馬の見方2 ~背と腰2~ 2015-02-04 20:53:16 | 馬の見方 ~背と腰2~ 長い胸郭は大切な肺の容量を増加させるから望ましい形で、前肢と後肢の間隔を広くして後肢の踏込に余裕を与えます。 背は短い方がいいと言っても、胴が極端に詰まった肢の長い馬になったのでは欠陥の方が大きくなります。背や腰の長さは胸の深さや長さとの釣り合いも同時に考えて判断しなくてはなりません。 短い背腰は軸、骨格の固定を頑丈にするから負担によく耐え、筋肉の消耗を少なく . . . 本文を読む
馬の見方2 ~背と腰1~ 2015-02-03 22:16:43 | 馬の見方 ~背と腰1~ 背腰はき甲の後端から始まって尻まで、およそ左右の腰角を結ぶ線の中央の辺りで終わります。 基礎になっているのはき甲から後方の11~12個の胸椎と6個の腰椎で、胸椎には左右1対の肋骨が連接して胸郭を構築しているが、腰椎には連接する骨が無くて、左右に横突起という飛行機の翼のような平たい骨が突出しています。 背腰の形を保っているのは胸椎や腰椎を結合している複雑な靭帯群と . . . 本文を読む