鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

白銀の巫女ー桂木透子ー宇宙戦艦ヤマト2202外伝:第十四話

2018-11-17 23:39:50 | 宇宙戦艦ヤマト2202外伝



ー白銀の巫女ー桂木透子ー
宇宙戦艦ヤマト2202外伝

第十四話


ー太陽系:土星圏ー


空間跳躍した白色彗星のあとを追うように宇宙戦艦ヤマトもまた、ワープした。

死闘を繰り広げる土星圏。
力と力、物量と物量がぶつかり合う戦場。







地球艦隊の切り札とも云える"波動砲艦隊"による波動砲攻撃は、ガトランティス軍の想像を遥かに超えていた。
ワープアウトと同時にカラクルム級三百隻が、一瞬にして宇宙の藻屑と消えた。
だが、艦隊司令バルゼーもまた、怯む事なく対抗策を繰り出して来る。
"自滅型攻撃艦イーターⅠを投入、地球艦隊が誇る波動防壁を中和させ、地球艦を巻き込み、自爆するという攻撃で戦意喪失を狙う。

イーターⅠは無人艦。
戦闘A.Iによって管理され、勝利の為なら自爆も躊躇する事はない。


◆◆◆◆




私はヤマトが土星圏に向かう途中、ある罠を仕掛けた。
"隊長さん"から、嬉しくなるような情報を得る事が出来たの。
ヤマト航空隊隊長の加藤を墜とす餌を入手したの。

愛機の整備中の加藤。

「ご子息の病を治す方法がある。詳細は、桂木透子まで。」

加藤の愛機コスモタイガー101(イチマルイチ)のコックピットに並ぶディスプレイに映し出される怪文メッセージ。

そのメッセージを食い入るように何度も、何度も繰り返し読む加藤。
何時しか加藤は愛機の整備を放り投げ、私の居る独房へと足を運んでいた。

私は透かさず、胸元から一錠の薬を差し出し、こう告げた。

「これを佐渡艦医に調べて貰えば解るわ。」

加藤は無言で私の手の掌から、薬を掴むと走り去って行った。





十分後、加藤は私の元に帰って来た。
親の仇を見るかのような顔を除かせ、私に詰め寄る。

「お前!これを、これを何処で手に入れた!」

「簡単に作れるわ。」
「ここ(ヤマト)にある薬剤で作ったものだから。」

「レシピ。教えてもいいわよ。」
「ただし、条件があるわ。」目の色を変える加藤。

「……条件?」

「そう。条件よ。」
「私の下部(しもべ)に成りなさい。」
「そして、絶対服従を誓えば、教えるわ。」

「……。」暫く私を見つめながら無言の加藤。

「……解った。絶対服従を誓おう……。」

「あら、そう。」
「私の下部に成るのね。」
「ならば、私の股を潜り抜け、絶対服従を誓いなさい。」



私は立ち上がり、隣に座って居た加藤を見下ろした。
数秒後、加藤は床にかがみ、両手を着き、私の足元に顔を近づけた。
私は靴を脱がせるよう命じた。
加藤は両手で丁寧に私の靴を脱がせる。
裸足に成った私の足。
私は裸足に成った右足を加藤の顔に押し付け、顔をなぶる。
ぐっと堪える加藤。
そんな加藤に私は、もう一つ、股を潜らせる前に私の履いている看護パンツを脱がせるよう命じた。
看護パンツ下は何も履いていない。
加藤もその事に気がついたのだろう。
目を細め、私を見る。

「嫌なの?」私は問う。

無言のまま、膝立ちに成り、私の履いている看護パンツを脱がしはじめる。
ボタンを外し、ジッパーを下ろすと自然に看護パンツは膝まで落ちた。
加藤の目の前にさらけ出された私の身体。
加藤はギュッと目を閉じたまま、再び両手を床に着いた。

「これでは、看護パンツが邪魔で貴方は私の股を潜り抜ける事が出来ないでしょ!?」

加藤は手探りで看護パンツを掴むと右足を持ち上げ、看護パンツを脱がせた。



加藤は腹這いに成ると匍匐前進をするように、私の股を潜り抜けた。

「……絶対服従を誓います。」



「なら、仰向けに成りなさい。」
「うふふ。」

加藤の顔が歪む・・・

所詮は雄ね・・・



「約束は必ず守るわ。」
「クラウスが持っていたコントローラーを使って、私の合図で使用するのよ。」

「解りました。」


第十五話
つづく。


使用している画像はイメージです。
一部、ネット内に出回っている拾い画像を使用しています。

この物語りは私設定が混ざった《宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち》の二次創作です。
一部、公式より引用。