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学生時代にはじめて聞いた時、強烈なショックを受けたメイナード・ファーガソンのトランペット。特に「Gonna Fly Now」ロッキーのテーマの収録されている「征服者」のLPは、レコード盤の溝が磨り減るほど聴きまくってました。
メイナード・ファーガソンのトランペットの魅力は脅威のハイ・トーン。
Cダブル・ハイ(2オクターブのC)を駆使した高音から突き抜けるような音を聴いていると、不思議な高揚感を得ることができます。落ち込んだ気分がHighになります。
あの頃に聴いた曲を急に聴きたくなることってありますね。けど、そのレコードも含めて、LPはぜ~んぶ売ってしまって聴けません。CDも廃盤だろうなと思ってamazonで検索すると・・・ありました! 即、注文!!
ラッパ吹きならとりあえず押さえておくべきトランペット吹きですが、 ラッパ吹きならずとも、この人の音は誰しもが耳にしているハズです。
何より有名なのは、もう終わっちゃったけど「アメリカ横断ウルトラクイズ」の中の曲。ファーガソンの「スタートレック」が使われていました。
とにかくハイノート(高~い音ですね)がキュンキュン当たりまくります。
にもにも
金管楽器やる人はまず誰もが、「今日はFまで出た・・・。明日は、もっともっと高い音を出したい!」っていうふうに頑張ったり悩んだりするもので、彼の存在は憧れでもあるワケです
ちなみに、エリック宮城(ミヤシロ)の「PLEIADES - Tribute To Maynard Ferguson」に収録されている、ファーガソンの代表曲「Gonna Fly Now」のバラードは必聴です。エリックは「ファーガソンは自分の音楽に一番の影響を与えた」と言っています。そして、このアルバムをメイナード・ファーガソンに捧ぐ追悼アルバムとしています。この作品ではファーガソンが実際に使用していたオリジナルの譜面を用い、年代ごとにエリック氏の思い入れの強い楽曲を演奏しています。
ボクの親友YOSHIMITSUは、よくエリック宮城と一緒に競演しています。
エリック宮城
PLEIADES - Tribute To Maynard Ferguson