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べるふぃの相馬眼研究所

独学で学んだ馬学で相馬眼を鍛え、セレクトセールの期待馬をピックアップしていきます。
馬の知識、学べます

ココナラにて馬体診断をしています。

独学で学んだ馬学にて、馬体の診断をしています。 候補が複数あってどっちを選べばいいか迷ったときや、出資馬で気になる馬について知りたい時などご利用ください。 https://coconala.com/services/686808

馬の見方2 ~背と腰2~

2015-02-04 20:53:16 | 馬の見方
   ~背と腰2~ 長い胸郭は大切な肺の容量を増加させるから望ましい形で、前肢と後肢の間隔を広くして後肢の踏込に余裕を与えます。 背は短い方がいいと言っても、胴が極端に詰まった肢の長い馬になったのでは欠陥の方が大きくなります。背や腰の長さは胸の深さや長さとの釣り合いも同時に考えて判断しなくてはなりません。 短い背腰は軸、骨格の固定を頑丈にするから負担によく耐え、筋肉の消耗を少なく . . . 本文を読む

馬の見方2 ~背と腰1~

2015-02-03 22:16:43 | 馬の見方
  ~背と腰1~ 背腰はき甲の後端から始まって尻まで、およそ左右の腰角を結ぶ線の中央の辺りで終わります。 基礎になっているのはき甲から後方の11~12個の胸椎と6個の腰椎で、胸椎には左右1対の肋骨が連接して胸郭を構築しているが、腰椎には連接する骨が無くて、左右に横突起という飛行機の翼のような平たい骨が突出しています。 背腰の形を保っているのは胸椎や腰椎を結合している複雑な靭帯群と . . . 本文を読む

馬の見方2 ~き甲 3/3~

2014-09-23 19:47:44 | 馬の見方
~き甲の形と前肢の運動との関係について~   高くて長いき甲の馬は一般的に胸が深くて頸礎の幅が広く(セクレタリアトの画像を見てもらえればわかるかと思います)肩甲骨が長くてよく傾斜しています。 肩甲骨の運動の支点となる部分は全長の上4分の1くらいのところにあって、ここを中心にして肩甲骨は振り子運動をするように動くから、長くてよく傾斜した肩甲骨は運動のふり幅が大きく、歩様を軽快にして、 . . . 本文を読む

馬の見方2 ~き甲 2/3~

2014-08-11 19:07:51 | 馬の見方
  「き甲~2/3~」 き甲は厚すぎても薄すぎても良型とは言えない。 き甲の厚さは皮膚の厚さ、皮下組織の多少、肩甲骨の固定に働く筋肉の発達の良否で決まる。 そしてき甲の基部になるところには上腕骨に付着する筋肉や頸を背に結合する筋肉があるので、かなりの厚みが出てくる。 薄くて高いき甲はそれらの筋肉の発達が悪いとみなければならない。 また、薄いき甲は鞍ずれによって傷害を受けやすく . . . 本文を読む

馬の見方2 ~き甲 1/3~

2014-07-28 20:31:54 | 馬の見方
  「き甲~1/2~」 頸と胴体が結合する部分が頸礎(けいそ)です。 胴体の前縁に沿って後上方から前下方に向かって約60度の角度で長三角形の肩甲骨が張り付いているので、頸礎の位置がはっきりとわかる。この頸礎から腰角までが胴(体)です。   胴体の上縁の最も高い所は、たてがみの生え際のやや後方にあり、頸と胴の境目はやや陥没していることもあるが、なだらかに移行して境が全く . . . 本文を読む