なぎのあとさき

日記です。

台風明け、海へ

2005年09月27日 | 日々のこと



またたびにゃー



9月25日、日曜、台風遠ざかる。

朝ご飯、手巻き寿司の残りで豪華に。
庭仕事、雑草は抜いても抜いても次の日になると目立つ。
ワイルドストロベリーを植えてオルトランを撒く。

モンチは思い出したように、
冷蔵庫の下に自分で入れたネズミを取り出してくわえて持ってきた。
何度も放って遊ぶ。
ソファの下めがけて放ると、
ダッシュでソファの下に突っ込んでいく後姿がおかしい。
そのうちまた冷蔵庫の下に入れてしまう。
冷蔵庫の下に前足を突っ込んだまま倒れて、
必死になってネズミを取ろうとしてる姿がおかしい。

Cが迎えに来て鎌倉へ。
高速から見えた空、空の端から端へ雨雲が流れて、次第に晴れていく。
雲間に見える空は、群青色のような澄んだ濃い青。
残った雲が鰯雲を作る。BGMは卓球。
夾竹桃には、樹の全体にぱらぱらと花が残っている。
ところどころ、ススキの穂が伸びている。

鎌倉について窓を開けると、空気が冷やっとして、
柑橘系の、爽やかな匂いがする。秋の匂い。
この匂いは多分一瞬で消える。

まっすぐ海へ。海の青も濃い色。
海岸の淵にもススキが伸びている。
ススキと一緒に、あやとりの箒みたいな雑草も一緒に生えている。
稲村ガ崎の駐車場に車を停めて岩場に下りる。
「寒い!」「あっ、いったね」「だって」 
しばらくしてCも「寒い!」 もう水には入れない。
カフェの窓際のテーブルに座る。一望できる海を、ボーッと眺める。
江ノ島は建物までくっきり見えるのに、その向こうの雲が動かない。
青い海が、だんだん白光を帯びる。
あったかいお茶、オレンジ風味のティラミス。
帰りのBGMはおなじみEasy Riderのサントラ。
このアルバムを聞いてるといつも安らかな気持ちになる。

早めに戻って晩ご飯にハンバーグを作る。
ダーが手伝ってくれたのでラクラク。
調理器具を洗ってもらうだけでも、一人で作る半分の手間でできた。
付け合せのししとう、若布スープも美味しかった。
食後、紅茶を入れてぶどうのケーキ。

ビデオで「耳をすませば」。
ラブコメ要素てんこもりで何度見てもいいなぁ。
学校や図書館のたたずまいだけでなんとなく泣ける。
男の子がヴァイオリンひく姿がかっこいい。王子様。
男の子が住んでる住宅街は雰囲気が素敵だけど、
季節柄タチアオイと百日紅があってもいいと思った。
坂道の感じとか、実家の住宅街にも似ている。
懐かしくて、そこであの、
♪帰りたい、帰れない、さよなら、カントリーロードの歌を聴くと涙が出る。毎度。
ダーは初めて見たらしいけど、
もともと少女マンガが嫌いじゃないから気に入ると思った。
見たことなりわりには、原作者のこととかいろいろうんちくを垂れる。
出てくる猫がビーに似ているので、
ビデオが終わった後で寝室からビーが出てくると、
ダー「アニメの猫がビーにそっくりだから今までずっとビーと一緒にいたような気がするよ」

ビーがご飯を食べているところに来たモンチ、
わざわざビーの上をぴょん。
和室に寝転んで、殿を仰向けにしてお腹を撫でていたらモンチが来て、
殿の仰向けのお腹に足をかけ、踏み台にしてぴょん。
モンチはこうしてよくほかの2匹をまたいだり、
飛び越えたりするのが小面憎い。

コメント    この記事についてブログを書く
« 手巻きParty | トップ | パリの記憶 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