偏愛日記

映画、音楽、時々野球。偏った視点で綴る腐女子的日記です。

THE COLLECTORS/東京虫BUGS

2008-01-21 23:46:34 | 音楽
日本のKINKS、コレクターズの新譜。昨年末に出てたのに入手したのは年明け。
しかもトモくんの仙台公演まで聴かずに封印してました。
だって絶対コレクターズばっかり聴くに決まってるんだもの。
その仙台へ行った際に立ち寄ったタワレコにサインが飾られてまして。私達が行く三日前、1月12日にインストア・ライヴがあったようです。くぅ~、生ひさちん逢いたかった…(涙)
それからはもう、コレクターズばかり聴いてます、悔しいから。

前回は加藤くんが書いた曲ではないアルバムだったし、さらにその前はベスト盤とカバー・アルバムだったので、加藤くんの曲に飢えてました。
で、案の定、まんまと加藤ワールドにヤラてしまいました。
ほんと、この加藤ひさしという人間の作る音はなんでこんなに私のツボにストライクなんでしょう。
1曲目の「たよれる男」からハート掴まれっぱなし。
青臭い歌詞あり、社会派な歌詞もあり、胸を震わせるラブソングあり、多様な内容。
さすがポップ・マエストロ、ほんとに中毒性の高い捨て曲なしの作品です。

個人的には加藤くんが歌うスウィートなラブソングも捨て難いけど、コータローがヴォーカルを取っている「青春ノークレーム ノーリターン」なんか最高です。こういうちょっぴりワイルドな歌詞は加藤くんよりコータローの方がハマるよね。
ちなみにライナーの写真でコータローが着てるツェッペリンのTシャツ、多分私とお揃いです(笑)

「ロックンロールバンド人生」もドキドキ感が堪らないわ~
こういう曲を聴いちゃうと、もうコレクターズファン、止められないって実感します。

そして最後に爽快な「ツイスター」で締め。
47歳でこんな良い意味で青臭い歌詞が書けるなんて、加藤ひさしは天才かもね。

このアルバム、年末に聴かないでホント良かったわ。
ヘヴィーローテーションなんてもんじゃないから。
まだトモくんのライヴが残ってるのにヤベぇよ