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肖像画の世界に限らず上に立つ人の人格は、率いる集団の規模に相応したきめの細かさや、弱い立場の人の身に寄り添った見識ある配慮が求められます。集団に組するとしても、結局は人それぞれの想いの違いはあって当然です。人を引きるける魅力ある人格や集団としてのメリットが要求されるものです。一番の前提となる事柄として、間違いなく信用、信頼があげられると思います。嘘をつかない、隠事をしない、それに会計に関しては最低限の明朗さが必須です。これらの事柄をクリアできない集団は意味をなさないと考えます。
考え方の方向性の違いに気付いた時に、取るべき行動は・・・。ある絵画の会の立ち上げに積極的に参加したものの、予想外にとても残念な結果となったことに気持ちが落ち込んでおりました。しかし、方向性の違いにもっと早く気づかなかったかと反省しつつも、ある意味早く方向転換に向かったことを良しと納得したいと思います。絵の世界では、絵の上手い下手は人格と反比例する事例は数あるものの比例する例は少ないようです。団体では絵の上手い方を尊敬する傾向にあることは事実ですが、今後は努めて絵の技術とかではなく人格の奥に潜む”人間味”に注視していきたいと思います。上に立つ人は人として尊敬できる人であってと望むと同時に我が身の振りを顧みたいと思います。
もう一つ言えば繁盛店と言えるお店（会社・団体）は特別な事をしているわけではなく、当たり前のことを当たり前のように実行していることです。皆んなが当たり前のように望んでいる普通のことに、当たり前のごとく普通に応えていることです。とても分かり易いことだと思うのですがね。（もちろん相互にそれなりの前向きな努力があってのことですが）
肖像画有志の会勉強会今日は横浜からＴさんの参加です。来年の全日肖展に向けた本作の準備段階に、ご用頂いた何枚かのお写真の中から魅力のある一点を選ぶことが出来ました。撮影時のご苦労話も交え、構図やロケーションの大切さを一層認識できたようです。いよいよ制作開始、次回の勉強会が楽しみですね。
夜の部はお隣の”田原坂”さんへ
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