ぴよママの直腸がん日誌

2006年、40歳で直腸癌3bと診断、開腹手術。大動脈周囲リンパ節腫大の為、抗癌剤で延命しているぴよママの身辺雑記です。

病期

2008-12-22 21:50:23 | Weblog

「私の病期は、どの位なのですか?」と尋ねた。A先生は「○○さんの腫瘍は腸壁を突き破って深く入っていっていて、SE,N2です。従ってステージⅢのbになります。」とおっしゃった。本を渡して下さったのでそれを見たら、ステージⅢの次はステージ4。ステージⅢCというのは存在していなかった。つまり完全な末期の手前という事になる。「抗ガン剤治療をしなくて良くて、切っただけでOKというのは、ステージⅢaなんだけど、実は結構再発するんだよね。」ともおっしゃる。私はいらいらした。こんなに私は元気なのに、本当にステージⅢbなのか。誤診ではないのか。この医者は信用できる医者なのか。この病院は・・・?旦那は早く仕事に戻りたいらしく、時間を気にしているし、「はいはい。」と言う事をききすぎてムカつくし。私は声を荒げた。「ステージⅢ!?しかもb!?本当なんですか!?」「先生、私、仕事の人間関係のことですごくストレスを抱えていたんですが、もう何もなくなったんです。だからこれからは楽しく生きちゃいけないんですか?」と無茶苦茶な事を言った。すると「抗ガン剤は必要です。○○さんは、手術のときに血管を、もっと上から切れば良かったんだけど、ぎりぎりの所で切ったから、そこからまだがんが血液中に飛んでいってしまった。」ともおっしゃる。「だから○○さんは、大いに危ない。」と。本によれば、1994年の数字で、五年生存率47%だという。信じられない私と、A先生の話し合いは凍りついた。