ギコバン日記

伊藤工設計代表 伊藤 博範の日記。家づくりのお役立ち情報を発信。

今月の本190125 「一切なりゆき」

2019-01-26 14:46:07 | 
「一切なりゆき」~樹木希林のことば~ 


「楽しむのではなくて、面白がることよ」
「あとは、じぶんで考えてよ




2018年10月29日の朝刊に載った広告です。
すばらしい家族の写真と共に樹木希林さんのことばが載っていました。





「楽しむのではなくて、面白がることよ」
それからずっと考えていましたが…

この本を読んでだんだんとわかってきました。

この本は樹木希林さんの今までの対談などを1~6の章に分け、まとめたものです。



亡くなってから、映画やTVを何本か観させてもらいました。

愛車遍歴という番組では、今まで乗ってきた車は個性のある外車ばかりで、共通は丸目のライト!こだわりもあったようです…。

収録中、「台風が来ているので早く進めて…」とお願いしたり、「お腹かすいたとのことで突然おにぎりを食べ始めたり…」
何をやりだすか?すごく面白かった!

それは番組を「面白がっていた」と思うし、自分なりの番組をつくっていたと思うのです。


樹木さんは住宅にも興味があったようです。
移動の新幹線はずっと住宅情報誌の間取りを見ていたそうです。

価格がいくらか?ではなく、この家にはどんな人が暮らすのか想像していたようです。

「楽しむのではなくて、面白がることよ」
「楽しむ」は客観的に、言われて…、義務的に…。
「面白がる」は苦しい時も…面白さを探し、面白くする。

何事も面白がる!今年の伊藤工設計のスローガンです。


この本の最後に喪主代理の挨拶が載っていて…

若い時の父から母への手紙が見つかり、内容が紹介されています。

そこから今まで、どうして夫婦としてつながっていたのか?
わかったような気がします…。

最後の方に、母の記憶のことばとして
「おごらず、他人(ひと)と比べず、面白がって、平気で生きればいい」

すばらしいあいさつ文、本でした…。



今月の本 1901

2019-01-16 16:17:12 | 
「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」(原 晋)

今年の箱根駅伝も興奮してしまいました。
復路、原監督はどんな指揮をするのか!



この本はビジネス書です。
「人と組織」を強くするノウハウ満載です。

基本的なことが書いてあり、誰でも読める、わかりやすい本です。
この本1冊読むだけで十分参考になります。

最後に書いてある言葉が「人と組織」を強くすることでわかります。

必死で練習し、努力してもレース本番で結果が出ないことが多々あります。
私はそこまで努力したなら、結果は負けでも、負けだと思いません。
私が考える負けの基準は努力しない負け、これだけです。

本人がやりきった結果であれば、たとえ、そのレースで負けたとしても、続きがあるはずです。
だからこそ、最後はなんとかなるさの精神が大事!

明るく元気に努力して、最後は「なんとかなるさ」で楽観的に構える。
そうすれば、なにかに行き詰ることもなく、組織も個人も伸び続けていけるはずです。

大変参考になりました。近GGセミナーにてみんなに紹介したいと思います。

「生きるコント2」 今月の本

2018-11-04 10:39:12 | 
10/28(日)は会社の感謝祭があり、助っ人として東京から長女に来てもらうことに…。
身内なので多少無理を言っても…。ということで急遽呼び寄せることにしたのです。

いつも手土産?として数冊の本を持ってきます。
その中に「生きるコント2」が入っていました。



前回は大爆笑!
さて今回は…。

感謝祭も終わり、一段落の休日に一気読みです。

涙が出るぐらい面白かった!!

「楽しむではなく面白がる」は樹木希林さんの言葉ですが、
それを体現しているのが著者の宮川エリーさんです。

面白い!

樹木希林さんも面白い!
新聞広告に載っていた樹木希林さんの言葉に感動しました。





その中でも次の言葉が私には印象的で考えさせられたのでした。

「楽しむではなくて面白がることよ。中に入って面白がるの。面白がらなきゃやってけないもの、この世の中。」

「楽しむ」ではなく「面白がる」・・・ずっと考えています。

「生きるコント」 今月の本181005

2018-10-06 13:06:31 | 
文庫本を読んで笑ったのは初めてです。
それも声を出して笑ってしまったのです。
おもしろかったな~



国家試験を受験するのが嫌でブラジルのリオのカーニバルに行ってしまう…。
大宮エリーさんは、はたから見ると個性が強すぎるのかもしれませんが、そこが魅力であり人生を十分に楽しく生きているように感じました。

