月刊ボンジョルノ

ほとんどツイートの転載です。

「僕らの仕事は『楽しく生きること』だ」とファビオは言った

2005-10-29 | Weblog
事務手続きの必要があって、休日の午前中ちょびっとだけ大学に顔を出す。
研究室のドアを開けると助手のK野くんが「どうしたんですかこんな早い時間に」とびっくりしている。
そこへ入ってきたS姐さんも「あれどうしたんですか一体」と怪訝そうな顔をする。
人間あまり唐突なことをすると周りの人々を混乱させてしまうので、よくよく気をつけなくてはいけないと反省した。
しかしこうも論文を書く時間がないとかえって爽やかである。
もはや何を書きかけていたのかも忘れつつあって、全然違うことに興味が移りそうになっている。
これがいわゆる「文章を寝かせている」状態であって、機が熟するとともに斬新なアイディアをともなって復活するのなら文句はないのだが、そのまま逝ってしまってはシャレにならない。
かといって論文書きたいからっつって異動を願い出たり転職したり退職したりするほどの甲斐性もないし。
ここは一発イタリア人もしくはフランス人になって、とっても日本的な職場の皆様に嫌がられるのが最上の得策のように思われるのである。
そろそろ体も大事にしないといけない歳だしね。