private opinion

next live 12.14 高円寺showboat(S)

寝床にて

2005-11-09 22:25:17 | 小説+まんが
クソみたいな本を読んでしまった。
一応【新本格】の枠内にいるらしいこのクソみたいな本の作者。
未だ体調が戻らず床に臥しながら読んだ。禁断の騙しオチに全身の毛穴が開いたかと思った。体温上がりましたよ。
これプロの仕事?
あやぁ、まいった。
探偵、推理、新本格、ミステリなんてモノには得手して読者の推理をミスリードさせる事のみに情熱と技巧を凝らす作家が少なくないと思う。
が、コイツは最たるモノで冒頭から読者に対しての悪意としかとれない嘘から始まる。
構成も幼稚で、かつ人間が全く伝わらず、しかも初めて出てくる人間が重要なキーとして最後のページに現れ、謎が解ける。
全編に於いてその存在すら話すら出て来やしない。いやアレがそうかと思えばそうか。
やられたなっていう感銘や感服なんかありゃしませんよ。
材料を提示してないんだから騙し打ちもいいところ。
人を騙す事のみに執着して、誤字脱字、てにをは間違いなんのその。
こんなヤツが文学賞の審査員なんかやって若い才能を摘んだりしてんのかねぇ。
わりと有名な人だよ。
皆さん気をつけてくださいね。
ブックオフで100円で買ったんだけど、
1円だよ、こんなモノ。



最新の画像もっと見る