「生きるヒント」という本に出合えてよかった…。
と、表紙を見直したら…。

「生きるコント」になっていました。

なるほど、人生はコントか~

そう思うと、ヒントよりコントの方が楽に生きられるかもしれない…。

エリ―さんの普通の出来事にどんどん引き込まれていったのでした。

「素顔の西郷隆盛」今月の本

2018-07-12 13:44:28 | 



大河ドラマ「西郷どん」の時代考証をつとめている磯田道史著さんが書いた本です。
素顔の西郷さんはどんな人だったのか!を知りたくて…。

ドラマではたぶん表現されないようなことわかり、夢中で読んでしまいました。

西郷より6歳年下の橋本左内を自分の師として慕っていたこと。
ナポレオンやワシントンを尊敬していたこと。


「あだ味方勝も負けるも哀れなり、同じ御国の人と思えば」
(同じ日本人なのだからよくよく考えてください)
西郷と親交があった京で有名な大田垣蓮月尼が鴨川の橋のたもとで和歌を書いた短冊を渡したそうで、この進言も江戸城無血開城につながったのではと…。

明治5年三月からの月給が現金になり、六百円(今の価値で千八百万円)を受け取っていましたがそのお金に手を付けることはなかったそうです。

やはり、私利私欲が無い人でした。

なので「始末に困る人」だったようです。
一度、言ったら曲げない人…。むずかしい人。

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり、その困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業を成し得られぬなり」


「日新公いろは歌」の教え
ろ:楼の上もはにゅうの小屋も住む人の 心にこそはたかきいやしき
(大きなお城に住む人も、貧しい小屋に住む人も、心体が清く正しければ高貴であり、そうでなければ卑しいのだということ)

子どものころから毎日唱えてきた歌を最後まで実践してきた人が西郷さんでしょうか。

今月の本 1803

2018-03-03 13:32:55 | 



1.人生は70歳からが一番面白い 弘兼憲史
50歳からの死に方…、60歳からの手ぶら…の本と内容は似ていますが…なぜか手に取ってしまいました。

終章  自分たちの世代の責任を果たそう 「自立」の先に「自律」あり では西郷隆盛と松下幸之助の言葉を引用して自分を律して、日本をどうすべきか、どうしたら日本人は幸せになれるか!最後の自分たち世代の責任を果たそう!といってます。

「国に功労のある人には禄を与えよ。しかし、功労があるからといって地位を与えてはならない。功労があるからといって、見識のないものに地位を与えると国家崩壊のもととなる」政治的なことをなんにも考えていない人が議員になったりするのは…。自分の利益を優先させている人…。

松下幸之助さんの理念は「利益を追求するな」です。
すばらしい言葉です。
「利益とは一生懸命仕事をした結果、社会的な報酬として与えられるもので、いい仕事をすればご褒美として利益がもらえる。だから利益を最初に考えるのではなくて、お客様が喜ぶ電器製品をつくることだけを考えろ!そうすればお客様もわれわれもみんな豊かになる」
「金儲け=成功」は自立した人間とはいえない。

社会的な自立とは経済的な側面だけでなく、社会に認められる存在となって、自分を律することができるようになること。

個人も会社も同じです。自分を律して…世代の責任を果たさなくては…。


2.驚くほど目がよくなる!たった10秒の「眼トレ」
先月の健康診断で自分の目の写真を見ることが出来ました。
始めてみる自分の目の写真はとてもキレイで星のように輝いていました。
こんな歳でも…美しく感じたのですが視力はだいぶ悪くなってきました…。

そんな時、題名とこんな文章が添えられたこの本に目がとまりました!

「人間の目は現代の生活に適応して悪くなった」
「近視、遠視、老眼は9割治る!」
「目を温めると視力がよみがえる」

視力って蘇るのか~
まず熟読し、それから実証実験に入っていきたいと思います。


3.夜空の下で 益田ミリさん
ミリさんのマンガと安藤和真(薩摩川内市せんだい宇宙館)さんの宇宙の解説が交互に載っています。
ミリさんとはほぼ同世代ということもあり、いつもほっこりさせられます。
安藤和真さんの宇宙についての解説はわかりやすく、とても興味をもちました。
ミリさんのマンガと宇宙の話がうまくコラボしています。

印象的だったのは「おりひめとひこぼしの」の話。
若い男女の会える、会えない…のマンガです
お互いスケジュールが合わなく、イライラしています。
その時、男性が会社の屋上で星を観ながら、おりひめとひこぼしの話しを出します。
「あのカップルって一年に一回、七夕にしか会えないんだぜ」といいますが…。
「星が生まれたのが何億年前で何億回も会っている!」と言い返されてしまいます…。

