄せました。

 

もどかしさ、、、苛立ち、、、こんなになるとは思わなかった。。。つぶやく母です、、、

 

葛藤は我が身で染みる。

 

 

 

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数日前からの、ちょっと一人にさせてしまった間の表情で刻まれた生気の無さに、

“ごめん。どうした?” 能面の出所に問いかけるのです。

独り言にも。。。

 

私はベッドの端に掛けさせてもらい、片手を足に膝に乗せての触れ合う時間にも、です。

見せかけなんかではない姿に刻まれる孤独とは、同じ空間を、吐かれた空気を吸って分かち合うも全く異なる心に気づけない淋しさ、座視してしまう寂しさにあると思う。

 

気を抜けないが私一人ではどうする術なき問題もある。

手遅れに後悔したくはない。。。

 

・・・・・鬨をつくる。

母と妹に根付いて “生まれるところ” 抉るしかありません。。。

 

 

おならしたら、、、「汚かぁ」 だと。

よく言うよ。

毎日毎日飽きもせずウンチウンチと騒ぐくせに。。。

ウンチ出すのってモルヒネみたいな作用があるんでしょうか。

そんなに気持ち良いんでしょうか?

 

昨日は出たのかなぁ?

 

昨日、16日から私は病院に行ってません。。。

再手術に向かっての投薬の中断は今日、17日からなのかな、、、

合併症を乗り越えねばならない大変な時に重なってしまいました。

 

・・・・・

 

過去を葬りたい集団に電話は盗聴されている(Twitter に パソコンにまで及んだNTT の処理作業も含めての備忘録として保存)、、、

周囲は敵だらけ、、、とも理解できない母に妹、、、

なんでもかんでも思い込みで喋べりまくる、、、

 

 

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「外出する」

「(自分で)パン買いに行く」 って、、、

言って聞かないからナースセンターで外出許可貰おうとしたら、、、

前にあった週刊誌でバァーン、叩かれました。

看護師さんに食べて欲しいパンだから自分自身で買いに行きたかったらしいし、事前に知られたくなかったらしい、、、

 

喜怒哀楽も起伏で激しくなってきました。

にこやかにしてくれていたかと思えば、、、怒ってたはずなのにの笑い顔に首をひねる。

かと安心したら泣いてる。

まぁ、走馬灯が如くに目まぐるしい。。。

 

儚い。。。

 

素敵なおばあさんになりたいらしい。。。

周囲から良く思われたいらしい。。。

だから私が何時も悪者です。これはどうってことないんですが、、、

慕われたい心の生まれるところが、悲しい。

 

 

 

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ズボンを洗うところを看護師さんに見つかったと母に見つかったら、

「あたしに恥をかかせてから」

またまた頭をポンポンポンポン・・・乱打されました。

ハハ、、、

ブログでツイッターで世界に発信しちゃうもんね。

これで、、、おあいこ。。。

ストレスも溜まりません。

 

天寿は全うしてもらうが、もう一人での外出は無理でしょう。

わたしが付きっきりになるんだから、

恥も二人でねっ。。。

 

 

 

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直に正念場。

2010年06月に投稿した 「 母(原点) 【気】 」 の右足の再手術が今月末に予定されているのです。

為に脳梗塞による投薬が術前に中止されます。ここでの合併症が心配らしい。

そして術後、、、

 

すでに不安定な精神状態に陥っている。

日毎に深まるでしょう。

 

今日は日曜日。静まり返っている外来の待合室には大きなテレビがあります。が当然、消されています。

なのに当たり前のように、、、

「点けてきなさい!」

 

「病室のテレビで観ようよ」

「大きいので観たい」

(東北関東巨大地震に何を、、、観ているのでしょうか) 

だいたい解るのですが、先入観は持たない。

 

毎朝 ・・・ 真っ新の気持ちで病院に出向くよう、、、心掛けている。

・・・ 無 ・・・ 吾唯足知 ・・・

 

なんとか話しを逸らします。

と、出たぁ。。。

恐怖の“破れ饅頭”

わたし、どんな饅頭なのかも知らない。

近くのローソンで勘弁してもらって、、、走りました。

 

考えに考えて何種類かを求めたのですが、、、

「これは甘くない」

「シロップが少ない」

「あんた持って帰りなさい」

 

・・・・・負けないもん、、、泣かないもん、、、

 

 

外来待合室には坪庭が拵えてあります。池があり、滝があり、鯉、泳いでる。

平日は午後4時50分に、ピタリ、、、滝の電源が切られます。

近頃は数十秒違いで、、、ピタリ、指摘します。

「止まった」 と。

ここで冬の陽だまりに抱かれているのです。。。

 

単純な脳味噌は簡単に読める!

生きる、、、は、止まらせない!

 

 

0313

 

・・・・・

「もうちょっとしたら(あたしも)居らんもん」

言いしな、見上げた。

すかさず言ってあげる、、、

「天使になるつもりね。(報道されるこの方たちの)空は天国よ。だから(あなたは)死ねんよ」

 

・・・・・

 

 

「あんこがいっぱい入っとぉ」

うれしそうに、、、

「中に栗も入っとぉ」

うれしそうに、、、

「大きかぁ」

うれしそうに、、、

 

 

肉に塩っ気なき夕食に、

「塩が欲しい」

 

言ってあげた。

「砂糖が禁止されなくて良かったね」

 

 

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三月の母 01-10