ギコバン日記

伊藤工設計代表 伊藤 博範の日記。家づくりのお役立ち情報を発信。

誰もが手の届く自然素材と省エネの家

2018-10-10 09:54:36 | 地域型住宅
家をつくるとき、価格や自然素材、消費エネルギーの比較だけでつくることはありません。

その他にも耐震性やデザイン、自然エネルギー、維持管理、他にもいろいろあります。
空間的なつながりも大事なところですが、これから建てられる方の一番の興味は家の間取り(プラン)になるでしょうか。

ここで、あえて「誰もが手の届く」「自然素材」「省エネ」の3つ伊藤工設計で出しているのには理由があります。

この3つだけを考えるものではないのですが…。
今の家づくりは、いずれか一つを大きく捉えた偏った家づくりがおこなわれているように感じます。


低価格重視
低価格をメインに売り出しているビルダーさんがおられます。

無駄をなくし規格化された間取りは、空間的なつながりや外部とのつながりは最初から存在しません。かぎられた敷地の中で出来るだけ部屋数を確保し、返済しやすい家、買いやすい家を最優先させているとしか言いようがありません。

建物は法的にクリアしているかもしれませんが…。
ここには住空間や暮らしの楽しみ、省エネの考えは最初からないようです。

暮らす家ではなく、泊まる家といってもいいのではないでしょうか…。


自然素材重視
「アウトドアは大好きだし、その延長で暮らすことが出来る家に住みたい!」「木の家に住みたい!」「薪ストーブを楽しみたい!」とあこがれをイメージさせる家づくりもあります。

庭の緑があり室内も木が見えて、すごく落ち着きます。部屋の空間と、薪ストーブを楽しむ時の空間は私もあこがれますが…。

自然素材系で問題なのは…。
何でも自然がいいと思っているところにあります。

断熱材も自然、気密は考えなくていい、むしろ隙間があった方がいい、夏暑く、冬寒いのは多少仕方がない、それが体にいい…自然なのだといいます。

一般の方には知られていないだけで「自然素材」=「エコ住宅」・「体にいい家」ではないのです。

自然素材の家はエコ住宅とは言えないと専門家の方に言われて久しいですが、気密確保は必要ない、高性能な窓はいらない、環境にも負荷をかけているのです。

これから自然素材系ビルダーも高気密・高断熱の自然素材と変わるでしょう。
気密・断熱にお金を掛ける分、価格があがり、予算に余裕がある方しか建てられなくなり、一般の方からは手の届きにくい家に変わっていきます。

高気密高断熱重視
レベルの高い高気密高断熱住宅をつくっているところも最近多くなってきました。
Q1住宅以上だ!G2レベルを余裕でクリアしている…。

健康で快適になるのはいいことですが…。
高レベルになるほど価格が上がっていき誰でも建てられる家からは遠ざかっていきます。

住空間はどうか!
全体的に無機質な家が多いように思います。
空間自体も楽しくない、マンションに入っているような空間が多いように見受けられます。

木などの自然素材を利用すると家自体が軟らかくなるのですが…。
高気密高断熱に取り組んでいるビルダー(つくり手)は自然素材は扱いにくい、ということで苦手な方が多く、空間・仕上げが貧弱になってしまうのです。

誰もが手の届く自然素材と省エネの家
ビルダー(つくり手)は「売り上げをあげる家」ではなく、地域に合った「誰もが手の届く家」を提供しなければなりません。



価格や自然素材、高気密高断熱の「ことば」を売り物にし、家をつくることではありません。

家づくりは建てる方の予算に対し、50~60年のスパンで住まい手の安全と快適のベストバランスを提供することだと思います。

私がつくった地域型住宅(gb・un)は誰もが建てられる最低のレベルです。
最高ではなく最低のレベルです。

せめてこのレベル・考えで建ててほしいのです。

1.木の家はみやぎ材を中心で建てる。
2.耐震性は耐震3レベルで検討する。
3.UA値(外皮熱貫流率)0.40が基準。
4.冬は太陽のエネルギーをいただく。
5.しっかりと気密と断熱を確保する。
6.10・20年後を見据えてプランする。
7.家は一つの部屋である。
8.変わった形にしない。
9.50年後の光熱費の差額を確認する。
10.何事もシンプル!