その解説コラムで安藤和真さんは関連の話がよかったです。
「ぼくは宇宙館を訪れる子どもたちに、こんな話をすることがあります」
「地球には現在、約70億人の人が暮らしている。あなたが、この人たち全員に会おうとすると、たとえ1秒に一人ずつ会ったとしても、約200年もかかってしまう」

「星にしても、人にしても、ぼくたちは普段から奇跡的な巡りあわせの中で暮らしている。明日は、どんな出会いがあるか楽しみだ!」と言っています。

いい話、いい仕事をしているな~。子どもたちの目が輝いているのが見えます。

そしてもう一つ、初めて知ったのが「宇宙にも匂いがある!」ということです。

銀河系の中心付近には「ギ酸エチル」という物質があるそうです。これはパイナップルやラズベリーに含まれている香り物質で、主に香料として利用されているそうですが実際に宇宙飛行士が甘い香りを嗅いでいるそうです。

知らなかったな~



1802今月の本

2018-02-09 14:43:39 | 
1.泣き虫チエ子さん 旅情編
2.泣き虫チエ子さん 愛情編
3.沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳の家族と愛犬篇
4.すーちゃんの恋
5.永遠のおでかけ



今月はイラストレーターの益田ミリさんの本です。

年末帰省した長女が1~3を置いていったのを読み、面白く、益田さんに興味をもっていたところ、「すーちゃんの恋」と「永遠のおでかけ」を本屋で見つけてしまい…。

永遠のおでかけは亡くなったおじさんとお父さんのことが書かれているエッセイですが他は漫画になります。

泣き虫チエ子さんは結婚して10年のご夫婦の日常を描いています。
沢村さん家…は題名通り平均年令60歳の家族と愛犬の日常を描いています。
そして、すーちゃんの恋は独身の女性の日常を描いています。

4コマ漫画スタイルを2~4ページで完結させているのですが…。
ほのぼのとした毎日の愛情を感じてしまうのです。



泣き虫チエ子さんの表紙には内容の紹介としてこう書かれています。

チエ子さんとサクちゃんはとても仲良しです。
サクちゃんは家でくつの修理屋さんを
チエ子さんは会社で秘書をしています。
ふたりの毎日はかけがえのないものです。
一度しかない人生を“この人”と過ごす幸せ…
一日一日がいとおしいのです。


なぜ、泣き虫なチエ子さんなのかというと…。
テレビを見ては泣き
本を読んでは感動して泣き…。

というところからきているようです。

そのなかで特に感情的に激しく泣く場面があり、はっきり記憶させられた回がありました。

二人が結婚する前の話です。
それは結婚前、チエ子さんの実家に挨拶に伺った時のことです。

家族と食事の途中にサクちゃんが「お嬢様をください」と言ったことです。
家族は喜びますが…。

チエ子さんは…。
あたし
あたしをあげない
あたし「あたし」をあげたりしない
「ください」ってなに?と言って泣いてしまいます。
「結婚することを二人で決めました」って言えばよかったのに…。
そして、もう一度仕切り直し…。

どうでもいいのでは?と思うことでもありますが…。
反対の立場で考えると大切な人のことは自分ならそうする!ということで、相手に対する思いやりが見えてきます。

これはとても印象的な話でしたが、どの話もほのぼのとした漫画の中に、たしかな愛情が見えます。


この本を読んでいくとなぜか懐かしさも感じました…。
なぜなのか?

いつも、家づくりでいろいろ話をしている家族の方と一緒にいるようです。

一緒に住む家族のことをみんなで考えたり、相手のことを思いやったり…。
日常の普通のことが幸せだったり…。
ふと、見つけることが出来たり…。




娘から教えてもらいました。


「はらぺこあおむし」 今月の本2909

2017-09-14 16:24:37 | 
この絵本1冊で、生命の誕生、時間の流れ、夜と昼、曜日感覚、1・2・3という数、食べることの重要さ、そして、生き物は成長する・変化することなどがわかります。



ページ数の少ない絵本の中で、こんなにもたくさんのことを教えられるようになっています。

シンプルだけどすごい!
この本すごい!

たとえば最初のページ
「おや、はっぱの うえに ちっちゃなたまご。」
おつきさまが、そらから みて いいました。

お月さまに照らされた葉っぱが描かれていて、その上には小さな白い点、あおむしの卵が見えます。

宇宙も、この卵より小さい点からはじまった…。という話ができそうです。


あおむしは腹ペコなので何かをたべないといけません。
ちいさいお子さんも、お腹がすいた、何か食べたい、という感覚はわかっています。

月曜日はりんごを1個食べます。
火曜日はなしを2個。
水曜日はすももを3個。
木曜日はいちごを4個。
金曜日はオレンジを5個。

そして曜日を覚えます。
食べもの一個ごとに穴があいていて、指で触れて数えることもできます。

土曜日は好きなものをたくさん出てきます。
ケーキ、アイスクリーム、ピクルス、チーズ、サラミ、キャンディー、パイ、ソーセージ、カップケーキ、スイカ!

