横濱kabitanの、あれこれ話

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「宇宙パトロールホッパ~宇宙っ子ジュン」、私蔵書籍からの写真2点(修正版)

2007年03月10日 04時34分39秒 | 宇宙パトロールホッパ~宇宙っ子ジュン
【原稿なしで書いていますので、筆足らずでしたらすいません】
 今回は、私蔵している秋田書店「TVアニメ大全集」から2点取り出して見ました。元々、バラバラだった本でしたがスキャンしようと背の部分を押したら、まだ、そこが分離・・・もうボロボロ(泣)~~~~。

 それはともかくとして、上下同じ作品&制作スタッフなのにこうも画風が違うのはなんだか不思議ですね。今は、デジタルなどで統一化してしまいますが当時は原画の人によって絵が変わってしまうというのが普通のようです(極端ではありませんがなんとなしに)。
 有名なのでは、≪アニメ「鉄腕アトム」の制作に余りにモノ忙しさに、スタジオゼロに「ミドロが沼」のフィルム制作を依頼したばかりに藤子・石ノ森先生といった、人々が遊びで自分流のアニメアトムを作ってしまった≫というのもあります。これは、本当に特例ですが当時のアニメ作品はTV・映画問わずよく見ると以外とバラけています。
 それが却って、手作業らしい味な感じがします。
 しかし、その分、セル&紙の資源を必要以上に使ったり大変な手間と人を要する為にそれを改善しようとしたのがジブリでした。
 「もののけ姫」で、日本初の≪パソコンを使ったデジタル制作(実際は、劇場版攻殻機動隊【ゴースト シェル(1995年)】が先(初めての試みだったようで、DVD映像特典としてデジタル制作工程を全て、公表。殆ど、デジタル作業の手引き≫的内容になっています。ここで、ポケモンのデジタルシステム≪CGI≫の説明も)を取り入れました。当時はまだ、原画は紙で原画をスキャンする方法でした。結局は、セルを使っていたのは2003年の「ASTROBOY」がラストになり(東映に資料として残っていた撮影機を以前は「ポケモン」が使っていたそうです・・未確認ですが)今の全デジタル時代になりました。
 ですが、今は日本でなくアジアでセルを作る(というより、作画を手作業で描きネットで日本にデータとして送る)作業場大手制作会社が中心になってやっているそうです。
 ですので、こういったセル時代のそれもTVモノクロアニメ作品がまだまだ埋もれているので「ホッパ」みたいに傑作集といった、中途半端なかたちでなくきっちり全話デジタル処理してDVD化も含めて(デジタル&)地上波で再放送して欲しいです。「レインポー戦隊ロビン」「(モノクロ版)サイボーグ009」手塚作品など名作から忘れられた作品まで、是非とも!!!!


