ゴールデンウィーク前半の29日30日は、有田陶器市に行ってきました。
もともと器は好きで、益子には近いこともあって、ちょくちょく出かけているのですが、他の窯元にも行ってみたいなぁと思っていました。益子は土モノ(陶器)だから、うちのお皿は茶色い物ばっかりなんですよね。それで白い皿を仕入れようという事で有田を選びました。往復はスカイマークで宿泊は東横インです。負け組でしょうか(笑)。格安パックツアーですからね。
有田の陶器市は日本でも1,2の大きさということですが、さすがに店が多かったです。感覚的に益子陶器市の3倍くらいあったかなぁ。益子だと1日使えば、一通り見てから、一回戻る位は出来るのですが、有田は無理でした。そのため買い物は難しかったです。気に入ったものがその店にしかなかったり、もう無いかも、と思って買ったら、しばらく行った先の店に半額以下で置いてあったりしました(あぅ)。ここは初めてだったので、品物の感じが掴めていなかったというのもあります。
店の人と少し話もしたのですが、来るお客さんは大体大阪くらいまでらしいです。東京から来たと言うと驚いていました。飛行機を使えば、時間はそんなに変わらないですけどね。窯元は東日本には少ないですから、関東の焼き物好きは、結構いるんじゃかなと思っていましたが、あんまり来てないみたいです。
自分達は朝10時半ころに有田入りした後、5時位まで見てまわって、普段使いの器を10組20枚くらい買いました。自分も嫁も、飾る器や茶陶などには興味ないので、もっぱら普通の食器ばかりです。その後は、柿右衛門の家に行って柿を見たり、磁石場址に行ったりして散策。晩御飯は
龍水亭というところに行って鯉を食べました。地元の人の紹介で行ったのですが、すごくおいしかったです。鯉には半年前から餌をやらないで、泥を吐き出させるとか。話の真偽は分かりませんが、言うだけあって全然泥臭くなかったです。
その日は佐賀まで戻って宿泊。
柿右衛門の柿です
いい庭です。こんな庭を毎日見ていれば、確かにいいものが描けそうです。
磁石場址。山が一つなくなっています。この山が皿になって世界中にばら撒かれたわけですね。
1日目でかなり消耗したので有田に戻るのはやめて、次の日は大宰府に行きました。九州国立博物館に行ってみたのですが、博物館と言うと東博の
重厚なイメージがあったので、青い蒲鉾型の建物はびっくりしました。人はわりと多かったです。GWだし、出来たばかりだからですかね。展示はまだちょっと落ち着いていない感じがしました。2日目は暑かったですね。有田の時にこの天気じゃなくて良かったです。
九州国立博物館です。予備知識無しで行ったため、建物の形に驚きました。
疲れましたが、楽しかったです。ただ今日になって足が筋肉痛になりました(苦笑)。GW後半はのんびりする事にします。