ぴよママの直腸がん日誌

2006年、40歳で直腸癌3bと診断、開腹手術。大動脈周囲リンパ節腫大の為、抗癌剤で延命しているぴよママの身辺雑記です。

A先生の評判

2009-03-01 22:17:42 | Weblog
外泊する前に、院長に、A先生の事を訊いてみた。すると「彼は大学病院で、県外の病院の外科部長に推されていたんだよ。」という。「それを、うちの病院を手伝ってもらう事になったんだ。」と。他の患者にもA先生の評判を訊きまくった。「胃腸専門医。とても勉強熱心で努力家」「優しい」「人柄が良い」との事。けれど、ある患者は「自分で他から買って飲んでいた薬を捨てられた。」と言っていた。その薬を飲むと、病気でも検査に引っ掛らないという。それをA先生に自慢したら、「ちょっとその薬、預かりますから。」と、持って行かれ、返してくれないので催促すると、「捨てちゃった。」と言われ、ごたごたがあったそうだ。けれど、それは患者の為を思ってやった事ではないかと思われた。それらの話を聞くと、つまりA先生は「研究熱心で腕が良い」「やる気のある医師」であり、信用出来ると思われた。意外と熱血漢なところが誤解を呼ぶようなところもあるが、そこがまた人間らしい気もする。ちなみに後々、同室になった患者がA先生の事を大学病院時代から知る人で、先生は40歳位で奥様を病気で亡くされていると聞いた。その後、大学病院の給食の仕事をしていた今の奥様と結婚し、先妻の息子さんと、今の奥様との間に生まれた小さな娘さんと暮らしているのだという。ドラマティックな人生を送っていると同時に、病気を憎む気持ちを持ち合わせている先生だったのだ。私は、A先生を信じることに決めた。

3 コメント

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『ピッピのおもいつき日記』ですよ (ピッピ)
2009-03-04 22:10:16
色々と家の事やら、自分の事やらやってると時間が経つのも忘れてしまいますよね。
私もブログ飛び飛びですもの。
日記っていつも3日坊主になりがちですし…
やっと気持ちが定まったんですね!(b^ー°)
医師と患者って、やっぱり信用が大事ですから、先生の身の上話って採点材料になりますよねぇ。

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Unknown (大腸がん.com木下)
2009-03-23 14:09:05
お久しぶりです。先生の身の上やお気持ちは気になるところですよね☆

おっしゃるとおり、きっとA先生は、患者さんのためを思って、捨てたんでしょうね。

しっかりとた信頼をおける先生でなによりです☆
応援しております!!
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ありがとうございます (ぴよママ)
2009-03-23 21:29:24
応援ありがとうございます。
なかなか更新が出来ずにいますが、元気です。腫瘍マーカーが上がり気味で、それが気になるところですが、これからも抗がん剤を使える限りやっていくつもりです。ゆるゆると頑張ります!!
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