土曜日はウォーキングのついでに尖閣問題抗議デモ in 中国大使館を見てきました。
デモの列はこの後ろに1Km以上続いています。歩道が狭いので伸びちゃうのですよね。
知らない人も多いと思うのですが、先週の土曜日に尖閣問題に対する抗議デモが行われました。規模は数千人、多分2000~5000の間くらい。実はこれは2回目で、10月2日にも渋谷で2000人規模のデモが行われています。
参加者は普通のお兄ちゃん、お姉ちゃん、おっちゃん、おばちゃん。と言った感じで、とにかく普通の人。自発的参加で行われるデモとしてはかなりの規模だと思われます(メーデーなんかは動員かかりますからね)
この件に関しては、日本のメディアは殆ど触れていません、むしろ外国のメディアの方が詳しく報道していて、例えばコレ↓ はイランのTVとのこと。
先日から紙面を賑わせている中国の反日デモは、実はこのデモに対するカウンターデモ(しかもどうやら政府主導らしい)なのですが、日本の新聞やテレビしか見ていない人にはそういう事情はわからないでしょうから、唐突な印象を受けたのではないかと思います。
まぁ事情を知っていたとしても、そこらにいる普通の人が日の丸担いで歩いただけで、あちらでは車をひっくり返したり、スーパー襲ったりするんだから、それはそれで唐突な印象は受けるとは思います(苦笑)
しかし、このデモ。ただ「中国ムカつく」だけで、これだけ普通の人が集まるわけがありません。それだったら日中関係が最悪と言われた2005年辺り(反日デモ暴動が頻発していましたね)にも、こういう大規模なデモがあったはずです。なぜ、今こういうデモが起こったかというと、やっぱりこれは半分は「反民主党デモ」なわけですよ。政府がろくでもねー事ばかりやらかすから、普通のおっちゃんも憤っているのです。
今日の国会でも
18日の参院決算委員会で自民党の丸山和也氏は、事件で逮捕した船長の釈放には、来月横浜で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)に影響することへの懸念があったとし、釈放直後に仙谷官房長官と電話で話した内容を“暴露”。
「判決まで拘置して強制送還すべきだった」と訴えると、仙谷氏は「APECが吹き飛んでしまう」と答え、「日本が中国の属国になる」との懸念を伝えると、「属国化は今に始まったことではない」と応じたという。
仙谷氏は答弁で「健忘症にかかったか、今暴露された会話の記憶は全くない」と否定。18日夕の記者会見では「何らかのことを友人関係で話したとすれば、国会で質問されるのは不本意だ」と不快感を示した。(読売新聞)
政府No2の官房長官が「健忘症」を自称してまで、明確に否定しないと言うことは、「APECへの影響を考えて指揮権を発動した」「中国への属国化は今に始まったことではない」と言ったのは事実に極めて近いということではないかと思われます。こんな言い逃れをする官房長官が「老獪」なのか?仙谷氏を持ち上げている一部新聞テレビの平和ボケにも程があると思いますね。自分は中国大使館へのデモは参加しませんでしたが、
民主党本部包囲デモがあれば自分も参加しますよ ふざけるな民主党!ですね
まぁせっかくなので、地元らしいネタを
中国大使館に警備に回される警察官が乗ってくる車両は、外苑西通りに駐車されます。中国大使館の前の道は狭いですからね。デモ当日はさすがに沢山止まっていました。
投光車まで来ていました。実際にこんな物を見るのは初めて。その他にも何に使うのか分らない特殊な車両が(^^)何台か止まっていました。