ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「活性酵素食品で免疫力を高め、安全・安定・安心のトリプル経営を」

2016-02-15 08:10:22 | 日記
 養豚農業経営も12月の締めくくりの時、技術的にもいくつかの反省点があると思います。豚の疾病については、ワクチン接種しても、効果なく病気発生を起こし、多大な損失を被った例もあるとのことです。ワクチン接種の場合に大切なことは、接種適時を把握することです。ワクチン接種した母豚から生まれた子豚は、母豚から受け継いた移行抗体(ガンマ-グロブリン)は、初乳よっておこなわれます。親豚の血液中にあるガンマ-グロブリンは、濃縮されて初乳に出てきますが、脆いものなのでだんだんと失われ、生後25~30日くらいで3分の1くらいに減少します。また、生後五百万あった血球数は、生後2~3週目辺りで貧血します。これは豚特有の生理的な要因であり、生後3日目の鉄剤投与も、その貧血を防ぐためのものです。子豚の下痢も同じように、豚特有の生理的要因により発生するのです。 子豚が生まれてくる時の状態は、人と比べると未熟児の状態と言われています。本来ならば、ガラスの保温室で発育をしなければならないくらい弱いというのです。 飼養管理の技術も、それらを認識して、せっかくの子豚を減らすことなく育成したいものです。そこで、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを親豚に与え、その感化を胎内でうけさせろのが重要なポイントとなります。 親豚はもとより免疫賦活作用を高く持ち、それを子豚に移行させるので、生まれながらに抗病性のハンデを持ってくるのです。子豚は生後3日目に鉄剤とマクロビンを投与すると、体に赤味がさし、いわゆる早発性白痢の様な状態な状態になりますが、2~3日で正常なふんをするようになり、それによるダメ-ジは起こりません。 ところで豚の疾病には、伝染病と自発性の2つのものがあり、その原因としては、飼養管理にあるものと寄生虫によるものとがあります。この中で最も恐ろしいのは伝染病ですが、豚コレラをはじめ、ワクチンのあるものは予防接種の励行が最も有効な対策で、免疫抗体をあげることが、ワクチン接種の条件となります。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、その条件を満たしてくれるものであり、自衛の手段を講ずるほかない伝染病予防の中でも、最適のものと言えます。疫学的な観点からは、豚舎周辺に対する石灰散布が基盤となります。加えて、ワクチン接種のプログラムの励行、豚の赤信号発見、体温計の活用などが重要となります。豚の様子が変だと発見したら、態度、食欲飲思の有無、ふんの状態、目やに、鼻汁または鼻の孔がきれいか、黒いかと観察し、必ず体温を計ることが大切です。体温も計らず、いきなり注射をするなどということは、無茶なやり方です。 養豚経営者も一つひとつのことの積み重ねで成り立つものです。なつかしい言葉ですが、未知成長因子(UGF)の曖昧から、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スが確立した今こそ、安全・安定・安心のトリプル経営実現を目指してはいかがでしょう。

「飼養管理の基本」

2016-02-12 08:16:58 | 日記
 各地から豚の疾病についての問い合わせが相変わらず多いことに、驚いております。多くは発病してからの対策についての質問が大半です。 豚の病気も増えまして、それについて各種ワクチンも開発されています。生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイド、コンポ-ネンワクチン等、それぞれ特徴ある製剤です。 長期間強い免疫が持続するもの、免疫機能の低下した豚や妊娠豚にも接種でき、副作用が著しく軽減されているものなどが言われております。豚の疾病に対して発生してから治療するのでは間に合いません。それは緊急時のみに行うことです。 飼養管理の基本は疫学的なものの見方が必須条件です。農作物の栽培で、かかせないのは圃場の整備です。特に栽培する作物の生理にあった圃場整備が必要で、例として、馬鈴薯は、アルカリ性の土壌を好み、肥料は酸性のカリ肥料を好むとか、牧草栽培においては石灰を10a当たり100~150kg散布するなど、最低の基本技術と言えます。 養豚農業経営するのにも環境整備が必須条件と言えます。酸性土壌で、ミミズがいるような所は、豚を宿主とする寄生虫をはじめ丹毒、豚コレラ、トキソプラズマ、コリネバクテリア等々、多くの病原菌がいると認識して下さい。そして、彼らは、宿主である豚が健康を害すると、とびかかって行くのです。 どんな抗生物質や抗菌類を使ってもミミズのいる豚舎周辺では、その効果が表れないと断言できます。 山の斜面をくずした場所、埋め立て地、または畑地を利用して、新しく豚舎を建て、そこに豚を飼養すると必ず病気で大きな事故が起こります。そして、廃業となった例は、相当数あります。私が今でも新しい養豚場を建てる時のアドバイスは、このことが最優先です。誰でも風通し排水等、また太陽光線の斜入角度などを前提にしますが、それは二の次とします。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スについての問い合わせ、または注文をうけておりますが、ミミズがいるか、石灰を坪当たり五kg散布、春秋年二回するかの二つを聞いて、それの確認を得てから送るようにしています。 一年中豚の肺炎が絶えない、子豚の育成中、ボロボロと落ちるなどは、養豚農業経営の原点を忘れているか、目先の情報についまどわされているのではないでしょうか。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、理屈ぬきに肺炎がなくなり、他の疾病も防ぎ経営の総合実績がアップし、養豚農業経営の自信を高めています。それもこれも、しっかりした環境づくり、ワクチン接種のプログラムとの組みあわせが、飼養管理の技術指標となります。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、免疫賦活作用を高め、ワクチン接種後の抗体価を高め、ワクチン接種後の抗体価を上げるのが特徴です。そのことが豚の生理機能を強くし、これが幹となって、経営の枝葉を繁らせることになるのです。

