職場のスタッフの一人がこんなことを言いました。
「生まれ変われるとしたら、どんな時代に生まれたいですか?」
そのスタッフは「幕末の農民に生まれ変わりたい」と言っていました。
ボクは少し考えて「今の記憶をもったままで、縄文時代に生まれ変わりたい」と言いました。
何も無い時代でも、知識だけあれば結構アウトドア生活が楽しめるんじゃないかなという安易な考えです。 ヾ(´▽`*;)ゝ"
話は変わって、中国の奥地、北京から西に1000kmほど行ったところに 「生まれ変わりの村」というのが実在するそうです。その村には前世を記憶する人が集中して誕生し、そのまま生活しています。しかも、その人たちは全員、前世もその村に住んでいた人たちだというのです。
我々人間は、仮に輪廻が事実であるとしても前世の記憶は持っていません。何故 「生まれ変わりの村」 ではそのような現象があるのか。その記憶を持った人たちはみな、次のような興味深い不思議な話をするそうです。
人は、生まれ変わってくるときは三途の川のようなところを渡らないといけない。その川を渡ったら、この世に生まれ変われる。ところが川の手前まで行くと、猛烈に喉が渇いてしまう。
すると、その川に懸かる橋(奈何橋・なかはし)に、お婆さんがいてスープを炊いているというのです。喉が渇いて仕方がないから、生まれてくる人はみな、そのスープが欲しい。それで列をつくって、お婆さんの前に並んでしまうのです。
ところが、そのスープを喉に流した途端、前世や「あの世」のことを忘れてしまう。前世の記憶を持って生まれてきた人たちは、あのスープさえ飲まなかったらいいということを知っていたので、飲まないで川を渡ってきたと云うのです。
「橋の上でお婆さんがスープを炊いている・・・」なんとも不思議な話ですね。
顔も体つきも変わって性格も変わって、それでも「私」という感覚が継続されるといった状態は一体どんな状態なんでしょうね?