すっかり春めいてきました
介護カテゴリーに、書けなくなって・・・・久しい・・・
ババの状態は日に日に悪化
意見書を書いてもらう都合上
先日、半年振りに
ケアマネ同行でY医師の診察を受けました・・・
新介護度はたぶん3か4になるだろうとY先生。
「自宅じゃ、もう無理でしょう」とも・・・
「入所を考えた方がいいでしょう」とも・・・
しかし、ジジが何というか
Y医師もケアマネもアタシもそこのところで行き詰まり。。。。
でもなんとか、ショート利用の方向で、ジジを説得してみる覚悟を決めました。
その前頃から、ババの妄想がひどくなっていました
お父さんが死にそうだから、家に帰らないと!!
と日に何度も二階から降りてくるのです。
外に出そうになった事も度々・・・
それは10分おきぐらいに繰り返され
そのたびに、アタシはなだめすかして二階へ連れて行く
でも、又・・・
もういい加減まいってしまいました。。。。
ジジも
お父さんが死にそうだからと言われても、
ババが「お父さん」と呼ぶのは自分の事のはず・・・
目の前に居る自分に、他人のごとく
お父さんがと訴えられては
さぞ切ないだろう・・・
夜間のトイレで起こされるのも頻繁で、もうかなり寝不足で疲れているジジ。
緊急避難的ショートができないか・・・
ショートへの拒否が強いジジの理解が得られるか。。。
ババが一人デイでジジが留守番の日
覚悟を決めて、切り出しました
Y先生から、認知症もすすんでいるし自宅で見るのはもう無理でしょうと言われた。
Y先生もケアマネUさんも、ショートを使うようにしないと、ジジさんももう
たいへんでしょうと言われた。
ジジはうなずきながらアタシの話をしっかり受け止めてくれました
(月)から自分の通院日に合わせて、お泊りを(ショートステイ)頼んでほしい・・・
急ではありましたが、ケアマネに連絡をとり、ショートか可能かどうか
調整を頼みました。。。
ケアマネはいつもの、デイ通所しているK苑ではなく、別の新しい施設を探してくれ、
そして
ババは昨日(月)から今週いっぱい(土)まで
ショートステイに行きました。
やっと
待ち望んだショートが実現しました・・・
前回のショートがさんざんだったので、
今回、ジジが納得してくれるかどうかが、最大の難関でした
しかし、ジジ自身の疲労がもう限界まで達していたという自覚もあって
なんとか、ジジのGOサインが出ました
ジジの為にも、急いでなんとか進めなくてはいけない
ケアマネも同意見でしたので、候補の施設のパンフレットを数件もってきてくれました。
(前回のK苑は急なため、とれなかったのも、もっけの幸い)
みな、最近出来た、新しくてきれいな施設ばかり
アタシがお泊まりしたいような
しかし、すでに金曜日
翌週月曜からの・・・というのは、初めてのところは、なかなか取りにくいのです。
本当なら、まず、「相談」⇒「見学」⇒「契約」⇒「利用」の流れです
そこを、いきなり「利用」となるのですから
施設の方でも本人の状態の相談も契約もなしにOKはしずらいというものでしょう。
実は、第一希望だった施設からは
「一応(ババを)お預かりするけれど、もし、本人さんの不穏の状態や何かで、対応しきれない時は、お返しするという事でよければ・・・」と
条件をつけられました・・・(ケアマネ談)
話を聞いて、正直「エッ」と思いました
だめだったら、帰す・・・ってナニ???じゃあ、自立の方しか受けないっていうこと???信じられな~い・・・
ケアマネもアタシと同じように感じたらしく
「(不穏が起きたらおきたで)そこを何とかするのが、プロの仕事だろう、って思いました・・・」とその施設はボツにして、、、、
残りは2ツ
どちらも、受け入れ可というので、アタシの方で選ぶ事に
先ず、某介護株式会社が運営する「ケアセンター○○風」
パンフレットによると、ここは施設がピカピカです。
ホテルのようなユニット型個室(TV・洗面付き)
もう一つは、某介護NPOが運営する「○○さんち」
同じ団地内の一軒家を改造し、家庭的な雰囲気で暮らせる施設
小規模多機能施設です
どちらも送迎付き
料金的にも同じようなものですので、迷いました。
本当は、見学に行って比べてみたいのですが、今回は時間が無い
そこで、或る程度、パンフレットで判断できそうな「○○風」に決めました。
ババはキレイなところが好き、食事も豪華(?)でカラオケ室もある
お風呂は「ゆ」と染め抜いた暖簾がかかってる『ラドン鉱泉』
・・・賭けかもしれません・・・
施設が決まって、次はどうやってババを納得させるか
最大の難関が待ち構えていました。。。
ケアマネはババには(行き先を)言わずに、連れて行ってしまってもいいだろう・・・と
でも、何だか、だまし討ちみたいで・・・
どこに行くか言わずに連れ出すって・・・それじゃあ車に乗り込むことすら拒否されるんじゃないか?
なんとか、自分がお泊りに行くということだけでも理解して、納得してもらって車に乗り込んでもらった方がいい
悩みつつ、(月)当日の朝
「お願いしたいことがあるんだ・・・」と切り出しました
・・・「お願い」がキーワードです・・・
「実は、ウチのダンナさんの親が具合が悪くなって、アタシが向こうに行かなきゃならなくなった・・・」
・・・「ダンナの親」「具合がわるくなった」がキーワードです・・・
「ムスメもムスコもお仕事で、ジジにもやってほしいことがあるし、だれもババのお世話が出来なくなっちゃった・・・」
・・・「お世話をだれもできなくなった」がキーワードです・・・
「それで、悪いんだけど『お泊り』に行ってもらえないかしら・・・」
・・・「行ってもらえないかしら」がキーワードです・・・
ババは快く「いいわよ~~お泊りでも何でもするわ、○ちゃんもたいへんねえ」と言ってくれました。。。
ダンナの両親はとっくに他界しています。
・・・嘘は方便としてきっと許してもらえるでしょう
そして、本当にスムーズに車に乗り込んでくれました。
車の中でもダンナやアタシが大変だと、気遣うババでした。
無事施設に送り届ける事ができました。