「3月のライオン 」 (ジェッツコミックス)で
羽海野 チカさんがマンガ大賞2011の1位をとりました。
おめでとうございます!!
言わずと知れた
『 ハチミツとクローバー 』の羽海野チカさんの最新作です。
今回、震災に配慮して授賞式はありませんでした・・・。
それなのに、羽海野さんは
受賞イラストと共に
震災の被災者の方に捧げたイラストも公開。
手に持っているのは
「ふきのとう」でしょう。
被災者の皆さんには
はげますしかありませんが
春の来ない冬はない・・
クルは「蜂蜜」、タレは「糸状のものを巻きつける」と言う意味。
遠い昔、王様がおやつとして楽しんだり、
宮中でお客様をおもてなすときに出されていた菓子だそうだ。
蜂蜜と麦芽の粉を混ぜて8日間熟成させたものを、
クルタレ職人のお兄さんがとうもろこしの粉をまぶしながら、
2本が4本、4本が8本、8本が16本・・・32、64、128、256・・・・
細く細く引き伸ばされて、16384本の麺状に変身!
最後に、あんとなるクルミ・アーモンド・ピーナッツなどを包んでクルタレの完成。
細く引き伸ばされた蜂蜜がサクサクとした歯ごたえ。
このクルタレ、見た目は繭にそっくりなのだが、
味はサクッとして不思議なおいしさ!
キーンと冷蔵庫で冷やしてから食べるとおいしさも2倍!
冷えて固まった蜜の糸が、
口の中でパリパリッ…と割れて、違ったたのしみ方発見