鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

ー新星ゼムリアー真・白銀の巫女

2019-02-11 14:23:02 | 宇宙戦艦ヤマト:二次創作

ー新星ゼムリアー
真・白銀の巫女

宇宙戦艦ヤマト2202
二次創作スピンオフ


ー西暦2204年ー
天の川銀河:南西部方面辺境の宙域

資源惑星か……。

デスラー派ガミラス、反デスラー派ガミラス、ガトランティス残党、地球や他の異星人。
奴らに1ミリたりとも採掘はさせる訳に行かん。
我ら"ゼムリア"が復活を成し遂げ、その名をこの銀河に再び轟かせる。
その為には、なんとしても、あの"惑星エラ"の資源を手中に納めねばならん!

「メデュー将軍。」
「出陣の指揮を取れ!」新星ゼムリア征夷大将軍(せいいだいしょうぐん)"シファルス"は命令を下した。

《征夷大将軍シファルス》イメージモデル

かつてガトランティスの王ズォーダーの后と成ったシファル・サーベラーの末裔。
ズォーダーによって死滅させられた"ゼムリアの民。
オリジナルのゼムリア人"人間"は后のシファル・サーベラーだけと思われていた。
だが、それは違っていた。
后と成る前、サーベラーは巫女を残す事を決意した。
それは、后となれば巫女を捨てなければならないからである。
巫女を絶す事それは、ゼムリアの歴史を終わらせる事でもある。
最後の巫女であるサーベラーは、古の風習に習い、自身の能力を引き継がせる種の保存を行った。
そのサーベラーから生まれ、巫女を引き継いだ"娘"がシファルスである。
サーベラーは后と成ってすぐに、タイプズォーダー内乱を企てた事を知り、タイプズォーダーの目を盗みシファルスを密かにゼムリアから脱出させたのだ。





そして、サーベラーはタイプズォーダーのクローンの子を我が子として迎え、愛を注ぎ込んだ。
それは、本当の我が子をズォーダーに悟られないようにする為。



千年も生きている訳ではない。
クローンではあるが代を重ねている。
自身のD.N.A細胞をバイオ受精させ、子宮内で"人"として胎児を育み、出産し代を重ねて来たのである。
男の子が生まれれば、自身を守る兵として育て、女の子が生まれれば、第一子は自身の世継ぎの子とし、第二子以降の女の子は、侍女や兵と育てた子に嫁がせ、何代にも渡り新星ゼムリアの民を創り上げて来たのだ。



そして、シファルスは、旧ゼムリア(ガトランティス)神話に登場する雷獣「ラスコール」が由来の戦闘艦を造り上げ、これを主力軍(艦隊)とした。

イメージ的には、ガトランティスのラスコー級に似ている。
《新星ゼムリア主力駆逐艦ラスコール級:ラスコール》

・全長:280m

ラスコー級の上部(白い部分)が無く、下部部分にコックピット型のブリッジが、艦首に設置されている。
武装としては、単砲身の速射砲が7基と対空用4連装ガトリングレーザー砲がブリッジ後部、両舷に1基づつ計2基
艦尾に量子魚雷発射基を2基づつ両舷に計4基を装備する。

そして、その発展型を艦隊指揮艦とした。
発展型は、ラスコールを上下に合わせ艦首部分に大型"エネルギー"砲(主砲)を縦に2門装備する。
ラスコールと同型(同口径)単砲身速射砲を10基
多弾頭ミサイル発射管4門
量子魚雷発射基を8基装備
対空用4連装ガトリングレーザー砲がブリッジ後部、両舷に1基づつ計2基
コックピット型ブリッジを主砲後方に設置。
全長はラスコールより短い。
《新星ゼムリア高機動重巡洋艦リアゼム級:リアゼム》

・全長:250m

更に改良を加え発展させた大型艦(母艦)を作り上げた。
外観はラスコール級を上下に合わせ艦首部分を二倍の長さにし、ゼムリアの主砲を艦載機の格納庫兼カタパルトにした感じですある。
多弾頭ミサイル発射管を8門に増設。
対空用4連装ガトリングレーザー砲がブリッジ後部、後部着艦用飛行甲板、カタパルト両舷に1基づつ計6基を装備。
オレンジに光"目"の部分に物質転送波システム基を4基備えている。
単砲身速射砲は連装と強化された。
艦後部(エンジンノズルとエンジンノズルの間)に着艦用飛行甲板を有する。
《新星ゼムリア艦隊旗艦ゼノン級強襲揚陸艦:ゼノン》

・全長:360m

他にシファルス専用座乗艦が存在する。

《新星ゼムリア・シファルス専用座乗艦:シファルス》ーシファルス級ー

・全長:720m


◆◆◆◆


《ゼムリア・最後の白銀の巫女シファル・サーベラーの末裔:シファル》イメージモデル

私は初代から数えて14代目シファルス。
年齢は地球人に換算して16歳。
白銀の巫女と呼ばれた"シファル・サーベラー"の記憶は、全て私の記憶にもメモリーされている。
勿論、ガトランティスの大帝と呼ばれた"ズォーダー"の事も。

私は"伝説の女神:テレサ"を探している。
その捜索にを邪魔する者は全て、私の敵である。
大小様々な勢力が、この銀河には幾つも存在する。
アベルト・デスラーと名乗る男が君臨するガルマン・ガミラス帝国。
ベムラーゼと名乗る男は、ボラー星間国家連邦の勢力圏拡大を目論んでいる。
ガトランティスの残党やアベルトと袂を別れたガミラスそして、地球などが、主な勢力である。



ここに、この銀河の勢力図があるが、アベルト・デスラーとベムラーゼが主張しているだけに過ぎない。
無人の惑星や武力を持たない人類の惑星を制圧し、駐留軍を置き、線引きしたに過ぎない。
ならば、私は私の惑星(ほし)ゼムリアの存在する南西部から地球が存在する太陽系と呼ばれる宙域までを私の領土:大ゼムリア帝国としょう。
ガルマンの境界線宙域に拠点と成る惑星を制圧し、駐留軍を置く。
簡単なものだ。
そのあとで、太陽系を含む南東部に勢力を拡大する。
そして、ボラー連邦の勢力が及ばない北部を制圧、ボラー連邦とガルマン帝国を包み込み、完全制圧。
天の川銀河は我がゼムリアの領土となり、大帝国の完成である。
それには先ずは、資源が豊富な惑星エラを手中に納めねばならんのだ。
戦力の増強が不可欠。



「さすればテレサの力も、思いのまま。」




使用している画像はイメージです。
一部、ネット内に出回っている拾い画像を使用しています。

この物語りは私設定が混ざった《宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち》の二次創作です。
一部、公式より引用。