きまぐれ、かっちゃんねる。

福知山生まれ。北近畿全域に出没中。
自分の手で作り、育てることの素晴らしさを
ずっと忘れずにやっていきます。

豆腐とワイン?

2009-01-18 23:41:25 | グルメ

「豆腐とワインに旅をさせちゃいけない。」漫画『美味しんぼ』の主人公・山岡の名セリフです。

この言葉の意味は。
「豆腐もワインも鮮度が大切で、そこで食べ飲むことが重要だ」という意味だったと思います。
ワインは新鮮なものより熟成させたものが良いとされていますが、この場合、すでにその土地で成熟され飲み頃になったワインを気候も風土も違う所に持って行くな!・・・ってことだと思います。
たしかに、ワインは瓶の中でも呼吸をしており、動かしたり揺すったりするだけで味が変わってしまう大変デリケート飲み物です。取り扱いには最善の注意が必要です。
よく行くリカーショップの店長は、
「だから、ワインは店のいちばん奥のちょっと暗いところに並べているんや。ボジョレーみたいに、船で揺られて熟成されて飲み頃になる、なんてことはゼッタイあれへんよ。」と熱弁してました。

    

ところで、今日の晩ごはんは「湯豆腐とワイン」
上の言葉にはまったく関係ありませんが、
友人が「湯豆腐とワインって、けっこう合うで」の言葉を思い出して試してみました。

今回選んだ豆腐は、独自のネーミングと美味しさで評判の
【男前豆腐】   国産大豆100%!
それ以外の素材は「おこぜ」「さばふぐ」(ちなみに「さばふぐ」は舞鶴あたりでも良く釣れ、地元の人は普通にさばいて食べています。)「きのこ類」「鏡開きのお餅」etc・・・。

ワインは、某リカーショップ店長のおすすめ
【ジンダリー・エステート JINDALEE ESTATE】オーストラリアに10年ほど前に設立された比較的新しいワイナリーだそうです。
1000円もしないのに、なんと5ツ星を取っています。

結論。
豆腐とワインが、互いに共鳴し合い、絶妙な一体感ををかもしだしていました。「ワインと湯豆腐」は、焼酎より合うかもしれません。


このワイナリーのサイトを見ると、ここの職人たちがフランスの一流ワイナリーとはまったく違った考えをもっているのが解りました。感動です。

◆それは、特別な機会である必要はなく、仰々しくコルクを抜くようことではありません。
ただ必要なのは、楽しむ気持ち、ユーモアのセンス、そして人生をエンジョイしたいという気持ちです。
大げさなテイスティングは必要ないのです。
ワインを難しく考えることなく、素直に味わって、そして楽しみましょう!!
◆それは、ワインのうんちくを語ることではありません。冗談を言ったり、笑ったり、あなた自身が楽しむことが全てであると考えます。
◆あなたが楽しい時間を過すのなら、ワインの専門家になる必要はありません。

だから、今度あなたがワインのボトルを開けるときは、 ”The Jindalee Way”
(ジンダリー流)で開け、ただ、その豊かな時間を楽しむことだけを案じていればいいのです。
Cheers (乾杯)!