以下はチョサッケンゴニョゴニョ系の話なので、気分を悪くされる
方はスルーでお願いします。通貨単位は元で、1元=12円が目安です。
(なお、内容は法律違反を助長するつもりはなく、あくまでも現状を
まとめたものであり、購入したものも確認のみで破棄してある事を
申し添えます。)
上海だけでなく、中国では日本のテレビや映画、もちろんアメリカの
テレビドラマや映画のDVDが売られている。
当然というか偽物なんだけど、リアルタイムでテレビが見られない
駐在員たちにとってはある意味必需品になっているので、駐在員が
多いエリアにはそんなDVDを売ってる店が多く存在している。
例えば日本のテレビドラマを例にすると、DVDは3種類存在する。
1)日本でドラマがDVD化された後、作られたもの。
これは、テレビを録画した訳ではないので、ニュース速報などが
画面に表示されることはない。コピーの方法次第では、一番画質が
良いと言われる。パッケージもしっかりしている。
DVD自体にしっかりとカラー印刷がされているし、ボックスもしっかり
作られている。本物に近いかもしれない。
2)日本でテレビ放送された物を録画し、それをマスターに作られたもの。
これは逆に、ニュース速報や「この番組はご覧のスポンサーの提供で・・」
というのが画面に表示されたりする。ただし、本放送で問題になって
DVD化されていない番組(例:北川景子主演のモップガール)などは
この方法でしか入手できなかったりする。パッケージは1)と同じレベル。
3)2)を圧縮して、1クールをDVD2枚程度にまとめたもの。
これは店では販売されず、ほとんど露天商が売っているもの。
リヤカーに大量のDVDを積んで売り歩いている。リヤカーに積んでいるのは
問題があれば直ぐに移動できるため。
パッケージは簡単で、ボックスには入っていない。ただし、DVD自体へは
ちゃんとカラー印刷が施されている。
圧縮された画像なので、画質はそれなりと言われている。
値段は
1)DVD1枚あたり8元から10元
例えばドラマ1本あたり6枚ぐらいでボックスになっていることが多く、
その場合は60元となる。たくさん買えば1枚あたりの単価が下がるので
50元ぐらいになることもある。だから、たいていの客はまとめ買いが
多い。ちなみになぜかお笑い関係のDVDは単価が高く、1枚15元ぐらい。
2)値段は1)と同じくらい
3)DVD2枚セットで10元
1枚あたりの単価は5元なので、3枚組なら15元。
1)と比較すると、ドラマ1本あたりの値段は1/4となる。
当然というか、これも場所と客によって値段はバラバラ。
駐在員だと分かると吹っ掛けてくるし、こちらが欲しい素振りをすれば
値段交渉も渋くなる。逆にこっちが中国語を駆使出来たり、常連だったり
すれば安く買える事もある。あとは駆け引きだが、店で商売している場合は
客がドンドン来るので、別に買わないならそれでもイイよって態度。
あまり値段交渉もできないし、してくれない。
3)の露天は逆に値段交渉可能。向こうも売りたいし、いつ移動しなければ
ならないか分からないので、焦りもある。3セット買うのでまけろって交渉は
可能。
実は先日、あまり日本人が行かないような商店街に行った。商店街というか、
軒先に店が沢山並んでいるような場所。日本のアニメは人気があるので
こっちで字幕付きで売られる事が多く、その中に混ざって日本のドラマも
並んでいたので値段を聞いてみた。販売形態は、3)のスタイル。
値段は1セット2枚入で8元。まけてくれよというと、7元になった。
そしてその先20mも進んだ場所に別の店を発見。そこで値段を聞くと、
1セット3元(!!)だと。物は同じみたい。おそらくさっきの店では
日本人と見抜かれて、吹っ掛けられたらしい。ということは、3)の
仕入れ値は少なくとも2元以下。あるいは1元以下かもしれない。
露天商が10元で売っても利幅は大きいのだ。同じことはDVD屋でも言えて
仕入れ値1元以下の物を数十元で売れれば、店も出せる筈だよ。
1)と2)には更に仕掛けがある。
通常日本のテレビドラマは、コマーシャルを抜くと45分程度。
DVDには高画質でも2時間録画できるので、1枚には2回分収録可能。
しかし、枚数を稼ぐために1回分しか入れていない事が多い。
さすがに全て1回分しか収録しないのは気が引けるのか、最初の
数枚は2回分収録し、そのあとで水増しする感じ。
例えば1クール10回のドラマなら、初回30分延長でもDVD5枚に
収まるはずなのだが、水増しをされているのでDVD7枚組みで売られている。
なかには20分のドラマ10回分を、6枚組まで薄めた物も。
収録時間にかかわらず、枚数が増えればその分値段も上がるって寸法。
本当に商売上手だぜ。
今日も今日とて、DVD屋には駐在員(日本人に限らず)が多い。
いつ規制が入るか分からないので、見つけたDVDは「一期一会だ」と買う
人が多いので大繁盛だ。ほかの市では取り締まりが強化されたそうで、
買えなくなったと嘆いていた。上海もいずれはそうなるのだろうが、
たとえ締め付けが厳しくなっても、裏ではちゃんと商売を続けるの
