利府の家２棟 造園工事

お引渡しをしたのが一カ月前、南北に並ぶ２棟利府の家S＆N。

造園工事が未完成でした。芝張りができる時期を待っていたのです。



外構工事も同時に進行しましたので、造園工事も一緒にさせていただきました。
2棟同時に進めることでコストカットになりますから。

完成見学会の時に植栽は仮置き状態でした。
Sのお宅の仮のシンボルツリーはイロハモミジ、立派で悪くはなかったのですが、
少々無理言ってアオダモに交換してもらいました。



土壌が悪いので土を盛って植え直すからと、みやぎ野造園・安倍さん。

土の状態、日当たり、風当り、雨当たり、季節柄、その時々の樹木の状態…、
造園プロの安倍さんの判断にお任せするしかないのですが、
難は完成のイメージが付きづらいこと。

それが今までもどかしかったのです。

私の自宅庭がモデルプランとして見学していただけるようになったこと幸いしています。
Sのオーナーさん、Nのオーナーさんにも見ていただいていました。

後は安倍さんがオーナーさんと直接会って、好みを聞いて…、そして安倍さんプロデュースお任せプランです。
もちろん予算の範囲内で。
私たちも立ち会います、安倍さん暴走しないように（笑）。

そういえばSのオーナーさんが自宅に来ていただいた時、我が家の沓脱石（くつぬぎいし）を気に入ってもらっていました。

安倍さんとの打合せでその話題が浮上しました。


利府の家S　玄関横の掃き出し窓の前に置かれた沓脱石


玄関アプローチ前　ウエルカム植栽は常緑ヤマボウシと下草寄せ植え



利府の家N　玄関前のウエルカムツリーはアオダモ

決して造りすぎない、植栽の囲いは自然石。
そして、玄関ポーチの豆砂利仕上げとの相性がとってもいいと思っているのです。

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キャットウォーク

吹抜の恩恵は間違いなく受けているのです。
明るいし、開放感があって気持ちいいし、空が見えるし、家族の声が届くし。
でも掃除はとなると、外窓は水をバシャバシャかけてなんとかなっても、内窓の掃除はどうしたらいいものか…。

我が家の場合は築約２０年にもなるのとマメに手をかけている訳ではない場合、細かい汚れは掃除用伸縮棒を伸ばした位では取り切れません。

先日、完成前にクリーリングに入っていただいたいつもの業者さんを捕まえ、その件について相談したところ、快く掃除を引き受けていただきすっきりキレイになりました。


築約20年の自宅


OB様のお宅は、吹き抜けのある家がとっても多い伊藤工設計です。

点検時に吹き抜け窓のお困りを受けたなら「お安い御用お任せアレ」と対応したいものです。
今後の課題です。


そんなこんなが目に見えていたので、先日お引渡しをした2棟の家は計画時からキャットウォークを提案しました。

利府の家S





利府の家N





わざわざ掃除のために…というご意見もあるかもしれませんが、無垢の木がアクセントになってデザイン的にも返って良い感じと思っています。



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夏休みが終わり、後半スタート

我が家の夏休みは娘たち帰省し孫を囲んで賑やかに楽しく過ごしました。

お庭でBBQしたのが一番良かった！
どうして食卓じゃなくて屋外なだけでこんなにも気分が上がるのでしょう…不思議です。

炭じゃなくて電気式の炙りん、グラスはステンレスだと保冷が効きます。
手抜きのBBQで十分でした。



お庭での楽しみ方、他にも色々あるでしょうね。

（孫用に用意したビニールプールは泣かれてダメでした。）


気仙沼の浜に行ったのも良かったです。
地元の人でも余り知られていない穴場の浜に父に連れて行ってもらいました。

私が知っている浜は今はもう防波堤のせいで様子がすっかり変わってしまい、魚も何もかも採れなくなったのだそうです。



こんないい浜が残っていてくれてよかった…。


さて娘たちを見送ってからは、仕事モードに切り替えです。



休み明けから早速、新築工事が村田町と愛子でそれぞれ始まります。

いずれも令和4年度地域型住宅グリーン化事業を利用します。

事業着手の前に要件に抜けがないか、今一度確認しなければいけません。

今年度は「ZEH水準導入」がキーとなります。

『2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向け、「省エネルギー性能」に上位等級としてZEH水準が創設され、誘導基準における省エネ性能のベースがZEH水準で統一されます。
よって、地域型住宅グリーン化事業においても今年10月1日申請分からすべての住宅タイプでZEH水準以上が求められます。』

ムムム。。。
クリアはしますが提出書類には気を付けなくてはいけません。




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利府の家S＆N 見学会完了とお引渡し

完成見学会とお引渡しが終わりました。

建て主様にとても喜んでいただき、この上なく嬉しい思い、余韻が中々抜けません。

ご来場いただいた12組の方々の中には、土地売買でお世話になっている不動産業の方や住宅ローンでお世話になっている業界の方にも来ていただきました。お仕事絡みのようでもあり、どちらかというとお仕事抜きでとても興味があるので（個人的に）見てみたい、と思っていただいていたようです。
2棟同時に見学できる機会は滅多にありませんからね。
少しでも参考になれば光栄です。

建て主様からもお役に立てれば…とおっしゃっていただきました。
皆様のお陰様をしみじみと感じておりました。深く感謝申し上げます。



2棟南北に並ぶS＆N、お互いの視線、窓位置、陽当たりに配慮し、配置しました。


S外観


N外観


S：階段と吹き抜けが一体化し、小さくても広々とした印象　


N：脱衣室と手前に配置された洗面スペース、奥様にやさしい動線




さて、お盆休み明けから村田町と愛子で2棟がまたほぼ同時に着工します。

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令和4年度 家づくり支援事業

令和4年度　家づくり支援事業　主なものを簡単にご紹介します。

１）地域型住宅グリーン化事業（国交省）
令和４年度も当グループ「近くの木と職人でつくる家づくり」は採択されました。
今年度はZEHや認定長期優良住宅に重点が置かれ、補助額は125万円や140万円＋αとなっています。
当グループに配分された予算の範囲内でご契約の早い方からご利用できます。検討したい方はお早目にご相談ください。
※こどもみらい住宅支援事業との併用はできません



２）県産材利用サスティナブル住宅利用促進事業（宮城県）
宮城県材を主要構造部に県産材を一定以上利用する場合、最大50万円の助成を受けることができます。
これから新築をされる方は国と県の補助事業２つ合わせて利用していただきたいと思います。



３）こどもみらい住宅支援事業（国交省）
子育て世帯・若者世帯が取得する省エネ住宅の新築や、既存住宅の省エネ改修が対象。
補助額はZEH住宅：100万円・認定長期優良住宅等：80万円、交付申請期限が2023年3月末まで延長されました。
※地域型住宅グリーン化事業との併用はできません



４）住宅ローン減税制度（国交省）
税制改正で毎年末の住宅ローン残高の0.7%に引き下げ、～23年新築住宅入居の場合、借入限度額は3,000万円～5,000万円、長期優良住宅5,000万円、ＺＥＨ水準省エネ住宅4,500万円、控除期間13年。

５）ZEH支援事業（環境省）
補助額　ZEH：55万円、ZEH＋：100万円、蓄電システム導入の加算2万円／kWh（最大20万円）あり。

使える補助金は最大限利用していただきたいと思います。そのためには早めの計画、早めのご相談が鍵となります。