ゴールデンエース普及の歩み

【月刊 養豚界】昭和61年2月号~平成22年12月号掲載記事

「基本的な豚の管理で免疫力を高める」

2014-10-16 08:52:45 | 日記
 養豚経営はこの度の飼料の値下げで喜んでいられません。バイオエタノ-ルの推進はこれからもあると思います。 畜産農家の経営は国内外の冷え込みから、牛や豚の枝肉価格が下落するなど厳しい状況にあります。全農は、農家経営は楽観できないとし、引き続き消費拡大運動に取り組む考えです。 季節も本格的な冬期となり、豚飼養管理により一層の注意が必要となります。 豚の発育は多くの要因によって影響されます。飼料品質、環境整備、疾病しない疫学的技術の進歩、豚の能力の向上と、どれも豚の成育によって必須のものばかりです。環境管理については、豚にとって良い環境にしてやることが完璧にできていない場合が多く見受けられます。 高温多湿、低温、密飼い、換気不良などの環境条件は、増体の遅延を生じ、特に湿度は温度との相関があります。 適温域の上部で湿度が高くなると、食下量が落ち、増体遅延となりやすい傾向にあります。 換気不良による高温多湿になると、疾病が多発し、呼吸器疾患の原因にもなります。特に豚舎構造上で換気の工夫が必要だと考えます。 そこで、例として、養豚経営をやっている家族労力を主とした経営を見てみましょう。豚舎も古くなってきた、経営者も年を取り、新しい知識も覚えにくいなどと悩みがあります。しかし、このようなことは養豚経営だけのことではなく、どこにもあることです。 そうなるとやはり豚の健康管理が重要になります。豚自体の能力、特に抗病力を伸ばすことです。 特に肺炎になると、ほかの病原菌がきて総合感染や合併症などを引き起こし、薬品の邪魔をするなど、複雑な現象をみます。 このとき、豚の体に免疫力を持たせて、そのより一層の免疫力により、周囲で豚の疾病が発生しない、発病しない体制をつくることです。 私の周りでは、活性酵素食品ゴ-ルデンエ-スを使っている効果から、約30年そのような疾病報告がないのです。 免疫力が上がったことは、ワクチン接種した豚の抗体がアップすることで示してくれます。 養豚経営の安定は、抗体を高める免疫賦活作用を起こすことがカギと言えます。

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