星港、香港、そして上海流れ旅

シンガポールから香港へ、そして上海で働くことになったオジさんエンジニアの日常

冬用コートのオーダー

2011年12月18日 | 日記
来週は-22℃の長春へ出張。
しかし仕事に着ていくコートがない。
店を探しに行ったのだが、案の定サイズが無いという問題が・・・。
しかし、上海なら買うより作る方が安いのだ。
同僚がユニクロでトレンチコートを買ったら、800元だったというから
目標はそれ以下で作りに行ってみた。

場所は上海南外灘軽紡面料市場。
中国語教室に体験入学したからか、最近中国語がやたらと耳に入ってくる。
地下鉄に乗っても「次は○○」のアナウンスで声調を勉強したりしている。
それだけ抵抗が無くなって来たのだと思う。だから以前七甫へ行った時の
ような緊張もなく、沢山ある店をのぞき込んで値段を聞いたり、コートの
材質を聞いたりして、だいたいの相場は分かった。ただ、ここから値段の
交渉だから、更に安くして貰うつもりだけど。
あと分かったのは、トレンチコートは生地が薄いので、これから寒くなる
上海には向いていないらしい。少なくとも2月までは、もう少し厚手の
生地の方が良いらしい。更にそれの2枚重ねってのもあって、これは
値段も高いが暖かくてお勧めとのこと。

10軒以上回って、一番おばちゃんの愛想が良くて、デザインも気にいった
店で試着と値段の交渉。自分は暑がりなので、2枚重ねは要らない。
色は黒に近い灰色で、デザインはトレンチコートのような感じ。ベルトは不要。
寒さ避けのために襟をたてられるように。
太っちょなのと、寒さ避けの為にダブル仕上げ。
見本のコートがカシミア仕立てだったので、それと同じということにして、
値段交渉開始。
おばちゃん「800元」
俺「(よし、覚えてきた中国語で)请便宜一点吧」
おばちゃん「じゃ、幾らなら買うの?(と、電卓を渡す)」
俺「500元」
おば「無理無理。700元」
俺「550元」
おば「いい生地なんだよ、カシミヤだよ。これが最後650元」
俺「600元」
おば「あぁ、分かったよ。ブツブツ。」

寸法を測りながら、
おば「わぁ、本当にでかい。これなら1.5倍は貰わないと、700元」
俺「分かった、ここまで出す。620元」
と、交渉終了。後はデポジットを渡して、来週土曜日にはできあがる予定。
下にジャケットを着るので、少しゆったり目にリクエスト。
受け取り時に、本当にカシミアかどうかの最終確認をせねば。

ユニクロのトレンチが800元だから、値段は安くなった。あとは仕上げが
どんな感じかにもよるが、見本通りなら大丈夫だろう。
時期の関係か、トレンチのような生地のコートは、殆ど並んで居なかった。
やっぱりウールかカシミア仕立ての厚出のコートばかり。
トレンチの値段は、一声で500元ぐらい。300元台は確実で、粘れば
300元の前半までは何とか行けるかも。やっぱりユニクロより安いね。

中国で生きていくには、やはり交渉が出来ないとあかん。
中国語を勉強するモチベーションにしよう。













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