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万世六兵太の乾坤一擲!

阪神と競馬を愛し、歴史を実学として学ぶ万世六兵太による単勝・複勝の競馬の展望・予想・勝負ブログ、日々のつぶやきも少々

安田記念の展望(1)~荒れる原因は何だ?~

2010年06月03日 03時53分05秒 | 次レースの展望(個人的備忘録)
万世(以下:万)仙台で楽天VS阪神戦を見に行って鉄平がサヨナラ安打を打ったことに複雑な心境の万世です。

虎観委員長(以下:虎):わざわざ仙台まで行ったのかよ!

万:仙台で虎友達と仙台の観光をして、観戦して、牛タンを食べた。

局長(以下:局):けど鉄平がサヨナラ安打ということは阪神負けたんですよね。何で複雑なんですか?

万:パリーグは楽天ファンなんですよ。

虎:そういえば言ってたな。でも水曜日は勝ったぞ。

万:何で観戦行ったときに勝ってくれないかねえ・・・。また来年も仙台に行かなしゃあない。

局:その割にはうれしそうですね。で、今週は安田記念ですね。東京の5連続GⅠのラストですね。

万:まあこの安田記念というのはおそらく古馬GⅠで一番荒れるレースではないかと思っている。

虎:荒れるということは穴党の出番だな。でもどれくらい荒れるんだ?

万:まあ人気別成績にするとこんな感じだ。

虎:なんだこりゃ!!

局:1人気どころか2人気、3人気もひどい成績ですね。

万:1人気は去年のウオッカを除いては03年のローエングリンに3着があっただけ、2人気に関しても2勝で2着2回・・・信頼はできないが、1人気よりはまだましというレベル。3人気も似たり寄ったりだ。

局:逆に6人気~10人気の成績がいいですね。

万:でも人気がないから弱いというわけではなく、「何でこの実績なのにこの人気なんだ?」という馬もいるんだ。

虎:でもこんなに荒れるなら、荒れることを前提にして予想した方がいいんじゃないのか?

万:確かにこの傾向ならそういう手もありかもしれない。ただそうやって決め撃ちでやってしまうと去年みたいに「1人気と2人気が1・2着やないかぁ~~~!」ということになることもあるので、このブログの方針としては「なぜ安田記念は荒れる傾向なのか?」という視点から考えてみようと思う。

局:といってもマイル戦は全般に荒れる傾向とかそういうことじゃないんですかねえ・・・。

万:じゃあ春のマイルGⅠが安田記念なら、秋のマイルGⅠはマイルCSだ。その考えならマイルCSも荒れる傾向ということになるな。ということで参考までにマイルCSの人気別成績を見てみよう。

局:あれ??思ったよりひどくはありませんね。

万:まあ1人気の10頭中6頭が複勝圏内で4勝していればまあ悪くはないと思う。それでも軸にできるか否かと問われれば半信半疑だが・・・。

虎:まあマイルGⅠだから荒れるってわけではなさそうだな。

万:だが荒れやすいのは事実だよ。マイルCSでも頭荒れが2回あるし、紐荒れなら安田記念と同様にある。ただ安田記念の荒れ方は尋常じゃないということだ。

局:じゃあ何で荒れるんですか?

万:一つはローテーションが複雑ということがあげられる。まず春の安田記念に関係しそうなレースを見つくろってみた。

万:これはたしか今年の最初の方に春のGⅠの展望ということで大雑把に取り上げた安田記念の関連レースだ。まあ万世視点の重要度はあくまでも独断と偏見なので参考程度までに…。

局:マイル戦なのに関連するのが1200~2000mまでレースがありますね。

虎:お前が重要と思っているレースはマイラーズCと産経大阪杯か・・・。

万:阪神コースが改装されて、実力本位のコースになったのでマイラーズCはメンバー次第では最重要レースだと思う。

虎:産経大阪杯は?

万:まあ「マイル戦は中距離馬から」という論理だと、産経大阪杯は2000mだし、あと天皇賞の前哨戦と言うことでメンバーも強力だ。それに産経大阪杯は3つの起点になるのもポイントだと思う。

局:3つの起点??

