カトリック情報

katorikku jyohou

聖書 カトリックの正典はラテン語のウルガタだけ 邦訳はラゲとバルバロ、英訳はDouay-Rheims だけ

2011-10-21 | 聖書
Vulgate
ヴルガータ
Douay–Rheims Bible

カトリックの聖書翻訳
エミール・ラゲ(Emile Raguet,MEP)がヴルガタ・ラテン語聖書を元にギリシャ語聖書を参照しながら新約聖書の新訳に挑戦し1905年頃に脱稿、1910年に発行した。これは私訳ではあるが、その後長く日本カトリック教会の標準訳のごとく扱われた。注釈を入れないことを伝統とした聖書協会のプロテスタント訳とは異なり、欄外に引証出典聖句、本文の意解、別訳、ラテン訳とギリシャの原語との異同などを簡潔明瞭に示し、本文も流麗かつ学術的な香りの高い日本語とされている[12]。
その後、カトリックではこのラゲ訳を基にして1957年にサレジオ会のフェデリコ・バルバロ(Federico Barbaro)が口語訳の新約聖書を全訳して出版。さらに1964年に旧約聖書との合本で出版した。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。