これが基本的な誰もが手の届く自然素材と省エネの家の考えです。
予算が余ればグレードを上げていけばいいのです。

将来を見据えプランをつくり、空間を楽しめる居心地のいい家を建て主様ご自身がまずイメージを膨らませていただければと思います。

値上げのお知らせが届きました…

2017-12-12 18:52:32 | 地域型住宅
輸入木材価格が上昇し、国産材への切り替えが多く、品薄傾向にあります。

北米や東南アジアから輸入する木材の不足感が強まり、住宅に利用する輸入木材が上昇しています。

原因は7月のカナダの山火事だそうです…。
そして、米国内では堅調な住宅需要が続き、米国産丸太の需給が引き締まっているとのこと。
米国ではハリケーン被害のからの復興需要もあって、今後も価格の上昇が続くと見ています。

米松製材大手の中国木材(広島県呉市)は11月から米松KD平角を1立方メートル当たり2千円値上げしました。

カナダの山火事の影響と原料高・運賃上昇が急で値上げをせざるを得ない…。と言うことです。

マレーシア東部のサラワク州で7月に木材の伐採増税や輸入制限を始めた結果、現地での丸太の伐採量が制限され、夏場に成約した合板で、まだ船積みされていない物も多いそうです。合板の国内在庫は低水準が続いているとのこと…。


建築用断熱材、15%値上げへ ダウ化工(2017/3/18付け新聞)

建築用の断熱材の製品価格を21日出荷分から15%引き上げ。
原材料の価格上昇分を転嫁するとのこと…。

木材や断熱材メーカーの他にも春先にかけて、値上げが予想されます。
原材料UPや山火事等もありますが…。

残業ができない等で人件費のコストUPが関係しているとみていますが…。
働き方改革は必要ですがコストUPになるようでは…意味がないと思っています。



完成見学会終了と5原則

2017-09-19 17:34:00 | 地域型住宅
完成見学会が無事終わりました。
台風の影響もほとんどなく…よかったです。

今回の家はgbスタイル仕様!

2階の天井は杉のパネルと構造材の梁がすべてあらわし、1・2階の床は桧材(節つき)蜜ろうワックス塗り仕上げ+高気密高断熱仕様(UA値:0.47)!







「誰もが手の届く自然素材と省エネの家」、伊藤工設計の「らしさ」がよく出ていたと思います。

見学された方は、この家を…受け入れていただいたと感じました。

これに満足することなく、次に向けて進んでいきたいと思っているところです。

次回は10月、見学会を行なう予定になっています。

原点に戻り、5原則と地域住宅をもう一度確認しているところです。



5原則と地域型住宅
「5原則」とは何でしょうか?

これを唱えたのはアントニン・レーモンドです。チェコに生まれ、後にアメリカ国籍を取得した建築家です。F.L.ライトの助手として旧帝国ホテルの建築に携わっていて、約40年を日本で過ごし、各地に名建築を残しました。

レーモンドは日本建築の優れた要素を設計の「5原則」としました。
1.「単純さ」2.「正直さ」3.「直截さ」4.「経済性」5.「自然さ」です。

そして、住宅は外から見られるものではなく、住む人の生活を大切にした、簡素なたたずまいの中にある豊かな空間づくりが日本建築の特徴だと…。

西洋人から見て、そう感じたのでしょう。


私達も今、地域型住宅をつくっています。

時代はずいぶん経ち、変わりましたが…。

日本の気候風土は変わりません。


今の地域型住宅も、この5原則にあてはまります。

「5原則」を自分なりに補足したいと思います。

1.「単純さ」(Simple)とは
構造体、形をシンプルにするということは。かかる力も明確にするということに繋がります。
プランをシンプルにするということは、ここちよさの広がりにつながります。

つくる側の都合で決める単純さとは違います。
出来るだけシンプルにするということは設計上難しい作業になり、そこに真剣に取り組んでいるかということです。
真剣に取り組んだ「単純さ」は力の流れや造形に美をもたらします。

2.「正直さ」(Honest)
気候風土や立地条件に合った家になっているか…。
同じ地域でも風が強い場所、雪が多い地域、いろいろあります。
資料だけの判断・基準レベルではなく、足を運び、周辺環境を体で感じ取り、それが設計に表現されなければならない。

3.「直截さ」(Direct)
「○○風の家」は日本に環境にはなじみません。
まわりくどくなく、シンプルで品があること。
これは日本建築の原点です。

むかしから在ったかのように…。
周辺になじんでいるような家でなければなりません。

4.「経済性」(Economy)
地域材を利用し環境負荷の低減を考え、家づくりを行なわなければなりません。
材料やエネルギーを無駄にしないことは当然です。
ですから家はブランドや高級イメージを持つ必要がありません。

