先日パパが
二度目の沿岸支援で釜石に行った時の話です
パパは釜石市の災害本部になっている「シープラザ」の衛星電話付近にいました
その隣では高校生とみられる女の子達がボランティアで
青森から送られてきたりんごを袋に入れ配っていたそうです
そこへ
何かの手続きにきたおばちゃんがやってきて
高校生に手続きの仕方を聞いたのだそうです
ボランティアの女子高生が
「ちょっとわかりません」と対応したところ
そのおばちゃんは怒って隣にいたパパに
「あんた!なんでこの子達にちゃんと教えておかないの!」
っと
怒りの矛先がパパに向かってきたそうです
パパはしっかり会社の腕章をしていて
ちゃんとみれば役所の人ではないことはわかるらしいのですが
お年寄りなどは全く関係なくいろんなことを聞いてくるのだそうです
わかる範囲で応えたり
わかる人のところに連れて行ってあげたりしているそうですが
さすがのパパもこの時はボランティアの高校生がかわいそうで
文句を言ってきたおばちゃに一言注意したそうです
役所の人に
「いつになったらうちの瓦礫を撤去するんだ!」
と
怒鳴っているお爺さんもいるそうなのですが
もちろん役所の人たちだって精一杯のことをしているはずです
自分自身も被災者でありながら
みんなのために動き回ってくれている人たちばかりだと思います
避難所生活も長くなり
さらに
なかなか思うように進まない復興
厳しい避難所生活の疲れや
この先の不安などを抱え
つい周りにあたってしまう気持ちも
分からないでもないです
家にいるだけのこんな私に
少しでも何か手伝いはできないものかと
悶々としてしまいます
ネットで支援物資の受付サイトを探していたら
『お願いタイガー』 ←クリック
というサイトをみつけました
何か送ってあげたい人や
手伝いに行きたいと思っている人は
世の中にたくさんいるんだと思います
そして
それを必要としている人もたくさんいます
お互いの思いがまだうまくつながっていないところもあり
歯がゆい思いです
今日新聞で
盛岡や都内の飲食店経営者と従業員で結成した
「三陸の子供たちを元気づける会」(詳細は↓)が
文房具・スニーカー・トレーニングウェア・リュックサック・絵本など(未使用か状態の良いものに限る)を
募集している記事が載っていたので
また息子の部屋を物色しました
息子は今日が始業式でした
いつものことながら宿題を貯め込み
休みの最終日にはいつも雷がとどろく我が家ですが
宿題のことでもめているなんて
平和なもんです
「三陸の子供たちを元気づける会」
↑で紹介した物の他、きれいにクリーニングした子供服などもOKだそうです
直接持ち込み
または
宅配(送料は自己負担)で届けてほしいそうです
《送り先》
〒020-0021
岩手県盛岡市中央通り一丁目10-1
アルファカンパニー内
「三陸の子供たちを元気づける会」事務局 宛
TEL 019-653-3181
FAX 019-653-3909
電話は月~土 午前10時~午後6時
ファックスは24時間
集まった物資は県内沿岸地域の避難所や保育園に送られます