たくさん出てきますので名前をおぼえることができます。
そして、数をもっとおぼえることができます。

というか興味をもつことができるといった方がいいでしょか?


全部食べてしまったあおむしは、お腹をこわしてしまいます。

つぎのひは また にちようび。
あおむしは みどりの はっぱをたべました。
とても おいしいはっぱでした。
おなかの ぐあいも すっかり よくなりました。

子どもは野菜が苦手です。だけど、好きなものだけを食べるのはよくない!野菜もたべないといけない、というのがなんとなく伝わってきます。

そして、小さかったあおむしが大きくなり、最後には美しい蝶になる過程を豊かな色彩で描いています。

日本的ではないけれどキレイで元気になるような色彩でした。
なぜ彼がこの色彩にたどり着いたのか。

絵本作家エリック・カールの両親はドイツ系アメリカ人で、彼はアメリカ生まれでしたが六歳の時に両親とともにドイツに渡ります。第二次世界大戦直前の1935年のことです。

彼は後にこう語っています。
戦争中の幼年時代は灰色でした。ドイツ全土の街はくすんだグリーン、グレー、ブラウンの色におおわれてかすんでいました。人々は地味で冴えない衣服をまとって、照明を落とし、いつ終わるとも知れない灯火管制がしかれていました。天気さえもしばしば灰色でした…。

戦後に通った美術学校で、私は初めて色の楽しさを学びました。それ以来、私は幼年時代の灰色の世界と暗い影に反発するがごとく、大胆な色を駆使することに情熱とエネルギーを注いできました。私は、色彩を大いに賛美し、色の持つ力を限りなく高めたいと願っています。

大胆で情熱とエネルギーに満ちた色はそこからきているのか!
なので、刺激をうける! 元気をもらえる!ということです。

この本を教えてもらったのは、出口治明が書いた「教養は児童書で学べ」からです。



大人が読んでも楽しい本です。
この本を小さい時に出会っていたら…。
(タラレバになってしまいました)

9/16・17の完成見学会会場に置いておきます。
手に取って読んでみてください。お勧めします。


「君の膵臓をたべたい」 今月の本2906

2017-07-04 14:36:51 | 
ずいぶん前から知っていて、読んでみたかったのですがタイトルが…。
なかなか手がのびませんでした。

そのうち本屋で見かけなくなり…。

そうしたら最近、単行本になって店頭に並んでいました。



すごく読みやすかったです。
いろんな情景が私にもイメージしやすかった!

「作家ってすごいな~」と感心させられました。

青春・恋愛の話ですが…。
おじさんはどんどん引き込まれていきました。

途中からは読むのがもったいない!先を知りたくない?になり…。
読み始めてから読み終わるまでとても時間がかかってしまいました。

小説が苦手な私ですがこんなことは初めてです。

唯一私が読み切っている小説家は江國香織さんです。
文に「キレ」があり、こんな文章書いてみたい~といつもおもいます。

でも最近、読み切れる小説が出てきました。
「海が見える理髪店」「コンビニ人間」はとても面白かった。

作者がつくる文から「感情」や「気持ち」が伝わってきます。

一緒に買った「劇場」は…。
「君の膵臓を…」の余韻からか?なかなか…。

映画の予告を観ました。
登場人物は自分がイメージしていたのと少し違うような感じを受けましたが…。

映画はどう表現されているのか!
今月末が楽しみです。


今読んでいる本 2903

2017-04-01 11:28:02 | 



サイコパス 中野信子さん
とんでもない犯罪を平然と遂行する。ウソがバレテモ、むしろ自分の方が被害者であるかのようにふるまう…。脳科学の急速な進歩により、そんなサイコパスの脳の謎が徐々に明らかになってきました。

ニュースの「なぜ?」は世界史に学べ 茂木 誠さん
キリスト教とユダヤ教がなぜ対立しているか?
ロシアとウクライナがなぜ対立しているか?
なぜドイツ経済だけが好調なのか?







すべて読み終えていません。
今年からゆっくり読むようにしていますが…。

ゆっくり過ぎて、読んだ続きは前にさかのぼってから…。
読み返しながらなので…。

本だけがドンドン増えていく!