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7 コメント

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画像2点 (KAZU)
2007-03-10 15:08:32
確かにこの二つのパターンはありましたね。僕が今手持ちの資料もやっぱりこの二つのどちからのパターンになってます。実際の映像がどうだったかと言われるともう記憶はないですが。
テレビ白黒時代には「ロビン」も「009」も再放送がありました。そのおかげでかなり記憶がハッキリしているんですが、今はモノクロ作品を地上波でというのはなかなか難しいみたいです。「レインボー戦隊ロビン」などはもうわくわくなんですけどね。
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デジタル化が進んだのは (ギンナン)
2007-03-11 02:52:40
ちょっとまった!
スタジオジブリがデジタル化に踏み切ったのは、国内でセルを作っていた会社が廃業して、アジアではセルの生産は続いていたようですが、国内での良質なセルの入手が維持できなくなったせいですよ。他のアニメスタジオでもデジタル化しているのは同じ理由からです。
今だって作画は紙に書いて作業されてますよ。それをセルにトレスして絵の具彩色してフイルムに撮影していた部分を、デジタル処理しているにすぎません。
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私の、勘違いでした (横濱kabitan)
2007-03-12 02:45:51
 昨日と今日、姉のところでお泊りの時【(劇場版攻殻機動隊)ゴースト シェル&イノセンス】のDVDを見ました。【ゴースト シェル】で作中で使われたデジタル技術についての画像見ました。
 ここでの記事では、省いてしまいましたが≪手描きは再現できない映像表現・奥行などがデジタルによってできるようになった≫というのが、その制作映像で分かりました。
 【セル】についてはよくわからないで書いてしまいましたのは、自分でも素人大衆文化研究家としても一クリエイターとしてはよろしくない事ですね。・・・・その上、『ジブリの「もののけ姫」がデジタル・・』と書きましたが【ゴースト シェル】が95年制作作品だと昨日知りました(泣)。『ジブリ』の所だけ()入りで修正します。
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書きもれ (横濱kabitan)
2007-03-12 03:02:23
 【現在でも、原画は紙でそれをスキャンしてパソコンに..】は、テレ東のアニメ特番で知っていましたが省いてしまいました、すいませんでした。
 最近は、【デジタルで何処まで、セルのような表現できるか】とソフト開発&研究されていますしセルに少しつつ戻す動きもあるそうで・・・ですがやはり、人材・資源・手間などを含めると劇場版ポケモン5作目「ラティアスとラティオス」で使用されたデジタルシステムが重要なシステムになるのではと自分では思っています。
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アニメにおけるデジタル技術 (ギンナン)
2007-03-12 12:53:53
フルアナログ制作時代は私も作業を把握できるんですが、今のアナログとデジタルが混在する作業は、画面での合成効果が進みすぎてもーどこまでの作業がどっちでどういう効果が出ているんだかさーーっぱりわかりません。このへんは私もまだチェック中という感じですが・・。ネット知り合いの演出家(現場監督ですかね)さんが現在は撮影監督をしているところをみると、最終的な映像とりまとめが出来るのが「撮影」部署なのかな?と思ってます。スタジオで使われているデジタルソフトがどうもまだ統一されているものでないらしいというのはぼんやりと把握しておりますが。
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画像2点について (ギンナン)
2007-03-12 13:06:40
確か上のはオープニングの1シーンで下のが本編映像ではないかと思いました、あれ?OPの絵って全部こんなでしたっけ?どー見てもジュン、2頭身やん。
作画の違いまで意識できないチビな時代に見てたからなぁ・・(^_^;
少なくとも、後半の地球編だとあきらかに等身(う、字これでいいのかな)のあがった絵になっていたはず、なんとなーく絵が綺麗だった覚えが。
「アトム」と「ジャングル大帝」の絵が似ているなんて思わなかったけれど「エイトマン」と「流星仮面」は似ていると思ってたかな?まー子供時代は作品が1世界単位で、変ると別ものと把握していたんだろなー。
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昨日は、花粉症で思考回路がボロボロで・・ (横濱kabitan)
2007-03-13 04:04:30
 KAZUさんとギンナンさんのコメント、よく読まずに書いてしまいました。今日は、ハーブティーで少し思考回路が回復しましたので、一度、ネット接続を切ってからじっくりお返事書きます。

>KAZUさんへ
>地上波での再放送
 そうですね、殆ど絶望的ですね。
 ですが、NHKがかなりディープな特番やっている時があります。殆どは衛星止まりですが完全に地上波向けか衛星からのを再放送している時があります。
 「ゴジラ物語」≪有名クリエイターさんの、ドキュメンタリー&ドラマ&特番≫≪アニメ特番≫などありますから、もしかして【東映モノクロTVアニメ特集】【日本アニメーターの大先輩・もりやすじの世界】といった形での紹介のされ方があると思います。
 民放でも、テレ朝の【懐かしのアニメ特集】が定番です(でも、モノクロ番組は殆ど取り上げないので有名)。

>ギンナンさん
>デジタル制作について
 デジタル制作では、大先輩である米国ですが余りに映像ばかり意識して作るほど作品のレベルが下がるという結果になり、逆に日本は【ゴースト シェル】の時代から本格化したので全く時間は浅い分、元々、≪ストーリー中心≫で展開上どうしても手描きでは表現できなかったのがデジタルでできるようになったばかり・・・・まだまだ、試行錯誤の時期です。
 日本の事です、いいデジタルシステムを編み出すでしょう・・・でも、ポケモン、映画「ラティアスとラティオス」で風景を【パーツ組立て方式】にしてとてもいい映像に仕上げたのにその作品しかやらなかったのようです・・もったいない!!CGIは、2作目の「ルギア爆誕」以来ですが良い味があって好きです。
>演出家
 絵コンテが最終的に、全体の流れを決定します。
 ですから、ポケモン映画では監督本人がやっています。演出家は、よく分かりませんがかなり立場が上の人だと思います。≪演出≫だけに重要かと・・・。
>掲載している、画像2点
 2点とも、杉並アニメミュージアムで見たDVDでは確認できませんでした。
 そうです、上の写真思い切りジュン二頭身(笑)。でも、DVDでは1話目から割とジュンはスラッとしていましたよ(笑)。特に、DVDの「チビッコ政府」の冒頭の学校の体育のマラソンシーンでジュンと他の子供達の頭身の違いには笑ってしまいます!!!
 やはり、制作側の勢いでジュンの頭身変わってしまうようです。
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