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日本最大の肖像画家の祭典”全日肖展”にて「内閣総理大臣賞」受賞!
何やら怪しい視線が・・・
若手作家の育成とは対極にあるお話。所属する美術団体では、肖像画に関するアドバイスを惜しむことなく各先生方が率先して実践されております。オープンな指導は、これから頑張ろうといった方々には嬉しい収穫になることでしょう。業界全体にありがちなことなのかもしれませんが、往々にしてありがちな例をあげます。指導される方が指導と称し、不用意に筆を入れ過ぎる行為です。このことは指導を受ける側へ致命的な深い傷を負わせることになるということです。今まで積み重ねてきた技量の階段を数十歩も飛び越えた位置で、早くここまで来なさいといった無鉄砲な行為になります。指導を受ける側も、中には筆を入れてもらいたいと勢いずき完成までお世話になる方もいらっしゃるようです。その作品は身の丈の何倍も高い評価を受けることになります。一回味をしめると同時に、後戻り出来ない状態に気付くはずです。悲しいことに一向に技術の習得に繋がりません。やましい行為にストレスを抱え込んでしまうことでしょう。本末転倒になり、その方にとって不幸なことです。上に立つ責任ある指導者は気をつけなければなりません。人材の育成どころか、反対に腐らせかねません。少なくとも私の所属する美術団体では無いことだと思います・・・。
肖像画有志の会では目先の安易な方向には導くことはありません。頑張っている実力の半歩先に明かりを示すように、着実に階段を踏み外さないように導くことを心掛けています。許容範囲内での筆入れはあるものの、その都度納得のいくラインでその方の性格、技術レベルに合ったアドバイスを心掛けています。プロの肖像画家を目指すということは、真に実力培っていくということになります。将来的には誰にも頼らずにしっかり仕事として肖像画を描ける人になってほしいと願うものです。
所属する美術団体の総会が来月開催されます。昨年は人事問題等いろいろな出来事がありました。人が複数集まれば、いろいろなことが起こるのが人間社会で、人の感情の機微は計り知れません。昨夜アポロ11号月面着陸に至るドキュメント番組を見ておりましたが、広大なビックプロジェクトが成功できたのはコミュニケーションの大切さに気付いたことから導かれたものだったと言う事です。失敗続きから抜け出せ、障害を乗り越えることができた要因がコミュニケーションとは。何かを成し遂げるということは難しい話ではなく、目指す方向に、共に心を開いて語り合うことから始めることが一番大切なこではないかと改めて感じました。
(Google画像抜粋)
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