ババがショートから帰って3日経ちました
ババの状態は、ショートに行く前よりわるくなってしまいました。
以下は、別のSNSに書き込んだものですが
書き直すのも面倒なのでそのままコピーします。
お読みください
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【ババ崖っぷち 】
(怪我が、ようやく治って)
9月になって、痛みがなければデイに行っても良いとのお墨付きが出て、通所を再開しました。
怪我以来、ほとんど寝たきりで過ごしたババです。
伝い歩きできるところまで回復しても、まだまだ以前のようにはいかず、ジジかアタシが手を引いてゆっくりゆっくりの歩行です。
紙パンツとPトイレの併用で過ごしてはいますが
やっぱり、トイレ行きが頻繁なのは変わりません
一種の強迫観念めいたこともあるのでしょうか??
一人で行ってしまうことも時々あるので、そういうときの転倒が一番恐ろしいのです。
ジジババの居室は2階
階段がありますが途中の踊り場がなく、もしも転落したら
一直線の階段落ち・・・最悪な結果に・・・
ケアマネはそこのところが一番心配だ・・・と強く言います。
1階に居室を移すか
施設に入所を決断するか
二者択一を迫られています。
一階に居室を移しても、認知症が進んでいるババは
はたして、受け入れられるのでしょうか?
自分で階段を上がって二階の元の部屋に行きたがるのではないかと
その時、部屋が変わって環境が受け入れられなくなったババには
階段はもっとも危険な凶器になるかもしれない。。。
さらに、1階の部屋は、玄関脇なので、おさんぽに出てしまわないか
夜間は特に怖いです。
施設に入所させることも、ジジの抵抗が強く困難・・・
ケアマネは先ず、ジジの休養のためと、ババのリハビリのために、
試しに、短期で入所してみてはと勧めてきました。
これには、ジジも自身の疲労が並々ならぬものでしたので
気持ちが傾いて、やっとババのショートステイに同意しました。
先週、二泊三日で
ババは初めての「ショート」に入所しました。
初日の昼過ぎに、アタシが車で施設まで付き添って送っていき
先ず、施設の医師による診察があって
それでOKなら入所になります。
ババは「なんだか分らない・・・」といった怪訝そうな様子でした。
いつもの、デイに来る施設だけど、チョット違う・・・不安そうでした。
部屋に移り、スタッフの方の質問に答えながら荷物を片付けていると
ババは「泊まるの?明日かえるの?」と不安そうにアタシに聞きました。。。どうやら、アタシも一緒に泊まると思ったようです。
アタシは「そう・・・」と少し口ごもってしまい、
ババは一瞬メソメソっとなりかけました。置いていかれることが分ったみたいです。
ちょうど、おやつの時間になって、ババは車椅子を押されて食堂へと行ってしまいました。
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二泊三日のショートステイの終わる日
夕方の5時に迎えに行った。
エレベーターで二階のフロアに降りたアタシの目に
ババが車椅子に乗せられたままポツンと居るのがみえた・・・
部屋に迎えに行く気でいたので、手回しがいいな・・・と感じた。
一瞬自分の目を疑った
ババの様子がおかしい
なんだかぐったりとして、目もうつろ
右側にへたり込んだ感じで人相も違って見える。
アタシの事も分らない様子・・・
なんなんだこれは!?!?!?!
なにをされたんだ・・・
あきらかに異常だった。
カウンターの中にいるスタッフに声を掛けた
「ババの家のものですが、迎えに来たんですが・・」
ろくに返事がない、が奥にいる別のスタッフに何やら言っているので
分ってはいるのだろう。
中から出てきた別のスタッフが
荷物を改めて欲しいといって、忘れ物がないか確認させられた。
その間、もう一人のスタッフがババの車椅子につきそってくれていた。
家族が迎えに来たことをババに語り掛けてはいるが
ババの反応はトンチンカンだった。。。
又、思った・・・なんでこんなになっちゃったんだ。。。
来た時はもっとはっきりしてた。
目も元気だった。なのに・・・いったい
でも、とにかく家に連れて帰らないと・・・
そればかり、思っていた
こんなところから早く連れ帰りたかった。。。。
家ではジジが待っている。。。
しかし、こんなババを見たら、ジジは何て思うだろうか。。。
あたしの頭の中は後悔でいっぱいだった。
何とか、車椅子を押して1階に下りると
顔見知りのデイの職員が数人寄ってきた。。。
口々に「昨日はこんなじゃなかった・・・どうしたんでしょう」
などと、言う。
もういいよ!!こんなになってるのは確かなんだし!!
家に帰って落ち着けばなんとか元のようになるだろうし!!