万:まずは天皇賞⇒宝塚記念への王道、次に金鯱賞⇒宝塚記念への中距離路線、そして安田記念⇒宝塚記念への路線になる。だからその3つの道に行くメンバーが全部そろうからレースの質もそれなりにある。

虎:でも同じコースという点だと前哨戦の京王杯SCや、同じマイル戦の東京新聞杯の方が直結しそうに見えるが、それはお前から見ると重要度は低いのか?

万:東京新聞杯は2月開催だからメンバーも手薄だし、京王杯SCの場合は距離延長がネックだと思う。

局:でも京王杯SCからの勝ち馬もいるんですよね。

万:京王杯SCがあまりあてにならない理由の一つが、前哨戦にもかかわらず荒れる傾向があげられる。それでそこで勝った馬が本番でも人気になって負ける。まあこれだけに限らず前哨戦が荒れたら、本番も荒れやすい傾向になることに注意が必要だと思う。

虎:高松宮記念とヴィクトリアマイルについて評価が『?』になっているが、これはどう解釈すればいいんだ?

万:前者については正直軽視だと思う。

虎:でもGⅠだからそれなりにレベルが高いんじゃないのか?

万:レースの内容じゃなくて、いまは部門ごとに区分けされているからスプリンターがマイル戦だと苦戦するんじゃないかなあと思っている。昔は1200と1600が一緒だったからマイルGⅠとスプリントGⅠを両方勝つ馬がいたが、今は路線が整備されている。、。夏にサマースプリントシリーズがあるので短距離得意な馬はそれに特化するようになってきた。だからスプリント戦になれた馬がマイル戦の流れについていけるかが疑問だ。

局:ヴィクトリアマイルはどうなんですか?

万:ウオッカが2年連続でVマイル⇒安田記念と臨んでいるが、これはレースの質次第だと思う。今年なら1~5着馬が出るならそれなりの成績を出せるのではないかと思うが・・・。ちなみに前走成績を見てみると・・・。

虎:そういえば海外から参戦する馬もいたんだよな。国際競走だしな。

万:それも荒れる原因の一つと推測されるが、それについては後でふれよう。結構ばらついている。京王杯SCと海外が複勝圏内に7頭いるが、京王杯SCの勝ち馬で安田記念を勝ったのは05年のアサクサデンエンだけ。しかも7人気だった。京王杯SCの勝ち馬はどこまで信用できるのかわからないのも難しい。参考までにマイルCSの前走成績をみると

万:天皇賞からの馬が中心で、スワンSと富士Sはそれの一段下。毎日王冠と府中牝馬Sに要注意という傾向なので実にわかりやすい。

虎:だからお前は産経大阪杯にこだわるわけだ。

万:荒れる原因は、マイルCSは天皇賞【秋】という中距離GⅠがあるが、安田記念の前には中距離GⅠがないというのが原因かもしれないな。

局:色々原因がありますね。まとめると・・・。

◎ローテーションが複雑で、スプリント・マイル・中距離・海外など多様なメンバーが出走する。
◎京王杯SCは前哨戦にもかかわらず荒れる傾向で勝ち馬の評価が難しい。
◎秋は天皇賞(秋)⇒マイルCSという中距離馬有利なローテがあるが、安田記念の前に中距離GⅠがない。


万:まあそうだな。ところで・・・。

虎:うん??

万:今年はまだ中山金杯しか実地観戦していないんだよな。

局:それがどうしたんですか?

万:今週の安田記念は実地観戦に行くとブログの中の人が言っていた。

虎:お前じゃねえか!

万:あと「リーチザクラウンにロマンを感じている」と主張をしているブログの中のお方 が安田記念に観戦に行くのではないかという説が急浮上してきたとか・・・。

局:ソースはなんですか!ソースは・・・。

万:ドイツ系スポーツ紙『アウスポ』に掲載されていた。

虎:どんなスポーツ紙だよ!しかも「アウスポ」ってなんだよ!!

万:「アウ・・・・・スポーツ」の略称らしい。

虎:怖いだろ!そんなスポーツ紙あったら!!

万:「リーチザクラウンは5着だ!」ってそこの編集長が言ってた。

虎:いい加減にしろ!!


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