private opinion

next live 12.14 高円寺showboat(S)

レコ発イブ#2

2006-06-22 21:25:15 | M.I.G
明日やります。
6人がやります。
俺達6人の描く放物線が交錯するタイミング。
明日。やるよ。
体調を整えている。



ジャズファッカー

2006-06-17 23:23:03 | 音楽
【snowline】青木氏の手によるオリジナル。
ファズと言っていいものかね、テイストはエレハモ社製ロシアマフ路線。
歪み形はこれまでに散々に沢山の各社各製品を使ってきたがコレは度肝を抜かれた。
太い、重い、粗い、粘い。
極悪破壊兵器クリエィーター青木氏感謝。
入念にシステム内効果チェックを重ね現在マクソン製スーパーメタルでクランチを作り、ジャズファッカーと名付けられたコノ凶器がメイン。
撃つよ。
俺は撃つタイプ。



井の頭線

2006-06-14 12:40:49 | おでかけ
携帯電話機のデータを整理してたらこんなのがあった。
久我山から乗った井の頭線に乗り合わせたこの彼。
渋谷に着くまでこのままの体勢で形態で姿勢キープ。
俺、ずっとず~っと見てた。この眠り深さは夢も見てねぇな、ノドが渇いてないかなぁ、あんまり口開けてると風邪ひいちゃうよ。
渋谷に到着した。
名残は惜しいがここでお別れだ、元気でな、いつかどこかで違う形で再会する事なんてあるのかな?
やはり小数点の深いトコロの確率でゼロではない希望。
じゃなきゃこの彼は俺の事を知らないまま生涯を終えてしまう。
確かに俺達は出会ったというのに。
親の愛情、恋人との別れ、努力で勝ち取ったりしたポジション、嫌いな人間、愛すべき仲間、お互い決して短くはないだろうそれぞれの人生を経て、流れ流れて来た俺達の歴史の中でここに一瞬の交錯した瞬間があったのだ、邂逅。
俺は彼を知っている。彼の存在を生命を確かに認識した。大変パブリックな状況下にも関わらず彼には悪いが画像として記録もさせて戴いた。
俺は彼が存在するという事を疑わない理由があるのだ。
彼はどうだ?
知らないという事は彼の宇宙の中で俺は存在してはいけないのだ。
悲しいな。
しかし俺が存在する事の気配すら感じてない男の事を俺だけは一方的に知っている。
これは神の視座だ、万能感を覚える。
俺は渋谷のホームに降り立ち電車のドアが閉まっても眠り続ける彼を目で捕らえ続けた。
よくよく考えて井の頭線は渋谷が終点である。電車はそのまま彼を乗せたまま折り返し運転を初めた。
「君の未来は今だ」
俺は彼の幸せを約束した。



リアル

2006-06-11 22:15:40 | おでかけ
先日漠然と友人様達とその辺り近辺で酒杯を交しておりました時の話。
S友人が全くの出し抜けにダシャレを発した時の話。
とある漠然としたトークのやり取りの最中に全くの出し抜けに発したS友人のダシャレ発言に気がつかなかった人、スルーした人ありましたのさ。
俺はこれを捨て置ける事が、程よくほろ酔いでおやじ感度に敏感になってた俺はこれを捨て置ける事が出来なかったのです。
君なんて事を言うんだ、君はそんな人じゃないだろう、寸前で止められなかったのか君、君ここにいる全員に謝れ、等と責めた。
彼を思い不用意なダシャレは身を滅ぼす事、思った事は一度反芻してからに等と責めた挙句そこまで言われるならと結局謝罪に応じたS友人にメンゴ。
と言うのも全く思いもよらず何のためらいも無く高品質のグリスに塗られた工作機械のスムージーさをもってダシャレた俺の唖然。
と言うのもなんとなく宮藤官九郎の「やじきた」をある程度楽しく拝見しました。
ぺらぺらに上辺の世に希望を無くし、取り巻く全てに現実感が無く、厭世虚無の中にいる喜多さんを愛を以て助けたろうぜ弥次さんもまた期せず自分の弱さを助けられーの。
な話し。
テーマは「リアル」。
観終わってからに少し考える事あり。
「リアルかぁ、、リアルね、、、あっ」


☆リーアル ニーソン☆


日本民族の塩基配列に組み込まれた神の所業に恐ろしくも悲しくもしたトコロで湧き出した衝動には抗えないコノ運命に諦観の念。無念。
ダシャレが止まらんかった話。


悪魔の練乳

2006-06-08 17:36:38 | 教室
やってもうたぁ。
やってもうたのだぁ。
ウマそうだべ、アマそうだべぇ。
お気付きの方もいらっしゃるだろうか、二か月程前から漠然と開始されたかがわっち減量作戦の効果の程を。
漠然と日々のナニを効率よく摂取したと思う事で漠然とカロリー控え目の漠然作戦。
6キログラム程軽くなったのよ。
タイトなTシャツを恥ずかしげも無く着られる程には成果をあげたいのだが。
しかして唐突にこの練乳アイスバーっていうヤツがあまりにも存在感を誇示するにつけある種カリスマ性をも帯びて俺の生活の舞台にまろび出て来たのだ。
奪われた俺の心、もうキミしか見えないよ。

さてもさてもあっさりと魔に魅入られたのは俺の魂である。
童子の吹く笛の音はこの世のモノでなく甘美で五感以外の神経を優しく震わす桃源郷的快楽。
すでに意識は肉体を離れ童子の後ろを調べに伴い躍り付いて行く。
眼前には冥府魔道の入り口、ここに至ってコノ魅惑の存在に抗うには俺の魂は脆弱で薄ら寒く汚れてもいた。

ふらふらぁっとコンビニのレジスタにてお会計をするほんの一瞬だけ俺は正気を取り戻し、手に取ったのは最近ダイエッターに流行の黒ウーロン。
コノ人は何をやりたいんだろうと思ったに違いないお会計に従事した若人店員の目は死に場所を探す年老いた象のように悲しそうだった。
そんな彼の顔を見る事が出来ない。

唐突に「何故そんな事をするの?」と言われた、
気がした。
童子の笛はすでに俺の精神をユルユルと狂わせ取り返しのつかないところまで誘い導いていた。
「それをどうするつもりだい?まさか君は、、、」
「約束したんだ、この世の終わりを見せてくれるって、、あの人が僕にそう言ったんだ、、」
「、、、ヨハンに会ったんだね、、」
「彼はいつだって正しいのさ」

俺は店外へ走り出た。
途端に空が黒く重く稲光の閃光が一瞬を切り裂いた瞬間全てを洗い流す雨。
尚も走った。
走る、走る? 疾走する両の脚にまるで接地感が無い。
流れるように泳ぐように景色が視界が流れるように。
この雨は俺への罰なのか、責めるのか、祝福なのか、赦しなのか、走りながら練乳ミルクバーの包装を破り捨てた俺は、、、。

気がつくと俺はアスファルトに膝をつきアイスの棒を力なく握りソレを天に高く掲げ呟いていた。
「コレがヨハンの見た景色」

ま、何をさて置き甘くて美味しいよと言う話しである。