強引に車に乗せて帰ってしまおうとした。。。
しかし、ババの身体が動かない。
足がだら~んとして、車に乗り込む事が出来ない。
そこにいる人に手伝ってもらって
ババをやっとのことで車に乗せた。
手伝ってくれたデイの職員は「帰ってから、(車から)下ろせますか?階段上げれますか?」
いつも、デイの迎えに来てくれる人なのでウチの構造は知っていた。。。
あの階段上がれないでしょう。。。
正直なところそこまで思いつかなかったアタシだった
なんとかジジと二人でババをかかえてあがれるつもりだったが
確かに・・・上げられないかもしれない。
その人は、一緒に来てくれると言ってくれた。
でも、、、、アタシより小柄な彼女にババが持ち上げられるだろうか??
「大丈夫です何とかしますから」口だけが動いた。
丁度その時、ジジババのケアマネのUさんが事務所に居た
Uさんがアタシの車のあとから、付いてきてくれて
ババを車から降ろして
二階までの階段をなんとか上がることができた。。。
ベッドに寝かせるまで。ババは悪態のつきどおしだった。
Uさんに「出て行って!!」を繰り返した。
ババの目は今にも飛び出しそうだった。
正気でなかった
Uさんに事情を訊いた
いったいどうしたのか?
Uさんの話によると
ババは泊まった2日間ともほとんど眠っていない
夜不眠だったとしても、昼間眠っていればまだいいのだが
昼間はレクをしたり本を読んだりして寝ていない。
なので、二日目の夜・・・つまり帰る前の日
「眠剤」を追加して飲ませた・・・
しかし、やはり寝なかったようだった・・・
翌日(帰って来た日)の昼頃までは元気な様子だったが
帰る頃になって、ぐったりとなってしまった。。。
多分、家に帰って落ち着けば今夜はよく眠れるだろうから
その後、起きてからの様子を注意していてほしい。。。
アタシにはようやくババのぐったりしてる
原因が分った。
ババは、眠剤を常用しているが
最近あまり効かなくなってきている
しかし、それ以外の眠剤を追加したことはない。
追加されて夜中に飲んだ別の眠剤の作用が身体に残っているうちに
朝の薬を飲んだ。。。
それにはアリセプトが!!
これは似たようなことが以前にも起きていた。
あくまでも素人考えにすぎないが
他の薬が原因かもしれないが
ソレしか、原因は考えられない・・・・
眠剤とアリセプトの相乗作用で
身体の脱力と半睡眠のような状況が起きるのではないのだろうか?
そこに、環境の変化への不安から興奮状態が続き
不穏になってしまったのじゃないか
だいぶ以前、夜の薬を飲み忘れたババは、朝になって朝の薬と一緒に飲んでしまった。
数時間後、身体が動かなくなって、意識も朦朧となって
トイレに行こうとしてその場に倒れこんでしまった。
目は閉じたまま、口もろれつがまわらなくなっていた。
二日後くらいに回復した
あの時に似ている
しかし、或る意味、原因らしきことが分ったので
それなりに安堵はできた。
Uさんに手伝ってくれた御礼を言って
帰ってもらった。。。
ババの元に戻った。
ババはまだ興奮していた。
ジジは、どうしていいか分らないといったふうで
一生懸命ババをなだめていた。
とにかく寝巻きに着替えさせて寝かせなければ・・・
ババの着衣を脱がせてびっくりした
右ひじのところに大きなアザ(内出血のあと)ができていた。
(ショートに)行く前にはなかったものだ。。。
そういえば、スタッフの方にショート中のババの様子を訊ねた時
「昨日の入浴の時に、腿と肘にアザが出来ているのを見ました。
こちらでは、転んだ事もないし、どこかにぶつけたという(前任者からの)報告はありませんでした」と・・・
ババはバイアスピリンという血液をサラサラにする薬を常用しているので、内出血がおきやすい(医師から注意されている)
ちょっと何かに圧迫しただけでその箇所にアザができてしまう
が、概ね数日で消えてしまう。
入所前、左肘と左腿に数センチのアザが出来ているのを知っていたので、てっきりその話と思ってしまっていたが
この右ひじのアザはあきらかに、何かに強くぶつけたか何かの痕にちがいない・・・
きっと、夜中に自分で動き回って、スタッフの気づかないところで
部屋の中で何かにぶつけたんだろう・・・
ジジはさらに不快感を露わにした
「行ったときより悪くされて、こんな怪我までさせられて・・・」
アタシは、ババの状態から原因もなんとなく判断できるので
とにかく、一晩眠ったら落ち着くだろうと判断して。
ベッドに横にさせた。
だがしかし、もうこれで又、当分、
ショートにはいかれなくなってしまった。。。
ジジが承知しない
ジジババは今日もデイを休んで、二人でベッドに横になったきりだ
ジジの疲れは極限に近い
今朝のジジの寝顔は生気が失せていた
なんとかしなきゃ
なんとかしなきゃ