根性無しの山羊座

山羊座のくせに、飽きっぽく根性無しです。

oppo BDP-95 インプレッション

2012-04-16 22:19:35 | AV再生環境
 oppo BDP-95が来て1週間くらい経ちました(一部の人が興味あるであろうファームバージョンはBDP9x-65-0302です)。印象としては結構使いにくいところがあるなぁと言う感じです。BDP-95買った人のホームページ見ても、使い勝手についてはあまり書いていないようなので(高い買い物だから悪いところは書きたくないのかな)、自分の感じたことを書いておこうかなと思います。受けのAVアンプはパイオニアのSC-LX83です。

 自分がこれを買ったのは、CDプレイヤーとかネットワークオーディオプレイヤーとか沢山機器が置けないので、少なめの機器で色々な用途に対応したいという理由でした。今まではPS3をなんでも再生に使っていたのですが、ファンの音が煩くてあんまり音楽は楽しめません。まぁ得手不得手があるので、BDP-95を買って

 PS3:DTCP-IP転送の録画ビデオ再生、ゲーム
 BDP-95:BD、CD、FLACなどのファイル再生

というように役割分担しようかなと言う計画です。で、BDP-95は音楽再生に期待をかけて買ったのですが、細かいところがわりとビミョーでした。

 一番面倒なのは、HDMI接続では音楽プレイヤーとして使えない。ってところですかね。

1.HDMI接続でフォーマットが切り替わると頭欠けする。
 これはBDP-95に限った話ではないのですが、HDMIってネゴに時間がかかる規格です。BDP-95は音声フォーマットが切り替わると、リレーがかっちゃんと言って(これが結構煩い)、即座にデータを送り始めるのですが、受けのAVアンプの方でHDMIのネゴが間に合わないようで、冒頭0.5秒ほど頭欠けします。ずっとCDを掛けているような状況ならいいのですが、色々なフォーマットが混在しているNAS内のデータ再生とかだと、結構ストレスです。
 HDMI接続のみなら少しデータ送信を遅らせるといいんだろうけど、アナログも同時出しなのでアナログを優先したんでしょうか。

2.HDMI接続でCDのトラックを送ると冒頭に「ブツ」ノイズが入る。
 リレーは切り替わらないのですが、CDトラックを送る度にノイズが入ります(アナログ接続だと入らない)。またほんの少し頭欠けしている気がします(アナログ接続はスムース)

 まぁ、音楽はアナログ接続でもいいんですが、動けばいいや的な感じでストレスフリーな操作とか考えてないっぽいです。

1.CDモードのリモコン操作がヘン
 停止ボタンが一時停止と同じ挙動で、停止させるのに停止ボタンを2度押さないと駄目という謎操作です。停止からのトラック選択は数字+再生ボタンで面倒です。数字ボタンの後すぐに再生ボタンを押さないと数字が消えます。ところが、再生中のトラック直接移動は数字ボタンのみです。モードによって操作法が違うのは分りづらいです。

2.画面がないとファイルモードの操作はまず無理
 iOSとかアンドロイドOSでのリモコンアプリがあればいいんですけどね。音楽の時は液晶テレビ消したいので。

3.日本語が文字化けする
 ファイルメニューの日本語が頻繁に文字化けしてますね。表示出来ている所と出来てないところがあって謎です。あとBDAVのメニューは全滅。これは結構痛い。


 音自体に関しては、うちの場合はAVアンプ側も32bitDACなので、アナログと比べてHDMI接続も悪くなかったです。

   BDP-95アナログ >= BDP-95HDMI >> PS3HDMI

 って感じ。まぁPS3はファン音でS/N損なっているところも大きいですが。

 PS3と比べてファン音が少ないし、音はわりといいのでそこは良かったのですが、あんまり普通の人にはお勧めできないかなぁ。



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