「猛暑に耐える養豚経営」

2016-02-09 08:49:37 | 日記
 猛暑・酷暑と超暑さの表現が定番の8月となりました。1960年代の10年間を比べると、今までは、ほとんどなかった熱帯夜が東北南部でも記録され、名古屋市や広島市などでは、倍以上に増えています。 群馬県前橋市、埼玉県熊谷市など首都圏北西部の都市では、最高気温が36度に達する酷暑の日も増加しています。 家畜は一般に暑さに弱く、ぐったりとして夏バテ気味になり、食事量も落ち、体力低下でワクチン投与の効果も少なく、肺炎などの疾病もほとんど慢性的に発病します。現代の配合飼料は完全といっても過言ではないほどの内容を認識していますが、問題はその使い方と考えられています。高タンパク、高カロリ-はもちろんのこと、ビタミン類、ミネラル、その他、抗生物質や抗菌剤と至り尽くせりに整っています。問題は、それを完全に消化吸収しているか否かです。 例えば悪臭があれば、消化吸収が充分ではないと考えられ、完全に消化吸収していれば、悪臭のもとがなくなっているので臭いはなくなると考えるべきです。 活気のある豚は、生活態度もはっきり判別でき、種付けもうまくいきます。 ワクチン接種後の抗体価の数字も高く、その効果が経営に大きく作用します。 この消化吸収は、物理的なものと科学、化学的な組み合わせによって行われるもので、人間の胃の藥的考えではだめです。 特に腸内細菌叢の変化によるもので、腸内細菌叢の変化に作用するのは、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スです。 特に前回6月号に、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スの由来の中で説明しました。酵素作用の仕組みを見直して下さい。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スが豚に及ぼす結果として第一に肺炎が無くなることです。第二は免疫賦活作用の活性化により、その他の疾病、例えばオ-エスキ-病、ヘコヘコ病その他、不明な疾病(ヘルペス様疾病)なども、周囲で発病していても、発病しないなど、今までのような抗生物質、抗菌剤依存から、開放されて養豚農業経営に大きくプラスとなり、ほぼ完璧と言えることが、実績となっています。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、豚に限らず、乳牛、鶏などそれぞれの動物や人間に対する能力を充分に示してくれるのが、頼もしい実態です。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは薬品ではないので、薬効的速効は認められませんが、腸内細菌叢の変化とそれによる生態の機能が強く変化定着し、ホルモン的作業の活性と特に免疫賦活作用の効果は、専門家でも判りにくいものです。 豚およびその周辺免疫的と言うか、今流行のHACCP的とでも言うか、病気を寄せ付けない作用を示すものであります。飽きずに使うことそれ以外にありません。

