星港、香港、そして上海流れ旅

シンガポールから香港へ、そして上海で働くことになったオジさんエンジニアの日常

家政婦のミタは、いつ上海に来るのか

2011年12月22日 | 日記
 あまりというか、著作権的には真っ黒な話なので、気に入らない人は
読み飛ばして頂くようにお断りしておく。

 上海だけでなく、日本人(だけでもないかも)が自国以外に居住して
自国のテレビ番組を見たい時、特にテレビドラマを見たい時には、
昔はビデオテープ、今はDVDで販売される物を楽しむことが多い。
販売といっても正式ルートでリリースされるのは数ヶ月先になるので、
たいていの場合はテレビ番組を録画して、それを違法にコピーして
1枚幾らで売り出すのだ。中国ではパッケージまで綺麗に作って、
DVDの表面にも綺麗に印刷を施して、パッと見は本物に見えるほど
しっかり(?)とした作りなのだ。

 偽DVDのリリースには何段階かあって、まずはTVを録画した物を
マスターにしてコピーを作成する方法。これはリリースが早いが
画質が悪かったり、ニュース速報などが全て録画される欠点もある。
織田裕二が主演していた「外交官なんたら」のDVDなんかは最悪で
東日本大震災発生時に録画したのか、画面の隅に震災情報が表示
されたままリリースされたらしい。少しは気を使えよと思ったが、
それが中華クオリティ。怒るだけ無駄である。
 次にリリースされるのは、日本でそのドラマがDVDで発売された
物のコピー。画像は綺麗で、特典ディスクもあったりするので
これはこれで売れる。ただし、先行版で見た人は当然買わないので、
買い遅れた人かコレクター向け。お笑いや映画のDVDは、基本的に
この段階からになる。ここまで、大体15~16元程度。
日本人が多く住むエリアではこの値段。沢山買えば単価は下がるらしい。
日本人が少ないエリアでは8元程度で買えるので、単価を下げても
結構儲かっている筈だ。
 更に進むと、動画ファイルを圧縮して、2枚程度に詰め込んだのも
発売される。たった2枚に連続ドラマのシーズン1~4が入っている
ので、画像はすごく荒い。ただし値段は一番安い。1枚5元程度。

 そして「家政婦のミタ」。昨日の最終回では視聴率が40%越えだとか。
水曜日が最終日のドラマ、上海ではいつ頃リリースされるのかな。
私の予想では、今週末には店頭に並ぶと思っているのだが。
遅くとも来週の始め。正月休み用に需要も増える筈だから、一気に
売りさばくと見ている。さて、暫くDVD屋の店頭ポスターに
気をつけてみよう。


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