まだ詳細は発表されていないが、東スポ11月12日の報道によれば、JRAは来年度から夏競馬にボーナスを新設する模様である。
奨励金を出して夏場休養しがちのオープン馬の出走を促し、番組の充実をはかるのが狙い。内容は短距離5レース(函館スプリントS、アイビスサマーD、北九州記念=来年から1200メートル、キーンランドC、セントウルS)、および中距離5レース(七夕賞、函館記念、小倉記念、札幌記念、新 . . . 本文を読む
素質の高そうな馬は多いが、いちょうS勝ちのジャリスコライト、新潟チャンピオンのショウナンタキオンなどと比べると現状では見劣るメンバー。
時計を比較しようにも平均ペースの競馬はメイショウサムソンの勝った野路菊S、ニシノウエーブの百日草特別くらい、あとはスローの上がりの競馬ばかりで勝ち上がった馬がどれだけ潜在能力があるのか測りづらい。
人気はたぶんオンファイアが集める。
藤澤厩舎所属で三冠馬 . . . 本文を読む
先週史上初の同一G13連覇に挑んだアドマイヤグルーヴは3着だった。
今週もデュランダルが同じ記録に臨む。
達成できればたいへんな偉業、たぶん書きかえられることのない大記録ということになるが、実現の可能性は高い。
デュランダルの蹄跡を振り返ると一昨年のスプリンターズSでG1初勝利以来、G1のみ使われて連続連対、マイルCS1着、高松宮記念2着、スプリンターズS2着、マイルCS1着、スプリンタ . . . 本文を読む
ブルーな気分。
狙った馬がくることより、切り捨てた人気馬にこられること、切り損ねた人気馬に消えられることの方があとあとの馬券作戦におよぼす影響は大きい。エリザベス女王杯のエアメサイアは、ほとんど消すつもりでいながら、3連単の3着にくっつけてしまったため紙屑馬券を買わされるはめになった。
馬単では消しでも、3着にくる人気馬は多い。3連単など買うから悪いと言ってしまえばそれまでだが、戦歴とかレ . . . 本文を読む
くるならこいといわんばかりの気持ちのいい逃げを見た。
川島オースミハルカは1000メートル通過が60秒0、2000メートルが2分00秒4、緩みないペースで2番手以下を大きく引き離す一人旅で、一瞬勝ったという場面があった。
敗れはしたが悔いのない騎乗だったと思う。
勝ったスイープトウショウは懸念された出負けもなく、コースロスのないらちぞいの中団を手応え十分に追走し、4角で外に出して測ったよう . . . 本文を読む
9レースの赤松賞は、エリザベス女王杯を使うヤマニンアラバスタ、オースミコスモなどが登竜門としたレースで勝ち馬からはそれなりの活躍馬が出ている。
マイネサンサンの前走新潟2歳Sは道悪馬場なのに馬群のなかの競馬で外に出せなかったのが痛かった。勝ったショウナンタキオンを別格だが、一緒に競馬したニシノフジムスメ、コスモミールあたりのファンタジーSの走りを見ると、ここはこの馬で足りるメンバーだ。祖母は凱 . . . 本文を読む
いやはや…出鼻で躓いた。
やはりオレの目は節穴だったか。
ブレーヴハートのことです。
善臣が…と責任転嫁のしようもないような走りぶり、8着だったようです。
仕上がり◎、血統◎、気性×ということなんですかね。パドックを一緒に見ていた「馬
読み人」Nさんと、「これで負ければしょうがないですよね」と言葉を交したほどいいデキだった。背中の血統書だってどの馬よりも立派でご大層なもの、せっかく人気薄 . . . 本文を読む
良? 重? 夜半からの雨予報で馬場状態が微妙だが、東京の後半戦は重でとりわけいいという馬も見当たらない。さほど神経質になる必要はなさそうだ。
