先日のドキッとな！

先日の午後、某駅へ向かって順調に走っていた時のこと…　あるバス停（Ａ）を定刻に発車して、赤信号の交差点で少し待ってから次のバス停（Ｂ）へ…　降車ボタンは押されておらず、バス停（Ｂ）にも人影は…　ないような…　そうでもないような…　一人の男性が、こちらに背を向けた状態で、バス停（Ｂ）の手前１０ｍくらいの位置を歩いていたのだ。

私は「乗るのかなぁ～？　乗らないのかなぁ～？　どっちかなぁ～？」と男性の動きを注視しながら、ゆっくりとバス停（Ｂ）に接近…　私が「こっちを振り向く気配なし…　スマホに夢中…　つ、つ、つ…　通過していいのかな？」と思った時、急に男性がグイッとバス停（Ｂ）に近付いたので、私もグイッとハンドルを切って歩道に寄せた。

乗車した男性の着席を確認して扉を閉めて…　それと同時に“念の為に”時刻の確認をした瞬間、私はドキッとした。まだ発車時刻前（約２０秒前）だったのだ。そう、バス停（Ａ）から（Ｂ）への一区間の所要時間は“１分”の場合が多く、ついつい感覚的に「もう１分以上経っているから大丈夫！」と思ってしまったのだが…　その時間帯は“２分”だったのだ。

私は、一人で勝手にドキドキしながら、再び前扉を開けて「発車まで、もうしばらくお待ち下さい」と案内したのだが…　もしも、男性がもう少しバス停から離れた位置を歩いていたら…　私は４０～５０秒早く通過してしまったのだろうか？　あるいは「とりあえず止まろう」と思っただろうか？　早めに「通過だ」と判断したら、その時点で時刻の確認をしただろうか？　果たして…　ふぅ～　考えただけで始末書の文面が頭に浮かぶなぁ～！　今夜、そんな夢を見たりしてね。ハハハ…