横浜公演終了後、中華街の「K昌閣・水龍宮館」で食事。
秋の公演シーズンまでひと段落ついたということで、今年の前半戦の打ち上げのようなものである。
ここは水路の上にしつらえたボックス席があって、足下を大きな鯉が泳いだりしている。
なんでも中学生未満の子供は入れてくれない席らしい。
その割に入口にはおみくじやら客の声を鸚鵡返しする竜やらがおもちゃとして用意されており、別にアダルトな雰囲気をウリにしようという意図は感じられない。
むしろインテリア的には明らかにイベント性の勝ったお店であり、お味の方も絶賛すべきほどではないがマアおいしいというところであった。
実は中華街で腰の据わった個性的なおいしい料理を食べるのはなかなか難しい。
観光客相手のお店が多いし、だからといって裏通りのこぎたない店がおいしいかというと、味の素てんこ盛りの雑うな料理でがっくりきたりする。
料理ライターの方に聞いたところでは、店主のプロ意識の高さにもんのすごく差があるそうである。
やはりおいしい料理を食べるには信頼できる筋のクチコミに如くはない。
食事を終えて外を歩いていたら外国人観光客が非常に多かった。
特にドイツ人。まあドイツ人が多いのはどこの観光地でもそうですが。
あのドイツ人の旅行好きはねえ、ナチ時代に政策の一環として旅行がすごく奨励されたかららしいですよお。面白いですよねえ。
しかし中華街にいる外国人観光客というのは、東京観光のついでにやって来た人たちなのか。
それとも中華街を最大の目当てにやって来た人たちなのか。
中国や香港に足を伸ばすのも大変なので、日本で手軽に中国気分を味わおうということか。
なぜわざわざ日本に来て中華街なのか。
京都や奈良とちがって東京近辺でコテコテの日本情緒を求めるのには限界がある以上、広い意味での異国情緒・アジア情緒供給地としては中華街はなかなか良い選択なのではないか。
紹興酒で杏仁豆腐状になった脳みそではいくら考えてもまとまりがつかず、あまつさえ数年ぶりに駅を三つ寝過ごしてしまったのであった。とほほ。
秋の公演シーズンまでひと段落ついたということで、今年の前半戦の打ち上げのようなものである。
ここは水路の上にしつらえたボックス席があって、足下を大きな鯉が泳いだりしている。
なんでも中学生未満の子供は入れてくれない席らしい。
その割に入口にはおみくじやら客の声を鸚鵡返しする竜やらがおもちゃとして用意されており、別にアダルトな雰囲気をウリにしようという意図は感じられない。
むしろインテリア的には明らかにイベント性の勝ったお店であり、お味の方も絶賛すべきほどではないがマアおいしいというところであった。
実は中華街で腰の据わった個性的なおいしい料理を食べるのはなかなか難しい。
観光客相手のお店が多いし、だからといって裏通りのこぎたない店がおいしいかというと、味の素てんこ盛りの雑うな料理でがっくりきたりする。
料理ライターの方に聞いたところでは、店主のプロ意識の高さにもんのすごく差があるそうである。
やはりおいしい料理を食べるには信頼できる筋のクチコミに如くはない。
食事を終えて外を歩いていたら外国人観光客が非常に多かった。
特にドイツ人。まあドイツ人が多いのはどこの観光地でもそうですが。
あのドイツ人の旅行好きはねえ、ナチ時代に政策の一環として旅行がすごく奨励されたかららしいですよお。面白いですよねえ。
しかし中華街にいる外国人観光客というのは、東京観光のついでにやって来た人たちなのか。
それとも中華街を最大の目当てにやって来た人たちなのか。
中国や香港に足を伸ばすのも大変なので、日本で手軽に中国気分を味わおうということか。
なぜわざわざ日本に来て中華街なのか。
京都や奈良とちがって東京近辺でコテコテの日本情緒を求めるのには限界がある以上、広い意味での異国情緒・アジア情緒供給地としては中華街はなかなか良い選択なのではないか。
紹興酒で杏仁豆腐状になった脳みそではいくら考えてもまとまりがつかず、あまつさえ数年ぶりに駅を三つ寝過ごしてしまったのであった。とほほ。