ただ馬場が柔化した場合に、動かなかった人気馬は敗因を滑ったののめったのと言うことがあるが、だいたいは言い訳けである。状態さえ良ければ不得手なはずの重馬場でもこなしてしまう馬は多い。
まず東京の9レースは1000万下のハンディ戦。
この時期のこのクラ . . . 本文を読む
馬場は見た目だとだいぶ芝が剥げてきたが、時計はそれほどかかっていない。
雨が降らなければ2分きるかどうかくらいで決着するだろう。
昨年は1着のセフティエンペラーからドン尻のマイネルアムンゼンまでわずかコンマ8秒差という超難解なハンディ戦で、ハンディキャッパーは鼻高々だったろうが、馬券を買う側としては目の前で指を回される蜻蛉みたいなものだったが、今年はいささか性格が異なる。
ハンディ差は上下 . . . 本文を読む
来週行われる1800メートルの東京スポーツ杯がGⅢで、この京王杯2歳S1400メートルはGⅡ、意義を考えるとレースの格は逆である。
勝ち馬の顔ぶれを眺めても、ここ10年でそれらしいのは‘97年のグラスワンダーと一昨年のコスモサンビーム程度だからせいぜい朝日杯FSへのステップレース。
来年のクラシックなどとはまるで関係がないところに位置するレースといってよい。
今年は2勝馬2頭と1勝馬8頭 . . . 本文を読む
競馬、競輪、いささかくたびれたので何ヶ月かぶりに競艇に行った。
悪名高き江戸川競艇場、周年記念の優勝戦だったのでかなり人が出ていた。少なくとも競輪場よりは賑わっている。
6艇の競走だから舟券は簡単そうなのだけれど、まるでとれない。難しい。
3連単の配当は大体30倍くらいから200倍かそこらまでで、全部買ったって120通りしかないのだから、上手に立ちまわればとれそうなものなのだが、イン有利の . . . 本文を読む
出たらおもしろいと思ったヘヴンリーロマンスが回避したので、エアメサイアを破る可能性がいちばん高い馬はスイープトウショウである。
この春、安田記念でアサクサデンエンの2着、宝塚記念ではハーツクライ、ゼンノロブロイを下したことは記憶に新しい。
昨年のオークス2着、秋華賞馬で、両レースで先着したダンスインザムードが昨秋古馬と対戦して天皇賞、マイルCSを連続2着したことを考えれば、この春の好走は不思 . . . 本文を読む
エリザベス女王杯が秋華賞から中3週となったのは‘00年からで、以降は3歳馬と古馬とでは互角の戦いが続く。
3歳の戴冠馬は‘02年のファインモーションと‘03年のアドマイヤグルーヴ。
アドマイヤグルーヴは‘04年も勝って2連勝中で今年も出走してくる。
特筆すべきは武豊騎手。
ただいまエリザベス女王杯4連勝。
今年勝てば同一G15連覇という前代未聞の記録を作ることになる。
騎乗馬は秋華賞 . . . 本文を読む
京都6レースの新馬で小林慎一郎が勝った。
実に2年ぶりくらいではなかろうか。
減量の恩典が取れて以来の長ーくかかった一勝。
シンザンの厩務員から調教師になった中尾謙太郎の厩舎に所属していたが、昨年厩舎解散でフリーになった。
フリーになっても減量時代の41勝の実績で乗り馬が潤沢に回るほど甘くはない。
親爺の常浩の言う事を聞かずにフリーになったらしいのだが、たぶん親爺の口利きもあって6月こ . . . 本文を読む
アルゼンチン共和国杯。
パドックは簡単な競馬であった。
いちばん気にかかったデルタブルースがどうひいき目に見ても勝ち負けするところまで仕上がっていなかったのと、サクラセンチュリー、ニシノドコマデモの2頭の状態がきわだっていて、2番人気のコイントスがプラス20キロ、別に豚には見えないが人気馬だけに悪材料と解せたからである。
こんなハンディ戦は、どこかに刺客がひそんでいて、背後からぶっすりやら . . . 本文を読む