妖怪大戦争

本来なら子供が観る類の映画は観ない主義だが、エンケンが出ているとあっては主義も曲げねばなるまい。
いや、エンケンだけではない。
石橋蓮司、佐野史郎、豊川悦司と、かなり触手が動く役者が勢揃いしているのだから、観ないでどうする。

そんな訳で、レディース・デイを利用して友達と観てきた次第です、『妖怪大戦争』を。
夏休みでお行儀の悪いお子たちで賑わう中、いい歳した女ふたり、浮いてたと思う。

しかも笑うトコ、微妙に違うし。

だって私が観たいのはエンケンであって、ちゃちなヌイグルミの小動物チックな妖怪と坊やの心の交流なんかはどうでもいいんだもん。

で、肝心のエンケンは大天狗。
あの鼻は絶対、絶倫だぜ～などと盛り上がりながら観ていたのだけど、
お、出てきたと思ったら出番５分で終了。

…私、こんな感じ、前にも経験したわ…
そう、『アビエイター』を観にいった時。
ジュード・ロウを観る為だけに行った、あの時と同じだわ
…３時間中、５分しか姿を現さなかったあの時と…

素で妖怪オーラ出まくりの佐野くんも期待を裏切って人間の役だし、そうなるともう、

栗山千明のパンチラしか楽しみないじゃん。

あと高橋真唯の太腿。

ま、なんだかんだ言いながらも、私たちはトヨエツ久々のハマリ役に満足して劇場を後にしたのでした。
でもパンフ、７００円もしてエンケンのコメント、あれだけなの？

ちなみに個人的に一番良かったのはごぼう天のシーンです。
友達はトヨエツの尻だそうです。

で、結局、大天狗はどうなったの？機怪にされたの？誰か教えて…（涙）