バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

母子の会話と駆け込み乗車

2018年07月06日 18時43分13秒 | バス運転士
昨夜… 結局、ロキ●ニンを信用できなかった私はボル●レン(ローション&テープ)を買いに行った。そのお蔭かどうか分からないけれど「今日は昨日より歩けるようになったので良かったぁ~」と思っていたら… 一本、もう一本と乗務するにつれて、昨日とは逆に“運転中(座っている時)”の方が痛くなってきたのである。たまらず、乗客ゼロで長い信号待ちの時には、運転席の横に立って腰を伸ばしたほどであった…

さて、あるバス停で一組の母子が乗り、男の子が助手席に、お母さんが私の膝の上に… 否、背後席に座った。そして、ある大きな交差点で左折待ちをしていたところ… 男の子が「お母さん! 14(系統番号)は左へ曲がるけど、16(同じく系統番号)は右へ行くんだよ。あれ? 真っ直ぐだったかな…」と言った。

すると、お母さんが「そうだっけ?」と疑問を呈したのだが、男の子は「そう、真っ直ぐだよ」と断言したのだった。吸収の良い“子供の脳”が混乱するのに、カッチカチの“オッサンの脳”なんて… そう、間違えない方が不思議なのだ!(ここで自己弁護するか!?)

それから数分後、あるバス停で乗降客扱いを終えて前扉を閉めたところ、走ってくる女性が左ミラーに映ったので、私は再び前扉を開けたのだが… その時、男の子が「また扉が開いた!」と叫んだ。数秒後、おばさんが「ありがとう」と言いながら駆け込んだのだが、男の子は無反応だったのでガッカリ…(それはそうと… オマエはお姉さんだと思ったんじゃないのか!? ハハハ…)