「猛暑に耐える養豚経営」

2016-02-09 08:48:11 | 日記
 猛暑・酷暑と超暑さの表現が定番の8月となりました。1960年代の10年間を比べると、今までは、ほとんどなかった熱帯夜が東北南部でも記録され、名古屋市や広島市などでは、倍以上に増えています。 群馬県前橋市、埼玉県熊谷市など首都圏北西部の都市では、最高気温が36度に達する酷暑の日も増加しています。 家畜は一般に暑さに弱く、ぐったりとして夏バテ気味になり、食事量も落ち、体力低下でワクチン投与の効果も少なく、肺炎などの疾病もほとんど慢性的に発病します。現代の配合飼料は完全といっても過言ではないほどの内容を認識していますが、問題はその使い方と考えられています。高タンパク、高カロリ-はもちろんのこと、ビタミン類、ミネラル、その他、抗生物質や抗菌剤と至り尽くせりに整っています。問題は、それを完全に消化吸収しているか否かです。 例えば悪臭があれば、消化吸収が充分ではないと考えられ、完全に消化吸収していれば、悪臭のもとがなくなっているので臭いはなくなると考えるべきです。 活気のある豚は、生活態度もはっきり判別でき、種付けもうまくいきます。 ワクチン接種後の抗体価の数字も高く、その効果が経営に大きく作用します。 この消化吸収は、物理的なものと科学、化学的な組み合わせによって行われるもので、人間の胃の藥的考えではだめです。 特に腸内細菌叢の変化によるもので、腸内細菌叢の変化に作用するのは、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スです。 特に前回6月号に、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スの由来の中で説明しました。酵素作用の仕組みを見直して下さい。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スが豚に及ぼす結果として第一に肺炎が無くなることです。第二は免疫賦活作用の活性化により、その他の疾病、例えばオ-エスキ-病、ヘコヘコ病その他、不明な疾病(ヘルペス様疾病)なども、周囲で発病していても、発病しないなど、今までのような抗生物質、抗菌剤依存から、開放されて養豚農業経営に大きくプラスとなり、ほぼ完璧と言えることが、実績となっています。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは、豚に限らず、乳牛、鶏などそれぞれの動物や人間に対する能力を充分に示してくれるのが、頼もしい実態です。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スは薬品ではないので、薬効的速効は認められませんが、腸内細菌叢の変化とそれによる生態の機能が強く変化定着し、ホルモン的作業の活性と特に免疫賦活作用の効果は、専門家でも判りにくいものです。 豚およびその周辺免疫的と言うか、今流行のHACCP的とでも言うか、病気を寄せ付けない作用を示すものであります。飽きずに使うことそれ以外にありません。

「新農基本法と畜産・酪農の姿勢」

2016-02-05 09:11:18 | 日記
 1998年度の畜産・酪農対策運動の焦点がまとまりました。最大の焦点になるのが政策要求です。今、畜産、酪農家が一番困っていることを分析すると①ふん尿処理②労働加重③負債問題④高齢化と後継者難の4つの課題です。特にふん尿処理は規模拡大、低コスト化、畜産環境規制を迫られる農家の最大の悩みの一つであります。ふん尿処理には多額の投資と労働力の確保が必要となり、個々の農家だけでは対応しきれないのが現状であります。関税引き下げによる食肉価格の低下や乳価の低迷が続く中でふん尿処理の投資をするのが難しい現状であります。 本誌にも何度も書きましたが、養豚場から悪臭の出る所は経営的にもよくない所です。悪臭は外に出てから処理しても簡単にはなくならない。臭い物にフタと言うが、だめです。やはりもとから断ち切るのが正しい方法と言えます。わざわざ悪臭消滅に手間をかけるなどは、無駄なことです。配合飼料の高タンパク、高カロリ-の消化吸収には、豚の腸内細菌叢を活性化・消化分解の強化を促し飼料成分を完全に近く分解吸収することにより、ふん尿の悪臭が減少し、悪臭のない環境になります。活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スはいつも証明しています。 活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スの由来を示しますと、東京農業大学住之江研究室発明として昭和49年7月20日付けで特許公報に発表されました。 糸状菌と酵素菌を併存させた濃厚飼料で、その説明として、この発明は大豆、フスマ、または、トウモロコシなどの穀物を原料として、これに糸状菌を発酵させた酵素類と酵母とを併存させて、動物体内の自己消化による飼料の栄養効率を高め、特に自己自身では酵素造成力の少ない幼稚動物にこの発明の実施によって製出した飼料を投与して、その成長が促進することができる濃厚飼料として提供する目的でなされたものです。従来、糸状菌と酵母菌とを同一の原料を培養基として同時に繁殖させることは、困難であって不可能に近いとされていたが、飼料中に酵素と酵母が併存することは、その飼料価値を高め、その相乗的作用に優れた効果をもたらすものであることは、多くの動物実験の結果は明らかで、それが望ましいものであるとされていながら、簡単な製造法が開発されていませんでした。そこで、この発明は培養基となる原料と酵母菌に特殊な加工を施すことによって糸状菌と酵母菌を併存させるようにした。大豆、フスマ、またはトウモロコシなどの穀物を単独または適宜混合したものに、有機酸あるいは無機酸を添加し酸性となし、これを蒸煮したのち放冷し、これに酸性の側において強いアスペルギルス属菌種と、同時に酸性の側において強いサッカロミセス属あるいはトルラ属の菌種にスタ-タとして、ブドウ糖などの糖分類の少量をよく混合して塗り付けたものを接種して、製麹室に入れ、常法により製麹に入れたもので炭酸カルシウムを添加して粉末にし、経年変化の起こらない長期保存に耐える濃厚飼料としたものです。以上が説明でありますが、現在原料は大豆を使っており、健康食品の資格をとり、ベルフィ-ユの商品名で普及しております。特に豚においては、免疫賦活作用が強く、作用し肺炎、ヘルペス様疾患の発生も抑える、発病再帰が明確になるなどの養豚農業を充実させる産子数、育成率など多くの実績があります。