ランニングコストを含め、誰もが手の届く「家」を提供しなくてはいけません。

5.「自然さ」(Nature,Natural)
自然の素材、自然のエネルギーを利用し、それに感謝できること。
近くの木と近くに住む人達が家をつくり、次の世代が活躍できるステージを用意できることが自然のことでなければならないと思っています。

そして、家にいて自然体でいられることは明日の活力を見出します。
それが「自然さ」だと考えます。


グラスウール断熱材

2017-01-27 13:03:18 | 地域型住宅
弊社で利用している断熱材はグラスウールです。
UA値:0.42タイプが小屋下300mm、壁で120mm厚を利用しています。




グラスウールの原料は珪砂、石灰石、苦灰石、長石、ソーダ灰等です。
これらを溶かして繊維状にしたものに接着剤を吹き付けて加熱形成します。

日本だけでなく北欧や北米、ドイツなどで多く利用されています。

かつては発がん性やカビを問題視する方が多かったのですが…。
最近では取り上げる人はいなくなりつつあります。

国際がん研究機構の発がん性分類において、グループ2Bに分類されていましたが
近年、見直しが行われ、その他の断熱材と同等のグループ3に分類されたからだと思います。

グループ1 :ヒト発がん性
アスベスト、ホルムアルデヒド、たばこ、アルコール飲料
グループ2A:たぶんヒト発がん性がある
       紫外線、ディーゼル排気ガス
グループ2B:ヒト発がん性がある
       コーヒー、ウレタン、スチレン
グループ3 :ヒト発がん性に分類し得ない
       グラスウール、ロックウール、ポリエチレン、ポリウレタン、お茶、
       カフェイン
グループ4 :たぶんヒト発がん性がない
       カプロラクタム

お茶と同じレベルの発がん性となっています。

カビ等の問題は、まだ断熱の施工方法が確立していない時の初期の建物にみられたものが言われています。

グラスウールが結露し、ずれ下がったり…。
防湿層、気密層、空気層などがなかった45年ぐらい前の話です…。

グラスウールを利用しているのは価格に対しての性能がよく、防火性もあります。

一次製造エネルギーは大きいようですが…。
回収された空き瓶や生産工場内の破棄ガラス繊維をリサイクルし、再利用できることは良い材料だと思います。

基礎断熱とは

2016-12-09 13:48:37 | 地域型住宅
私が小さい頃は抜けた歯を基礎にある換気口めがけて投げ込んだ!という記憶があります…。

このような床下換気口は最近見かけなくなりました…。
(歯はどうすればいい?)

見かけ上は換気口がありませんが、同じく床下を換気する理由で基礎と土台の間に基礎パッキンなるものを利用して床下を換気する工法。

そうすると断熱の気密は床下でとることになります。
これを床断熱といいます。



基礎断熱とは…
基礎コンクリート外周部、土間コンクリート下に断熱材を設置する工法です。

土台の下に気密材を設置することで外気を遮断し気密が保たれます。外部からの湿気の影響も受けません。

基礎に換気口があれば通気しますので外部空間となりますが基礎断熱は換気口がないので室内空間と考えていいのです。






メリット
1.床断熱よりも高気密化をはかりやすい。
2.基礎の土間コンクリート部分を蓄熱層として利用できる。
3.床下に外気の侵入がないので床下エアコン暖房が利用できる。
4.床下空間を収納として利用できる。

注意点
1.新築後2年間ぐらいは基礎コンクリートから湿気が放出しますので排出する工夫が必要です。

省エネに貢献することは間違いなしですが仙台市周辺では、まだ基礎断熱の採用は少ないようです。

岩手や青森、北海道になると、基礎の断熱材の厚さは変わりますが基礎断熱が主流となります。


「海のみえる家」完成見学会が終了しました

2016-09-12 17:17:19 | 地域型住宅
完成見学会が無事終了しました。



たくさんの方に観ていただきました。
ありがとうございました。

どの部屋からも海を眺められる立地条件に、みなさん羨ましかったことと思います。





誰もが手の届く、自然素材と省エネの家!