だろうと思う。それがチャイナクオリティ。w
方はスルーでお願いします。通貨単位は元で、1元=12円が目安です。
(なお、内容は法律違反を助長するつもりはなく、あくまでも現状を
まとめたものであり、購入したものも確認のみで破棄してある事を
申し添えます。)
上海だけでなく、中国では日本のテレビや映画、もちろんアメリカの
テレビドラマや映画のDVDが売られている。
当然というか偽物なんだけど、リアルタイムでテレビが見られない
駐在員たちにとってはある意味必需品になっているので、駐在員が
多いエリアにはそんなDVDを売ってる店が多く存在している。
例えば日本のテレビドラマを例にすると、DVDは3種類存在する。
1)日本でドラマがDVD化された後、作られたもの。
これは、テレビを録画した訳ではないので、ニュース速報などが
画面に表示されることはない。コピーの方法次第では、一番画質が
良いと言われる。パッケージもしっかりしている。
DVD自体にしっかりとカラー印刷がされているし、ボックスもしっかり
作られている。本物に近いかもしれない。
2)日本でテレビ放送された物を録画し、それをマスターに作られたもの。
これは逆に、ニュース速報や「この番組はご覧のスポンサーの提供で・・」
というのが画面に表示されたりする。ただし、本放送で問題になって
DVD化されていない番組(例:北川景子主演のモップガール)などは
この方法でしか入手できなかったりする。パッケージは1)と同じレベル。
3)2)を圧縮して、1クールをDVD2枚程度にまとめたもの。
これは店では販売されず、ほとんど露天商が売っているもの。
リヤカーに大量のDVDを積んで売り歩いている。リヤカーに積んでいるのは
問題があれば直ぐに移動できるため。
パッケージは簡単で、ボックスには入っていない。ただし、DVD自体へは
ちゃんとカラー印刷が施されている。
圧縮された画像なので、画質はそれなりと言われている。
値段は
1)DVD1枚あたり8元から10元
例えばドラマ1本あたり6枚ぐらいでボックスになっていることが多く、
その場合は60元となる。たくさん買えば1枚あたりの単価が下がるので
50元ぐらいになることもある。だから、たいていの客はまとめ買いが
多い。ちなみになぜかお笑い関係のDVDは単価が高く、1枚15元ぐらい。
2)値段は1)と同じくらい
3)DVD2枚セットで10元
1枚あたりの単価は5元なので、3枚組なら15元。
1)と比較すると、ドラマ1本あたりの値段は1/4となる。
当然というか、これも場所と客によって値段はバラバラ。
駐在員だと分かると吹っ掛けてくるし、こちらが欲しい素振りをすれば
値段交渉も渋くなる。逆にこっちが中国語を駆使出来たり、常連だったり
すれば安く買える事もある。あとは駆け引きだが、店で商売している場合は
客がドンドン来るので、別に買わないならそれでもイイよって態度。
あまり値段交渉もできないし、してくれない。
3)の露天は逆に値段交渉可能。向こうも売りたいし、いつ移動しなければ
ならないか分からないので、焦りもある。3セット買うのでまけろって交渉は
可能。
実は先日、あまり日本人が行かないような商店街に行った。商店街というか、
軒先に店が沢山並んでいるような場所。日本のアニメは人気があるので
こっちで字幕付きで売られる事が多く、その中に混ざって日本のドラマも
並んでいたので値段を聞いてみた。販売形態は、3)のスタイル。
値段は1セット2枚入で8元。まけてくれよというと、7元になった。
そしてその先20mも進んだ場所に別の店を発見。そこで値段を聞くと、
1セット3元(!!)だと。物は同じみたい。おそらくさっきの店では
日本人と見抜かれて、吹っ掛けられたらしい。ということは、3)の
仕入れ値は少なくとも2元以下。あるいは1元以下かもしれない。
露天商が10元で売っても利幅は大きいのだ。同じことはDVD屋でも言えて
仕入れ値1元以下の物を数十元で売れれば、店も出せる筈だよ。
1)と2)には更に仕掛けがある。
通常日本のテレビドラマは、コマーシャルを抜くと45分程度。
DVDには高画質でも2時間録画できるので、1枚には2回分収録可能。
しかし、枚数を稼ぐために1回分しか入れていない事が多い。
さすがに全て1回分しか収録しないのは気が引けるのか、最初の
数枚は2回分収録し、そのあとで水増しする感じ。
例えば1クール10回のドラマなら、初回30分延長でもDVD5枚に
収まるはずなのだが、水増しをされているのでDVD7枚組みで売られている。
なかには20分のドラマ10回分を、6枚組まで薄めた物も。
収録時間にかかわらず、枚数が増えればその分値段も上がるって寸法。
本当に商売上手だぜ。
今日も今日とて、DVD屋には駐在員(日本人に限らず)が多い。
いつ規制が入るか分からないので、見つけたDVDは「一期一会だ」と買う
人が多いので大繁盛だ。ほかの市では取り締まりが強化されたそうで、
買えなくなったと嘆いていた。上海もいずれはそうなるのだろうが、
たとえ締め付けが厳しくなっても、裏ではちゃんと商売を続けるの
だろうと思う。それがチャイナクオリティ。w