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自由気ままなな文学活動
活用なき学問は無学に等し

学問のすすめ21

2007-08-06 | お出かけ話
昨日はこう題された講演会に慶應義塾まで行ってきました



ご年配の方々が多かったってのと、山食のカレーに虜にされた、写真撮影が多かったと言うのはさておき

講演者の林望先生の講演を聴いていると

どっかの国の罷免された大臣を暗に批判しつつ
勉強ばっかりやってたら器の大きい人にはなれませんね
それだけだと「本郷の某大学の人になる」とのことで

‘‘人間としての広い教養、紳士らしい心の持ちよう’’

これを小泉信三氏は紳士の典型であると、ロンドンにおける小泉氏の話を交えながら講演しておりました

遊びと言いつつも
ただ単に今時の若者の‘遊び’と言うよりは
エドワード・グレイ、永井荷風の話を例にとっていただけあり

‘質の高い遊び’
これを説いていたのかと講演を聴きながら思った
さすがは慶應、未来の先導者と自負するだけはある

僕はあそこの塾生じゃないので、突っ込んだ話は出来ないけど
人生の先輩方からよく言われている話と被るモノは有った

勉強も極めれば素晴らしいが、そこまで行き着く人は僅か
それよりも、学生の内はキャパを広くするべきだ
だから‘よく遊べ’と

こういう事を知らないで社会に出てバキッと折られる

もしくは「法律に則って適切に対応している」

こんな事を言う紳士らしくないフェアプレー精神を持たない方
そういう人間になっちゃいけませんねと

じゃあウチの大学って
「本郷の某大学の人になる」要素は有るな
お堅い、殻に閉じこもってると言うのか

何かにつけて宿題・課題・卒論と口やかましく
勉強ばっかりで遊びのイメージは程遠い

かつての自分も多分にそんな要素は有ったのは否定しない
今でも「なんて自分はお堅いんだ」となるけど

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