また、見学会でお会いできればと思います。


「海のみえる家」完成見学会 ご案内

2016-09-08 14:42:27 | 地域型住宅
前回の川平の家完成見学会から2カ月が過ぎました。
今回は七ヶ浜町にて完成見学会を開催します。

今回の建物は…
すべての居室と浴室から海を見渡すことができる、素晴らしい立地に建築しました。



浴室を2階に配置し、浴槽に入りながら海を楽しむことができます。

仕様は前回の建物と同じgbスタイルですが2階に浴室があるので高さ等一部変更しています。
外壁はサイディングではなく、シラスそとん壁を塗りました。

また、サッシは樹脂製(Low-e+アルゴンガス)で気密がよく、強い海風に対応しています。
すこし予算がある方にはお勧めします。

断熱気密性はH25年省エネ基準の1・2ランクUP以上が最低でも必要と言われています。
今回も2ランクUPの北海道レベル(以上)になっています。

耐震性も通常建築基準法の1.6~2.0倍の耐力壁を確保していますが
今回は強い海風対策としてバランスを考慮し、3.0倍近く確保しているところもあります。


しかし、各性能値以上の数字を確保すれば、果たしていい家になるのでしょうか…。

周辺環境に合った空間構成や木のぬくもり・自然素材もやすらぎの住まいには大事な要素のはずです。
将来的な部屋の使い方も含めいろいろ考えなければなりません。
しかも誰もが手の届く価格帯で。


空間のつながりはどうなっているのか?
海は部屋からどう見えるのか?

自然素材でつくる省エネの家を観ていただければと思います。



5原則と地域型住宅

2016-08-01 17:15:03 | 地域型住宅

「5原則」とは何でしょうか?

これを唱えたのはアントニン・レーモンドです。
チェコに生まれ、後にアメリカ国籍を取得した建築家です。
F.L.ライトの助手として旧帝国ホテルの建築に携わっていて、約40年を日本で過ごし、各地に名建築を残しました。

レーモンドは日本建築の優れた要素を設計の「5原則」としました。
1.「単純さ」2.「正直さ」3.「直截さ」4.「経済性」5.「自然さ」です。

そして、住宅は外から見られるものではなく、住む人の生活を大切にした、簡素な佇まいの中にある豊かな空間づくりが日本建築の特徴だと…。

西洋人から見て、そう感じたのでしょう。


時代はずいぶん経ち、変わりましたが…。

日本の気候風土は変わりません。


私たちは地域型住宅をつくっています。
地域型住宅は、この5原則に当てはまると考えています。

「5原則」を自分なりに補足したいと思います。



1.「単純さ」(Simple)とは
構造体、形をシンプルにするということは。かかる力も明確にするということに繋がります。
プランをシンプルにするということは、心地よさの広がりに繋がります。

つくる側の都合で決める単純さとは違います。
出来るだけシンプルにするということは設計上難しい作業になり、そこに真剣に取り組んでいるかということです。
真剣に取り組んだ「単純さ」は力の流れや造形に美をもたらします。

2.「正直さ」(Honest)
気候風土や立地条件に合った家になっているか…。
同じ地域でも風が強い場所、雪が多い地域、さまざまです。
資料だけの判断・基準レベルではなく、足を運び、周辺環境を体で感じ取り、それが設計に表現されなければならない。

3.「直截さ」(Direct)
「○○風の家」は日本の環境には馴染みません。
まわりくどくなく、シンプルで品があること。
これは日本建築の原点です。

むかしから在ったかのように…。
周辺に馴染むような家でなければなりません。

4.「経済性」(Economy)
地域材を利用し環境負荷の低減を考え、家づくりを行なわなければなりません。
材料やエネルギーを無駄にしないことは当然です。
ですから家はブランドや高級イメージを持つ必要がありません。

ランニングコストを含め、誰もが手の届く「家」を提供しなくてはいけません。

5.「自然さ」(Nature,Natural)
自然の素材、自然のエネルギーを利用し、それに感謝できること。
近くの木と近くに住む人達が家をつくり、次の世代が活躍できるステージを用意できることが自然のことでなければならないと思っています。

そして、家にいて自然体でいられることは明日の活力を見出します。
それが「自然さ」だと考えます。



量産会社のZEHレベルの比較と地域型住宅は?

