正しい腐女子のあり方として、好きなアーティストやらアクターやらの誕生日は勝手にお祝いをするのが常。
今年も例に漏れず、彼の誕生日を祝いましたよ。
もう65歳ですってよ、この方。
「燃えよ!ピンポン」は未見ですが、
今年も一回でも多く、踊りまくる彼をスクリーンで観られますように。
スティーヴ熱に浮かされて、弟君のレナード衛藤さんのライヴに行って来ちゃいました。
今回は元Yellow Monkeyのアニーこと菊地英二も出演ということで、アニーファンの友人と。
一応、チケットに整理番号が入っていたのですが席は自由席。
なので思い切って最前列スティーヴ前に陣取りました。
トモくんのツアー中もほとんど同じポジションだったので、妙に落ち着く感じです(笑)
早く会場内に入ってしまったものだから、開演まで持て余し気味。
ステージ中央に和太鼓がセッティングされていましたが、薄闇の中、青白く光るさまはまるで満月のような美しさ。非常に印象的な光景でした。
この日は妙にトイレが近かった私、ついコーヒーやらお酒やら、利尿作用のあるものを摂取してしまい、開演直前にトイレに立つ緊急事態に陥ったのですが、「時間になっても始まらないし」と、高をくくっていたら絶妙のタイミングでライヴ始まってしまいまして(苦笑)
戻ってみたらステージ上はアニーだけがプレイしてましたが、さすがに最前列でしたから、結構焦りました。
レナードさんのコトも、彼の音楽もまったく知らない、真っ白な状態で臨んだ次第ですが、まずレナードさんの屈託のない笑顔にヤラれました(笑)
快活そのものといった感じで、見ているこちらも自然に笑みがこぼれてしまうような笑顔ですね。
そしてプレイもスゴイの一言。ステージから近かったせいもあるのかも知れませんが、圧倒的な迫力。特にスティーヴ、アニー、レナードさんの三人で叩きまくる場面は息を飲んで見つめていました。
途中でヴァイオリンの太田恵資さんが加わって幻想的な空気で何曲か演りましたが、一曲弾くごとに弓がボサボサになってまして、これまた印象に残ってます。
アットホームな雰囲気の、良いライヴでしたね。
レナードさんのMCがあんなに面白いとは思ってなかった。
まあ、スティーヴが奇妙なのは毎度のことだと思うけど(笑)
50歳目前とは思えない、相変わらずイカシたスティーヴでした。
このメンツでまたステージがあれば是非行きたいと、友人とも大いに盛り上がった一日でした。ホントに楽しかったなぁ
おバカ三兄弟が繰り広げる、珍道中、その中にちょっとジーンとくるお話で味付け。
そんな内容。
余談ですがB型の私はインドにちょっと憧れています。
国民の大半がB型らしいじゃん、インド。
ああいう列車の旅も楽しそう。
冒頭で10分ほどの「ホテル・シュヴァリエ」という短編の、全裸に靴下姿というナタリー・ポートマンに惑わされてしましましたが、なかなか面白い映画でした。
その短編の劇中、ナタリー・ポートマンが「何て言う曲?」と訊ねてましたが、バックで流れていた曲、雰囲気があって非常に良かったですし。
そして眼鏡をかけたエイドリアン・ブロディがえらいジャーヴィスっぽくて釘付け。
トランクス率が高くて更に気になってしまった(笑)
彼の鼻の形が苦手なので好きな俳優にはなりえない…かな。
でも正直映画の内容よりもサントラの方が気になってたりします。
予告から気になっていた作品だったのですが、いやぁ、期待を裏切らずに面白かった。久々に手に汗握る映画でした。
メンズデーだったせいか、作品の内容のせいなのかは判りませんが、館内は8割くらいが男性。月曜日の昼下がりというのに珍しくほぼ満席状態の中で観てきました。
異なる8人の視点から、物語が再現されていくという話は聞いていたので、なんとなくこういうものかと想像してはいたけれど、何度も巻き戻されるとさすがに「またかよ…」と、ちょっとうんざりしたのも事実。
でも、様々な角度から事件の検証をするって、こういうコトなんだろうなと。
確かに面白かったけれど、何度も観るような映画ではないかな。
初めて観てこその技法、そしてストーリーという感じ。
まず取材に来ていたテレビ局の視点から始まります。
生中継の番組作りの裏側が見られて興味深い。
敏腕女性ディレクターにシガニー・ウィーバーが扮してます。
そして再び12時に時間は戻り、シークレット・サービスのバーンズからの視点へ。
このバーンズ役のデニス・クエイドが、男汁溢れるシークレットサービスを熱演。
デニス・クエイドといえばメグ・ライアンの元夫。離婚時にはオージー・ボーイに嫁を寝取られた気の毒な男扱いでしたが、結構彼にも問題があったとかなかったとか。
最近では、年末近くに産まれた双子の赤ちゃんが、医療ミスで生命の危機にあった(現在は順調に育っているようで)というニュースが思い浮かびますが、私、この人の出演作ってあまり記憶にないんですよね…というか、恐らく観てません。
仕事柄、ゴシップ記事には敏感なんですけど(笑)
で、このバーンズが非常によかった。
大統領を守って銃で撃たれた過去を持つシークレットサービスなのだけど、他の仲間達からは撃たれてからあいつはノイローゼだなんだと陰で言われてまして。
確かに冒頭では「この人大丈夫?」と不安に思えるような調子ですが、これがどうしてどうして、徐々に実に頼もしいオトコとして映ってくるわけです。
最後の場面では、大統領と言葉を交わす場面でちょっと涙が出そうになりました。
そして、次は旅行者のフォレスト・ウィッテカー演じるハワードさん。
「ラストキング・オブ・スコットランド」での狂気を孕んだ危うい雰囲気は微塵もなく、善良を絵に描いたような人でした。ただ、あまりにもいい人ぶりが強調されすぎていたような気も。正直、彼が何故一人でスペインまで旅に来たのかなんて、どうでもイイやと思って観てましたから…個々の背景が語られないからこその、この物語のスピード感がありますからね。
と、こんな調子で登場人物の視点で何度も12時に時間が戻され、少しずつ犯人が見えてくるというモノ。
予告編で裏切り者がいると知っていたので、序盤でアイツが怪しいと気がついてしまうのが難でしたが(言動がね、かなり分かるんですわ)、謎解きも面白く、特に後半の大統領の視点以降はアドレナリン出っ放し。カーチェイスもハンパなく、どんなドラテクじゃ!と何度も突っ込みを入れたくなる凄まじさでした。
私個人としては、今年になってから観た作品では一番楽しめたかと。
上映時間が短かったのも良かった。長けりゃ良いってもんじゃありませんから。