2016-05-20 15:23:41 | 地域型住宅
ZEHとは1年間のエネルギー消費量がネット(正味)でゼロである住宅のことです。消費するエネルギー量と自宅で創ったエネルギーの量の差がゼロかゼロ以下になるという意味です。

量産会社は積極的にZEH化を進めていて、新しい商品を出しています。
新建ハウジングに掲載されているUA値、構造、価格を紹介します。

S社、UA値:0.60強、木質、ZEH以外も含めた戸建新築平均3706.3万円、141.77㎡
D社、UA値:0.56以下、軽量鉄骨、―
S化、UA値:0.50以下、2×6、62.5万円/坪から
P社、UA値:0.60以下、軽量鉄骨、標準本体価格2931万円、130.46㎡
T社、UA値:0.60以下、鉄骨ラーメン、参考本体価格3361万円、136.83㎡
M社、UA値:0.43、2×6、参考本体価格3447万円、166.91㎡
S社、UA値:0.45、木造、ZEH以外も含めた戸建新築平均3410万円、39.5坪


性能的にはUA値で0.43~0.6強ですが、大体は0.6以下をクリアすれば…。
ということでしょうか?

たぶん、関東・関西地域(5・6地域UA値:0.87)の外皮強化型ゼロエネルギー住宅(経済産業省補助対象)UA値が0.6以下となっていますのでここに合わせているものと思われます。

なので、以前よりは強化されたということではありますが…。
レベルは高くありません。

軽量鉄骨系はやはり気密や断熱の取り方が難しいのでしょうか…。

全国共通の商品ということを考えると…しょうがないことなのでしょう。


価格は面積・仕様が同じではないので一概には比較できません。

蓄電池・ソーラーパネルはどのぐらいで設定されているのか比較はできません。

断熱性が悪ければメカ(ソーラーパネル等)で強化するということになると思います。


S社さんの直近の平均1棟単価は3566万円(平均坪単価83.3万円)だそうです。
(面積は不明です)

地域型住宅1.3(UA値0.41)をZEH化して簡単に計算しても1000万円ぐらいの差がでてくるものと思われます…。


量販店というと…。
大量に「もの」をつくるので価格が下がるのだと思います。
「お値段以上○○○」のフレーズが出てきますが…。

住宅の場合、手仕事の多い方が価格は低く…。
大量に工場生産される住宅の方が高くなることには疑問が残ります…。

地域型住宅グリーン化事業の活動

2016-05-13 10:25:20 | 地域型住宅
1.近木職GG(地域型住宅グリーン化事業グループ)の総会

5/10(火)、16時より総会を行ないました。

工務店の代表、木材、建材等の構成員の方に集まっていただき、H27年度の反省点・改善点を話し合いました。



H28年度の地域型住宅グリーン化事業の募集が始まりましたので、
反省点・改善点を踏まえ応募したいと思います。

今年度も100万円等を建て主様に還元できればと思っています。


2.近木職GGセミナー

引き続き工務店さん向けの勉強会です。

今回は、「仕事のヒント」と「心眼力」です。

「ピンチはチャンス」=「ピンチはクイズ」に置きかえて…
いくつか参考になる「言葉」を紹介しました。
仕事のヒントになれば幸いです。



3.近木職会議

5/12(木)、18:30より近木職会議を行ないました。
この会議は、設計・工事の進捗状況や工程・行事等の説明・報告をする場としています。



内容は・・・
1.住宅市場と地域工務店は?
・ZEHについて、新エコラベル「BELS」
・量産会社のエコハウス戦略加速
2.設計進捗状況
・今計画していていつ頃着工になるかを説明しています。
3.工事進捗状況
・各新築工事と補修等の日程の説明をします。
4.活動等
・ホームページが新しくなります。
・標準断熱仕様1.6・1.3の説明。
・H28宮城県産材利用エコ住宅普及促進事業について
・H28国交省地域型住宅グリーン化事業について
・蜜ろうワックス塗り体験会について
・完成見学会について

職人さん・業者さん皆さんがそろって現場で会うことはありません。
基礎工事をしているときに仕上げの業者さんは入りません。

一つの建物をつくるのに全然顔を合わせないで出来上がるようになってしまいます。
意思疎通がとれていればいいのでしょうが…。

会議では工程等の他に今度建てる方についても説明します。
個人情報がありますので詳しくは説明できませんが考え方・暮らし方・家族・思いなど話します。

職人さん・業者さんには直接は関係ないかもしれません。
他の現場もあるし…。

でも、出来るだけ話せる範囲で話しをしています。
気持ちが「手」に伝わらないはずはありません。

量産会社と地域工務店の違いはここにもあると思います。